アサーション・トレーニング(Assertion training) とは、自分と相手、お互いのアサーティブ権(人権)を尊重した上で、自分の意見や気持ちをその場にふさわしく表現出来るようにするトレーニングです。
アサーション・トレーニングと言うと、なんだか特別に難しいことをするように感じたりしますが、日本では昔から大切にしてきた考え方です。
鎌倉時代から明治時代にかけて活躍した近江商人(おうみしょうにん)は商いの発展は「三方よし」にある、つまり「売り手よし
・ 買い手よし ・ 世間よし 」を信条としてきました。
アサーションも「三方よし」も同じ理念です。
私たちは誰もが「共同体」に属して暮らしています。共同体は個人の集合。つまり個人が良くなければ共同体も良くならない。互いに補完し合う関係にあります。
アサーションの学習方法はいくつがありますが、アサーションの マスター方法には、トレーニング(契約)、セラピー、トレーナートレーニングがあります。
このうち、セラピーは心理療法、特に社会恐怖、対人恐怖、親密な共依存関係に深く隠蔽されることが多い被虐待女性(バタードウーマンのように自己主張に困難を感じている人を対象に用いられることが多い。
トレーナートレーニングは臨床心理学を基礎にしたトレーナーになるためのトレーニング です。
ソーシャルスキル・トレーニング (Social Skills Training:略称 SST) は、認知行動療法の1つと位置づけられています。生活に生じる様々な困難な問題を
コミュニケーション技術の側面から解決する技法のことです。アサーションはそのひとつで、コーチング、問題解決技法などとも関係があります。
アサーションは統合失調症の解決から、学校教育まで幅広く活用されています。アサーション・トレーニングは、そのトレーナー育成を目的をしたものです。
ゲンキポリタン が展開しているパーソナル・アサーションは、先述したアサーション・トレーニングと主旨が違い、個人生活を豊かにすることを目的としていて、自己実現に必要なスキルを身につけていただきます。
マートワンで主催しているビジネス・アサーションに於いてはWIN-WIN(ウィン・ウィン)な満足を獲得するために、どうすれば効率的なビジネスが展開出来るか、そのためにどんなことをどのようにしたらいいのか。そのために必要なスキルはなにかをマスターしていただくことを目的にしています。
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