人は誰でも、自分の内側で声にしない「ひとりばなし」をしています。
「あの人、いつも明るくポジティブ、アサーティブで素敵だな」
「あの人は、頑固でなかなか考えを曲げないな」
前者の場合なら、近づきたいと思い、そのチャンスを伺う事になるでしょう。
後者の場合なら、話したくないと思い、敬遠するでしょう。
真実とは関係なく自分のイメージで決めつける、思い込むことが少なくありませんが、それを決定付けているのが「ひとりばなし」です。
やがて「ひとりばなし」は行動になって表れます。
「ひとりばなし」の怖さは、誰の制約も受けない点です。自分でもそれが分かっているので、自由に話せます、
そこに落とし穴があります。誰も聞いていなくても、自分が自分に話しかける「ひとりばなし」で、自分の気持ちがどんどん作られていくからです。
ポジティブでアサーティブ、WIN-WINをポリジーにしている人なら行動に表れ、現実の成果に向かいます。逆にネガティブな傾向がある人なら、「ひとりばなし」もネガティブです。
日頃、どんなにアサーティブになろうと意識を心がけていても、誰にも聞こえない「ひとりばなし」でネガティブなことを話ていたら、台無しです。
誰も聞いていないから、いいだろうでなく、自分の目的に最適な「ひとりばなし」を意識しましょう。もし、目的に反する言葉がこぼれそうなら、軌道修正します。
そのときに使うスキルがDESC法を使ったスイッチチェンジです。
つまり意識を変える技術を使って、気持ちを変えます。
D=Describe(描写する)
E=Express(表現する)
S=Specify(提案する)
C=Consequences (結果を伝える)
DESC法は、以上の4つで構成されています。
使い方の参考事例はこちらに記載していますので、参考にしてください。
ここでは、「ひとりばなし」の怖さについて、ご説明しました。
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