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ELVIS IN PERSON At The International Hotel, Las Vegas |
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1.Blue
Suede Shoes 2. Johnny B. Goode 3. All Shook Up 4. Are You Lonesome Tonight 5. Hound Dog 6. I Can't Stop Loving You 7. My Babe 8. Mystery Train / Tiger Man 9. Words 10. In The Ghetto 11. Suspicious Minds 12. Can't Help Falling In Love |
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ロッカー! このアルバムはこの後に続くライブ盤よりもサウンドはシンプルで、全体に
シャウトしているのがいい。エルヴィスも自らギターを弾いているが、ギター/ジェームス・バートン、チャリー・ホッジ、ドラム/ロニー・タット、ベース/ジェリー・シェフ、ピアノ/ラリー・ムホラベ、リズム・ギター/ジョン・ウィルキンソンがバックを務めている。エルヴィスはこのメンバーとL.Aで1ヶ月に及ぶリハーサルを実施、完璧なバンドに仕上げ、ビッグバンド・ロックンロールの力強いパフォーマンスを聴かせてくれる。あの脳天直撃のピアノマン!グレン・ハーデンはまだ参加していないが終生続くことになるこのバンドのメンバーたちとの演奏はこのディスクが最初のものだ。 |
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<Blue
Suede Shoes >がビッグバンドの奏でるいかにもラスベガスっぽいサウンドのイントロで始まり、エルヴィスが登場、いきなりシャウトするステージは、後に定番となった<ツァラトウストラはかく語りき>とはまた違った趣きがある。 それにしても <Blue Suede Shoes >Blue,Blue連呼には成熟したロッカーの情熱を感じる。続く<Johnny B. Goode >もビッグバンド独特の味わいのなかにジェームス・バートンのギターが冴え激しくロックンロールしているのには嬉しくなる。<Hound Dog >の出だしの声も限界突破ばりに全身で絞り出している。この曲は照れもあってか結構ラフに歌ってるケースが多いように思うのだが、このディスクのものは激しい。この間奏の後のノリ方にも情熱を感じる。ロッカー、エルヴィスの熱い血の香りがつまった1枚。 |
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