■アサーティブの基本について
人づきあいを深めるようにし、必要であれば他者へ援助を求めることをためらわない。
自分の権利を守るために「いや」と言いたい時は率直に伝える。相手にもそれを許すことをためたわない。
相手から話しかけられるのを待つのではなく自分から会話を始めたり、目標を設定して、達成に努力するなど、積極的に自分を表現する。
一方で他者のそれらも大切にしてあげて、受容する態度を尊重してあげる。
それは別の言い方をすると、他者に依存しない、限りなく自立することを意味しています。
人の作った世界には、同じ原理が働いています。
その原理に逆らって、努力をしても報われません。
人の関係は感情的であると同時に合理的なものです。正しいコミュニケーションを行うと芳し関係が構築できます。
感情に支配されて感情的な行動をすると、せっかくの関係も破綻します。
皆さん言葉に結構無頓着ですが、正しい行動を行うには、日常的に使う言葉の定義づけを正しくするのは欠かせません
なぜならどんな行動にも目的があるからです。
行動の基準となっている考え方が間違っていると、正しい行動ができなくなり、不合理な努力することになります。
考えるという作業は、言葉を使って行いますが、言葉の意味が違っていると誤解や誤った行動につながってします。
例えば親子といっても解釈は人によって違います。
親子は服従するものと思い込んでいる人もいれば、平等だと考える人もいます。
また服従にも、平等にも、いろんな形があります。
「ウチは仲がいい」と言っても事情が全く違うことも起るのです、
チームワークという言葉があるように、家族やビジネスの現場では、みんなが共に働き役割を分担しています。
でも チームワークってどんな意味でしょうか?
日本語だから同じ意味に解釈していると思いがちですが、決してそんなことはありません。
正しい行動を行い、芳しい結果を獲得するためにも、自分で言葉の整理をしておきたいものです。
その上で、他者(ひと)とコミュニケーションするときは、よく聞き、自分の意見を伝えるようにしたいものです。
アサーティブの考え方を家庭、職場や教育の現場で生かそうというのが、じぶんぢから再生プロジェクトの中心的な提案です。
アサーティブを学ぶ
INDEX 目次に戻る
|