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ホーム>ライフスキルを育むマイプロジェクト>ライフスキル いまこの瞬間に結果を出す意味

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ライフスキルのなかでも自己認識スキルは基礎的なスキルです。自分の感情を認識するスキルで、ライフスキルすべてに影響します。
感情潤いを与えます。それは小川のせせらぎのようです。川の流れは心を癒すけれど、洪水は心身にダメージを与えるのと同じです。川の様子は目で確認できますが、自身の感情を認識するのは容易ではありません。


  ライフスキル 自己認識スキル

いまこの瞬間に結果を出す意味


次のような態度は責任を果たそうとしない態度です。

● 目標を達成するための行動を想像するといやになる。
● 成功するやり方を聞いたりしたが、実行はしていない
● そのやり方は過去にも取り組んだが、いつの間にか元のやり方に戻った。
● 自分の習慣は、良い結果につながらないけれど、変えようとしていない。
● やらないといけないのは分かっているが、他にやる方法もあるのではないかと思う。

これらは、「達成したい」と思う以前の「考えている状態」です。
責任は現実ですので、向き合っていないと、現実との間で不調和がうまれます。
つまり、できない、うまくいかない状態がひどくなります。

通販チャンネルを見るとダイエット関連のものが多いのに気づかれているでしょう。
健康器具、スポーツジム、サプリメントを販売している業者にすれば、そういう人が多いから、自分たちが繁盛、成功しているのだと認識しています。
じぶん力を味方にしないで、回り道をしている証しだと見ることもできます。
くやしいことですよね。

結果は「行動の結果」です。
行動は選択の結果です。
行動の間違いを未然に防ぐ手段の一つは、いまこの瞬間に結果を出すことです。
いまこの瞬間の行動が間違っていると結果も出ません。
小さな結果を大切にすると、いまこの瞬間の行動に関心を払うようになります。
たとえば手紙を書きたい。このときにテレビが目の前にある。
自然にテレビに関心が移り、手紙に集中していないと、30分で書けるはずの手紙が30分しても書き終わらない。
ケータイがメールを受信する。返信する。
いつの間にか出かける時間が近づいて来て、手紙を書くのをやめる。
出かけるのには5分ほど早いので、テレビを集中して5分見る。
1時間が混沌とした状態で過ぎていきます。

結局、手紙は書けませんでした。また次の機会に先送り。
先送りした次の機会も同じように過ごせば、また先送りです。
いまこの瞬間の行動を意識していないばかりに、小さな結果を大切にできないのです。
やりたいこと、しなければならないこと、やったほうがいいことがあっても、期限を切らないと責任ある行動はできません。

期限のない目標は目標になりません。
目標のない人には、あったほうがいい問題もなくモチベーションの必要性もありません。
やる気が起こらない構造を作っているのは自分に他なりません。
この単純な仕組みを意識していないと、目標、計画、マネジメント、モチベーションがそれぞれ一人歩きしてしまい、難しいと錯覚しがちです。
行動しないと、判らないことは判らないまま。
そこで実態を度外視して、難易度が高いと評価してしまいます。
問題はそれに留まりません。
メリハリのない意識と行動によって、もっと大事な<境界>に影響を及ぼしています。
境界とは、わたしとあなた、私の気持ちとあなたの気持ち、私の身体とあなたの身体、さらに、こちら側と向こう側、これとそれ・・・
私もあなたも大事、こちら側も向こう側も大事、これとそれも大事・・・
その間にあるラインが境界です。
なんでもないようなメリハリのない行動の積み重ねが、自律心を狂わせて、ユル〜イ感じに麻痺して、越えてはいけないラインを無断で越境してしまうことに無頓着になっていくのです。(「【27】感情と境界」を参照してください)
このような過ちを避けるには、自律心に注目しますが、まずは簡単なことから励行するのがいいでしょう。

・目標はマイルストーンを使った設定
・期限を設定する
・たとえば一作業は5分を単位にする(自分のリズムで設定)
・一点集中のドライ主義
・感情的な行動はしない

 一点集中のドライ主義とは、あれこれしないで一つに集中することです。反対にあれこれすることをウェット主義といいます。
また、ここでいう感情的な行動とは、「ああ、面倒だな。どうしようかな。(後でしょうかな。)」という類いも含んでいます。(後にしたら境界が変更されます)

「ああ、面倒だな。」は感情として認めても、「どうしようかな。(後でしょうかな。)」
は、感情的な行動に移る入口に移動した状態ですので、認めるわけにはいきません。
そのときにはすぐに「やっておこう」と違う場所へ移動します。(行動を変える)
いまこの瞬間に結果を出すとはそういうことです。

こういう行動の仕方をしていたら集中する時に「ながらテレビ」はあり得ません。
つまり、わたしたちには、日常的に基本ベースが

・ステップ1.「なにも考えていない」レベルで暮らしている人
・ステップ2.「どうしょうかな」のレベルで暮らしている人
・スッテプ3.「達成したい」のレベルで暮らしている人
・ステップ4.「達成するぞ」のレベルで暮らしている人
・ステップ5. 「達成できそうだ(次、いくぞ)」のレベルで暮らしている人
5種類の人がいるというわけです。


「達成するぞ」のレベルで暮らす人には同じレベルの人が集まってきます。
「どうしょうかな」のレベルで暮らしている人には、やはり「どうしょうかな」のレベルで暮らしている人が寄ってきます。
会話の内容とお互いの感情がマッチするからです。
それにしても、なによりの特色は、この人種はいつでも自分で変化可能なことです。
マスコミが言うような格差があるなら、本当の格差の比較はこのレベルの違いではないでしょうか?

そうであるなら、仮にあなたが、ステップ3.「達成したい」のレベルで暮らしている人なら、ワンランク、ステップアップして「達成するぞ」のレベルで暮らしている人になるようにしたらいい。
まず、することは、自分がいまどのレベルで暮らしているのか、認識することです。
いま、あなたが暮らしているレベルは、特に理由があってそのレベルにあるわけでなく、先の手紙の事例のように、なんとなくそうなってしまっているだけですが、そのなんとなくに要注意です。
意識の有無は別にして、自分の成長には自分への投資があるものです。

福井県福井市内

「20:60:20の法則」について考えてみましょう。

全体を100として、最初の20%は、自己実現に向けて自分に投資している人です。
次の60%は投資の必要を感じながらも、実際にはしていない人です。
残りの20%は自分に投資することを考えない人です。
私たちの社会で競争に参加しているのは、最初の20%の人です。
学校を例にとれば、この人たちは授業中に勉強している人といえます。
なかには予習をしてきている人もいます。
後の80%の人は教室にはいるものの授業に参加していません。
80%のうち60%は授業中に教室の窓から外を見ている人たちです。
20%は眠っている人です。

この20:60:20の法則と5種類の人種は同じ意味です。
ステップ5〜4のレベルの人が全体の20%、自分に投資(チャレンジ)する人です。
ステップ3〜2のレベルの人が全体の60%。投資の必要を感じながら実際にはしていない人です。チャレンジの必要を感じながら実際にはしていない人です。
残りの20%はステップ1. 「なにも考えていない」レベルで暮らしている人たち。
つまり自分に投資することを考えない人です。
その理由を求めることも大切ではあっても、意味のあることとは思えません。
なぜなら、それを知ったからといって行動が変わるわけではないし、それを知るためにまた時間を費やすのがムダだからです。

それより、 
・準備をする
・とにかくやってみる
・集中する
・あきらめない
・感情的な行動はしない
目標達成の行動に徹する方が効果的です。

 人の一日はどんなに過ごしても24時間です。
寝る時間、食べる時間で8時間使えば、残り16時間、その内、周りの人と共有する時間が8時間だとしたら、残り8時間が自分の使える時間です。
人の一生とはその繰り返しで創造します。

・ステップ1.「なにも考えていない」レベルで暮らしている人
・ステップ2.「どうしょうかな」のレベルで暮らしている人
・スッテプ3.「達成したい」のレベルで暮らしている人 
1〜3のレベルで暮らす人は、ストレスが蔓延している状態で過ごしています。
なんらかのストレスが原因ですので、ストレスの連鎖から切りはなせないのは明白です。
切り離す方法はレベルアップです。

・ステップ4.「達成するぞ」のレベルで暮らしている人
・ステップ5. 「達成できそうだ(次、いくぞ)」のレベルで暮らしている人
レベルアップの実現は、期限を切って期限までに「完成品」を自分に納品することです。

「達成したい」のレベルと「達成するぞ」のレベルはつながっているわけではなく、別世界です。
「達成したい」のレベルでいくら暮らしても、「達成するぞ」のレベルになることはありません。
「いま忙しいの、あなたのグチにはつきあっていられないわ」と自然に自分に言えるようになります。
つまり境界を守る暮らし方です。

反対に、自分のグチを日常的に認めていると、自分が発する他者へのグチも認めてしまいます。
いまこの瞬間に結果を出すことが、感情的な行動を排除する最適な方法です。
いまこの瞬間に結果を出すには、余計なことを考えずに行動をいますぐに起こすことから始まります。
余計なこととは、考えても仕方のないことで、考えても現実に反映されないことです。
現実に反映できることとは、自分の判断で自分が行動できることしかありません。
自分の主体性を取り戻し、暮らしに自分を投げ込めば、責任を果たすこと、つまり責任を果たすために、自分にできることは全部やるくらいの意気込みと実行は人生のこの上ない楽しみになります。
ステップ4(達成するぞ)、ステップ5.(達成できそうだ〜次、いくぞ)」のレベルを疾走しましょう!

 

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クラブウエスト オアシス心斎橋

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自分のスタイルを身につける/ゴールデンルール

マイプロジェクトで選ぶゴールデンルールは次の7つのなかから選びます。
それぞれのルールに、関連するライフスキルを記載しています。

自分と周囲の人を尊重し励ます
 コミュニケーションスキル (効果的コミュニケーション ・対人関係)


プロセスに注目する  自己認識スキル(自己認識・共感性)

決めたことは責任をとる  意志決定スキル(意志決定・問題解決)

できるまでやる 意志決定スキル(意志決定・問題解決)

いまこの瞬間に集中する 意志決定スキル(意志決定・問題解決)

理想と現実の差をうめる目標を選ぶ
 目標設定スキル(創造的思考・批判的思考)


感情的な行動をしない ストレスマネジメントスキル (感情対処・ストレス対処)

ゴ−ルデンルールを自分のものにする手法が「ゴ−ルデンルール星取り表」です。とっても簡単、いますぐに始めることができます。

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