自分をじぶんの味方にする 子育て・親育て |
マイルストーン
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マイルストーン(Milestone)
とは、鉄道や道路等の起点からの距離をマイルで表した距離標識のことですが、その考え方を大きな目標やプロジェクトに応用したものです。
日本語でいう一里塚という言葉と似ています。
マイルストーンの方法は、達成したい大きな目標をいくつかの行程に区切ります。
各行程ごとに計画を立て実行します。
完了した行程の結果の検証をして、その必要に応じて次からの行程を修正し、新たな計画を立て再び実行する方法で目標達成を進めていくやり方です。
時間を必要とする大きな目標、プロジェクトは計画通りに進まないのが、ある意味普通です。
だからといって計画通りに進まないを常套句にすると目標の達成は不可能です。
そこで、計画を絵に描いた餅にしないために、障害発生を折り込み済みにすることが現実的だといえます。
その見直しの契機とするタイミングをマイルストーンに設定します。
つまり全行程から逆算した上で、目標達成上、必ず厳守したい大きな節目をマイルストーンとしてスケジュールに設定するのです。
マイルストーンで見直し、思うようにいかない場合には、計画の調整によって行動することが余儀なくされます。
だからといって始終計画を変更していると目標は空中分解します。
計画に則った行動ができて、遅延、未達が起こらないように、しっかりした計画を策定します。
その上で狂いが生じないように、仮に狂いが生じても、遅延、未達が起こさず、乗り越えられるように、マイルストーンは念入りな計画をさらに念入りにする計画と考えてください。
共同作業が発生する場合には、マイルストーンとする節目を相手の作業行程のなかに設定することがあります。
子育ては大きなプロジェクトです。
しかも子どもが成長するにつれて共同作業の色合いが濃くなります。
目標、期限を成人までとして、成人式がプロジェクトの最終日としましょう。
全行程を年度ごとに区切り、目標を設定しましょう。
目標が達成できるようにしっかり計画を立てましょう。
その上で、どこにマイルストーンを設定するか、その大きな節目で見直しをしながら、着実に達成するようにしましょう。
あせりは禁物。決して感情的になることのないようにしましょう。
子育ては子どもをコントロールすることではありません。
子どもと共に親である自分が成長することで、自分も、子どもも、周りの人も、心底から肯定できるようになっていくことです。
マイルストーンは、スケジュールを円滑に進めるために欠かせない概念です。
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