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ライフスキルの基礎的スキルに<自己認識スキル>があります。これは主に自身の感情を認識するスキルです。寛恕の認識は目的意識と密接に絡んでいて目標設定スキルストレスs対処スキル に影響を与えています。考えても仕方のないことを考えて 時間を浪費することは、自分の力の垂れ流しです。 さらにライフスキル全般の力をパワーダウンさせる原因になっています。

ライフスキル したいこと したい生き方

■意欲の累積、不安の累積

 いま、この瞬間に求める結果を出すには、「よし、やるぞ」という意欲がf不可欠。
やる気があっての行動と、仕方なしの行動では、行動の結果の累積であるプロセスの違いで、最終的な結果に大きな違いが出てしまうのは当然です。

 しかし、一つ一つの意欲の違いが生じる現場での瞬間の小さな違いは、取るに足らないように思えて気にもされないものです。ところが、その意欲の累積に向かい合ったとき、人は愕然とします。
この違いは、どこで、どのようにして生じたのか、それに気づいても、想像するに留まるだけで、手のほどこしようもなく、ただ見過ごすして、能力あるいは人間性の違いのひとことで完結させようと試みます。

赤の他人であれば、その乱舞な試みも成功しますが、身近な人であった場合には、嫉妬と苦痛の種になります。
意欲の違いの正体は、なにか?ひとことに要約すれば「不安の処理の仕方の違い」

内なるモチベーションに突き動かされた行動と、インセンティブに動かされた行動においても、やはり意欲の違いによって持続力にも違いが生じます。同じく、知識や技術があっても、心の力とも言うべき意欲が弱いと自分を使いきれない不完全燃焼の切実さが残ります。意欲は自尊心と二人三脚。自尊心は不安に弱い。不安が人を防衛的にする。逃げるが勝ちは間違った思い込みでしかない。

 じぶん力と共振し完全燃焼させる力。
 それが心構えです。 

 心構えとは、自分の力を整えるものです。
 自分と自分が持つ道具を最良の形で使うための心の力、
 つまり心構えこそ自尊心ではないでしょうか。
 自分を大事にする力は、自己肯定力(自尊感情)そのものといえます。

自尊心とは、心構えであり、生き方であり、働き方、学び方を支える力です。
自分にとってはプライド、他者からみればモラール、共通認識としての意欲。
誰がどう呼んでも、それらは使うほどに自分と自分が持つ道具を磨くものです。■働き方のこだわる幸福

しかし、目標がなんであれ、未知なことに、ストレスと難易度を強く感じる、自分にはできないと考える人がいます。あるいは、あなたが部下を持っている場合、部下の中には実績にも人にも無関心な人がいたりします。こんな人を部下に持てば、ストレスは絶え間なしに発生します。あるいは、あなたが誰かの部下の場合でも同じです。

 仕事をしていると数値や数値目標を達成する手段についての言及は大いにあることです。その一方で心構え、働き方は当人のモラールとして、言及されることは以外と少ないのではないでしょうか?他者に踏み込むことは、言うのも言われるのも、楽しい話でない場合が多いからです。結果は、どこか違う場所からやってくるものではなく、人の行動のあり方そのものですから、人についての関心の乏しさは、人が育たたない一方で依存心が強くなり、成長の強固な鏡の壁になります。

 ですから、働き方についてポリシーを持ち、社内の人々を通じて社外にまで浸透させようと躍起になっている会社に在籍している方は幸福です。
それは決して普遍的でない人間に、普遍的な事実から、最良の心を移植するかのようにして心の力を養ってくれる会社だからです。このようにライフスキルを育てる機会は、本当はどこにでもあるものですが、それ以上に不安から逃げるために消費や遊興に注目している現実は自尊心を弱めるだけなので注意が必要です。

 

■ したいこととしたい生き方

人には望むに生き方があります。生き方と一口にいっても、次のように3つの選択肢があります。

● したい生き方
● しなければならない生き方
● できる生き方

ほとんどの人は、どれか一つを選ぶのではなく、混在していると思います。さらに、別の次元の基準があります。 
● したいこと
● できること
● しなければならないこと

これらは、生き方とは、別の次元のことですが、切り離して選ぶことは出来ません。

● したい生き方
● できる生き方
● しなければならない生き方
は、心の力の問題。

● したいこと
● できること
● しなければならないこと
は、技術の問題。

 「したいこと」と「したい生き方」は別なのです。
したい生き方をしながら、したいことをしているのが一番ストレスのない暮らし方です。しなければならない生き方で、しなければならないことをしているのがストレスの高い暮らし方です。このような暮らし方で、やりがいを持つのは困難です。

まず「しなければならない生き方」を「したい生き方」に変えることが最初の一歩です。
「したい生き方」で「できることをする」か「したいことをする」にします。
したい生き方は誰にでもできることではないと思われますが、「したい生き方」は、心のあり方なので、もっとも自分でコントロールのできる自由度は高いのです。実は「したい生き方」にいろいろあるわけではないのです。

「したいこと」「なりたい自分」ができないために「できることをしている」「なれる自分」をしている場合は少なくありません。
「したい生き方」で、「しなければならないこと」をすることはあまりないと思います。
「したい生き方」がはっきりしていたら、「しなければならないこと」という受け身の発想は消えてしまうからです。

主体性のある生き方のもとでは、することも主体性をもちます。
主体性は責任を引き受ける態度となって具現化し、自尊感情(自己肯定感)を育みます。
いま若い人の働き方の問題になっているのは、「したい生き方」と「したいこと」の認識が混ざってしまっているからではないでしょうか。

デザイナーになることは生き方ではありません。
デザイナーになるには、それ相応の技術を身につけないとできません。ところがそういう学習をせずに、デザイナーとして生きている人の生き方だけに憧れる。しかし、その憧れは正しい認識をした結果かというとそうではないのですよね。

第三者が生き方として見ているものが、実は生き方ではない。生き方は節制と努力の中に無言の内にこめられたもので、場合によっては憧れの対象である本人でも意識していません。だから本当につきあってみないと外からは分からない。

では暮らし方かといえばそうでもない。「暮らし方=生き方×したいこと」ですからね。
では、なにかといったら幻想でしかない。
幻想が起こるのは、「したい生き方」と「したいこと」が認識できていないからです。
その結果、しなければならない生き方で、しなければならないことをしているか、
あるいは、したい生き方で、しなければならないことをしていることになっている。

いろいろ事情はあるのでしょう、仕事がないというけれど、条件も環境も悪くないのに、求人で苦しんでものすごい費用をかけても、それでも来ないという会社がたくさんあります。
したい生き方をしながら、しなければならないことをしているというのは、どうなんでしょうか?
主体性が意識できている人ならコントロールできますが、主体性が身につかないまま気ままに暮らしていても、不安が強く、ストレスが高いということです。

だって、これ以上ない生き方しているのに幸福ではないわけですから、どうしていいのか、わけが分からなくなってもおかしくありません。
「できる生き方」で「できること」を黙々としている人からしたらあり得ないことに映るのも無理はありませんが、妥当かどうか別にして、苦しんでいる人にしたら、やっぱり苦しいわけです。

こどもはなぜ自由がないかというと、良心と良識に裏づけされた行動ができないからです。主体性とは、自由を意味しますが、自由とは共同体に通用する良心と良識に他なりません。共同体に通用しない価値観は決して誰にとっても幸福には通じません。なぜなら人は自分の存在価値を認めてもらいたい生き物だからです。毎日、それを求めていきているからです。

ゴールデン・ルールは、心のあり方に投入して、自分の存在価値を働き方、学び方、遊び方、生き方そのものにするルールです。

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ライフスキル 福井県福井市足羽川

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自分のスタイルを身につける/ゴールデンルール

マイプロジェクトで選ぶゴールデンルールは次の7つのなかから選びます。
それぞれのルールに、関連するライフスキルを記載しています。

自分と周囲の人を尊重し励ます
 コミュニケーションスキル (効果的コミュニケーション ・対人関係)


プロセスに注目する  自己認識スキル(自己認識・共感性)

決めたことは責任をとる  意志決定スキル(意志決定・問題解決)

できるまでやる 意志決定スキル(意志決定・問題解決)

いまこの瞬間に集中する 意志決定スキル(意志決定・問題解決)

理想と現実の差をうめる目標を選ぶ
 目標設定スキル(創造的思考・批判的思考)


感情的な行動をしない ストレスマネジメントスキル (感情対処・ストレス対処)

ゴ−ルデンルールを自分のものにする手法が「ゴ−ルデンルール星取り表」です。とっても簡単、いますぐに始めることができます。

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歌旅-中島みゆきコンサートツアー2007- [DVD]
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音楽を聴きながら
  ライフスキルを考える

意地はり、見栄はり、一日が行く、当たって砕けて一日が行く、
道なき道をおろおろと探しているんです・・・あいにく、本日、未熟者。わたくし本日、未熟者。 中島みゆきさんの歌声が気持ちいいです。

<本日、未熟者>は絶品。ライフスキルの不足にため息つくより、むしろ不足があることが元気をくれる。ひとは完全ではない、万能の神ではない、だから生きることが楽しい。
<本日、未熟者>は目標の輝き、きらめきと、そこに向かうすべての人に勇気づける。そしてマネジメントという素晴らしい贈り物を感じさせてくれる。あいにく、本日、未熟者、だからマネジメントする。

自分は毎日、この曲を聴いている。



自分を好きなる作法/ライフスキル講座はこちらから

 

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