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お客さまが間違えた事例  
スイッチチェンジで「アサーティブ」に問題解決


スイッチチェンジを可能にするDESC法を使ってアサーティブ・トレーニングしてみます。

D=Describe(描写する)
E=Express(表現する)
S=Specify(提案する)
C=Consequences (結果を伝える)

遠い関係を近いものにしていくのがアサーティブです。
これを目的にしてどうずれば達成出来るか、具体的な目標ができます。目標を達成するために、言葉、態度、表情の使い方、つまり(アサーティブなスキル)が効果を発揮します。

アサーティブ、アサーティブはテクニックではなく、どのように目標を達成するか、心の在り方なのです。
心の在り方が人と人をつなぐ架け橋になっています。

アサーティブなスイッチチェンジをする上で、言葉、態度、表情の使い方に心が宿ったときに、ひとの心を動かします。

アサーティブ、アサーティブの在り方

 

事例研究

車検の受注をいただいたサービスステーション。
ところがお客さまが仕上がり日を間違え、予定より早く受け取りに来店されました。
さあ、どうする。という状況です。

「伝えてあったのに、!」感情的になりやすい場面です。

D)描写=「お客さんの間違いだ」
E)表現する=「ちゃんと聞かない相手が悪い」
S)提案する=「もう一度出直してもらうしかない」
C)結果を伝える=「申し訳ありませんが、もう一度出直してください。」
しかし、この場面で大事な事はどちらの言い分が正しいかではありません。お客様に、ここに注文してよかったと安心してもらえること。また次も注文したいと思っていただけるようにWIN-WINが目標です。そこで見方を変えてスイッチチェンジで目標達成に向かいます。


スイッチチェンジ

アサーティブなスイッチチェンジ

目標

D)描写=「お客さんの間違いだけど、気の毒だ」
E)表現する=「喜んでもらえるようにする」
S)提案する=「お手数ですが、後1時間だけお待ちおただけますか」
C)結果を伝える=「今日も乗って帰っていただけるのでご安心ください」

アサーティブ。アサーティブなアクション

お客さま 「午前中にできあがるって言うから、来たのに。まだ出来てないのか。」

スタッフ「お客さま、恐れ入りますが、受注伝票を拝見できますか」

お客さま「持ってないんだ、どうなってるのか、調べてみて。岡田一郎です。」

スタッフ「岡田様ですね。ありがとうございます。早速お調べいたします。少々、お待ちいただけますか」

スタッフ「お待たせいたしました。岡田様。2日にご来店いただきありがとうございます。確かに車検を承っております。私どもの記録伝票には、お引き渡し時間は5日午後となっておりますが」
「確かに」がお客さまに安心していただくと共に信用を高めます、
お客さま「4日って言わなかった?」

スタッフ「岡田様。点検の結果、××に不具合があり、部品の取り寄せに3日いただいておりました。お渡しは5日午後の予定ですが、工場に状況を確認してみます。
「5日午後の予定ですが、」断定しないで、問い合わせをして問題が発生していないか、まず確認する。(問題が発生していたら、それも含めてどうするか最善を考えて対処する)。問題がないことを確認した上で、早くお渡し出来ないか、確認する
スタッフ「お待たせいたしました。岡田様、本日5時までにこちらに届くように手配しました。あと1時間ほどありますが、お手数おかけしますが、お時間つぶしていただけると助かります。


お客さま「そうか。待つのはいいけど、急がしても申し訳ないな。明日午後でいいよ。」

スタッフ「何度もお手数おかけします。こちらに届きましたら携帯電話にご連絡させていただきます。」
相手目線で具体的な意味のある「お手数おかけします。」を使う、「申し訳ありません」の方が誠意があるように錯覚されやすいが、そうではないことに注意。

 

 

3つの事例で考える「アサーティブ」ということ。 実践アサーティブ アサーティブ・アサーティブのための尊敬語・謙譲語・丁寧語

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「ゲンキポリタンのビジネスアサーティブ・プロジェクト」は、自分と他者を同じように大事にしながら、WIN-WIN(ウィンウィン)な関係を構築する自律型結果志向恊働主義をご提案しています。

アサーティブに似た言葉には【アサーション Assertion】【アサーティブ  Assertive】【アサーティブネス Assertiveness】があり、それぞれ微妙に意味が違います。

【アサーション Assertion】遠い関係のものが近づくようにする活動
【アサーティブ  Assertive】自他ともに大事にする表現をする
【アサーティブネス Assertiveness】自他ともに大事にされた実感の持てるWIN-WINな関係性

アサーティブがいまほど問われる時代はありません。厳しい経済状況、精神性の崩壊、価値観の混迷などに切り札として機能するのは、アサーティブ、アサーティブ、それを職場に活かすことで得られるメリットをご紹介しています。「ゲンキポリタンのビジネスアサーティブ・プロジェクト」は矛盾のない世界をご提案します

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