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エルヴィス・プレスリー、エルビス・プレスリー、ロック
Rock-a-hula Baby
ロカ・フラ・ベイビー

Rock-a-hula、Rock-a-hula、Rock・a-hula、Rock-a-hula、Rock-a-hula、Rock・a-hula、

rock、rock-a-hula rock、rock-a-hula rock、rock-a-hula rock、rock-a-hula
rock、rock-a-hula rock!

ヒップからずっと指先まで
腰をふるあの娘を見ていると
まるで天国にいるような気分
ゆっくりと揺れるようなあの動き
はっきり言わせてもらうけど
何とも言えずたまらない

*Rock-a-hula baby、rock-a-hula baby
恋人はホノルルのフラダンス娘
僕のかわいいロ力・フラ・ベイビー

Rock-a-hula、Rock-a-hula、

rock、rock-a-hula rock!

愛しのロカフラ娘にどうしてもキスしたいのに
いつもチャンスを逃しちゃう
力いっぱい抱きしめたいんだ
夜通しずっとでも
彼女ときたらダンスに夢中

*2回くり返し

ロックしてやるさ
僕のかわいいロ力・フラ・ペイビー

目にも鮮やかなフラダンス娘が腰をふりふり目の前を蟹のように横に進んでいくさまが浮かぶ極彩色のロックンロール。しかしよく聴けば初期のエルヴィス・ロカビリー・ティストがプンプン。それだけに嬉しくなってしまう逸品であります。

さらにこの曲はエルヴィス映画鉄壁の3大ベイビー弾、驚愕の一発目。この曲をはじめ<ボサノヴァ・ベビー><好きだよ、ベイビー>といずれも作品のコアとなった。しかも劇中、白いジャケットで歌うのも定番。

ハードなロックンロールを、ここまで楽しいポップでローカルな原色で塗りつぶした衝撃は霧の街のロンドンっ子をとりこにしてヒットチャート、ナンバー1。このシングル、本国ではB面がコレで、A面に<好きにならずにいられない>が収録されていた。日本でも随分後になってA面を<好きにならずにいられない>に変えた。このシングルの後、アメリカでは<ボサ・ノヴァ・ベビー><キッスン・カズン><スイムで行こう>などを両面A面というコンセプトでリリースする形をとった。

エルヴィス・プレスリー、エルビス・プレスリー、ハワイアン

オアフ島をはじめハワイ諸島を歩いている白人の多くはドイツ、カナダ、オーストラリアなど旅行者が大半で、アメリカ人は少なめだ。
おそらく世界中の人々の心にエルヴィスという巨大なアイコンを通して『ブルー・ハワイ』という映画は印象深く残っているのではないかと思う。

オアフ島にはエルヴィスのさまざまなグッズやレコードを売っていた店があった。その店は大木の上に作られたものだった。幾たびに必ず寄った。いつも数人の客が見ていたが、価格も高く、あまり売れてる気配はなかった。
ある年、いつものように自然と脚が向いた。道から仰ぐと見えたエルヴィスのポスターがなく、ドアは閉められていた。もう営業していなかった。

タクシー・ドライバーはヴェトナムの人が多い。ヴェトナム戦争の後始末として優先的に入国を受け入れているからだ。いかにのどかなハワイでも、この作品の頃といまでは随分違うように思う。

いまもエルヴィス、マドンナ、マイケル・ジャクソン、リトル・リチャードなどのそっくりサンのディナーショウがある。メインはやはりエルヴィス。ショウのファイナーレは、それにふさわしい<ハワイアン・ドラムソング>だった。全員がステージに揃い歌い踊るパフォーマンスはいかにそっくりサンでも壮観だ。だけど、見終わった後に寂しくなる。素晴らしいパフォーマーたちのせいではなく、自分の問題だ。「エルヴィスの後に出た者は彼のコピーでしかない」と語ったサミー・ディヴィス.Jrの言葉のままに、誰を聴いてもイミテーションにしか聴こえない身体と精神構造になってしまっているのだ。

大きな波がチマチマした人間世界を呑み込み、洗うかのように吠える島で、エルヴィスはコンサートもし、映画も撮った。自然に負けないサムシングがエルヴィスにはあった。メンフィスとハワイはあまりに違いすぎるけれど、どこにいてもエルヴィスはエルヴィス、何を歌ってもエルヴィスはエルヴィスだった。雄大な自然の中に溶け合ってエルヴィスの軌跡は歌声とともに残っている。

<ロカ・フラ・ベイビー>はボクが買った最初のシングル盤だった。それはやはり廃盤扱いのディスカウントで買ったものだったけれど、ポータブルの安物のレコードプレーヤーでそればかり聴いていた。rock-a-hula rock、rock-a-hulaのフレーズがエンドレスのように鳴り響いていた。<好きにならずにいられない>はほとんど聴かなかった。

僕のかわいいロ力・フラ・ベイビー
ロックンロールに理屈もなく、気候もこんなに暑くもなく、とっても幸せな夏だった。
a-hula babyが阿呆なベイビーに聴こえていたが、やはり幸せな夏だった

Rock-a-hula, rock, rock-a-hula
Pock-a-hula, rock, rock-a-hula
Rock-a-hula, rock, rock-a-hula
Rock-a-hula, rock, rock-a-hula
Rock-a-hula, rock, rock-a-hula
Rock-a-hula, rock!

The way she moves her hips
Up to her finger tips l feel l'm heaven bound
And when she starts to sway rve got to say
She really moves the grass around

Rock-a-hula baby, rock-a-hula baby
Got a hulalu from
Honolulu that rock-a-hula baby of mine

Rock-a-hula, rock, rock-a-hula
Rock-ahula, rockl

Although I Iove to kiss
My little hula miss l never get the chance I want to hold her tight
A, through the night 8ut an she wants to do is dance

・ Repeat 2 times

Oh. I gotta rock That hula baby of mine

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