【 目標設定に心がけたいこと】
● 潜在能力も含めて自分の能力を最大限に活用する(創造力)
● 自分の決意に自尊心を持つ
● 自主自立
● チームワーク
● 目標の要素である具体的な課題の設定
こうあるべきという理想がある一方で、判らない現実、できそうにない現実があります。
その狭間に立って現実的と思える判断として「現実」を選択するひとがいます。
すると、判らないことも、できそうにないことも、そのままになります。
これが現実的な判断でしょうか。
理想という点と現実という点を結ぶと線ができます。
線は道なのです。
道がなければ行き止まりです。
道を見いだすのが現実的な判断です。
理想と現実の差をうめる目標を選ぶことは、すべての始まりとなります。
過去の経験を考えないことです。
過去、思うように達成できなかった経験が、自分を鈍らせるなら、それは目標の問題より、実行面での間違いにあることを先に考えましょう。
まずは気持ちを白紙にして目標設定です。
目標設定については、以下の3通りがあります。
●ベビーステップ(自信のない人向け。確実に達成できる低めの目標)
●ストレッチ・ターゲット(背伸びした高めの目標)
●ジャイアントリープ(意識的にとんでもなく高い目標を設定、限界突破)
よほど自信がない、志が低い、あるいは自己認識ができない人を別にしたら、保証のある目標、過去に経験した目標設定(ベビーステップ)からはマンネリを体験することで疲労感を味わうことはあっても、やりがい、満足、達成感は得られません。
顕在化した力では達成できない目標を選ぶ最大の理由は、潜在力まで使うから成長できるという点です。
理想と現実の間に立って「どうしたらできるんだ」と手のつけようのないところで自らのレベルアップを始めることです。
どうしていいのか判らないから、自分の内から創造性を引き出せます。
でもやるのはあなた。キモチだけでは目標達成はできません。
そこで次のことを留意、実行を徹底します。
【 目標設定で実行が欠かせないこと】
● 準備を怠らない。
● 期限の設定
● 計画を真摯に策定する
● マイルストーンの設定と達成
● 目標の要素である細分化した具体的な課題の達成
【 目標設定で起こりやすい問題点】
● 考えただけでイヤになる
● 達成方法を曖昧にする
● 楽しめない
●
チームの場合、参画意識と意欲を高められない
目標設定で起こりやすい問題点の克服こそ、ライフスキルをアップしてすっきりした自分を作ります。ここに掲げた問題は感情的な行動なのです。
つまり考えないでいいこと、考えても仕方のないことを考えて、自分からやる気を奪い取って捨てているのです。あなた自身が、です。
捨てていいんですかね?
お金でも買えないあなたのやる気。
時間をかけて捨てているのです。
お金で買えないやる気を捨てて、そのうさをはらすのに、お金と時間を使う。
ますます時間はなくなり、やりたいことがどんどん遠ざける。
遠ざけた分だけ、またうさをはらすのに、お金と時間を使うというスパイラル。
それを断ち切るのが、ストレッチ以上の目標設定なんですよ。 |
目標達成に向かうプロセスは容易ではありません。
やりたい気持ちと逃げたい気持ち、相反する気持ちの葛藤が自分と他者、自分と自分、他者と他者の間で起こります。
意見の衝突は価値観の衝突であり、働き方の衝突になります。
働き方の衝突は、対価の衝突にもなります。
根底にあるのは、自分の存在価値を認めてほしい気持ちです。
心のコンディションは乱れます。ライフスキルの混乱です。
働き方、学び方など スタイルにどう向き合っているのかが試されます。
目標と自分の間に生じる摩擦の処理の仕方によって、じぶん力の品質が決まります。
瑞々しい自分を知ることができますし、生気のない自分になることもあります。
目標設定力は自分を客観的に観察し、批判するスキルの影響を受けていますので、事なかれ主義に打ち負かされるようなら、自己肯定感が強まることはありません。
ひとはときに他者の願望を取り込み過ぎて暮らすことで、自由な環境が与えられても、それに対応する方法が判らないことが少なくありません。
たとえば無力な子ども時代に、周囲の要求に応えて、無樹期なこどもの心を抑圧して「従順ないい子」で成長した場合などです。 参考
いい子と言われる痛みを知る
自己肯定感は、ライフスキルの基礎であり到達点です。
ライフスキルは使えば使うほど向上します。
ライフスキルが向上するほど、自分を束縛しているのは、自分であったことを心と身体で感じます。それが自由です。
自由とは自他肯定、ひととの交流の構えそのもので、自分の良心と良識に裏づけされています。
俗にいうわがままとは自分に対する良心と良識の欠如でしかありません。
【目標設定が実行できない場合】
●期待より励まし(周りの期待を気にせず、自分を応援する)
● 目標の公言
●
マイルストーンにこだわリ抜く
● 最小単位のマネジメント&コントロール徹底
● 今日することにこだわる(優先順位にこだわる)
マイルストーン、つまり行程の設定と使い方にこだわり、最小単位のマネジメント&コントロール徹底します。
今日すること、いますることと目標を最小の単位にすれば、ひとつひとつ解決します。
このコツ コツとひとつひとつを解決する習慣を身につけることが、何事も最後までやりきる力になります、
理想論だと最初から投げやりになる人には、この発想と習慣が欠けているため、どうしていいのかイメージが判らないため、関わることさえ避けてしまいます。
避ければ(あきらめたら)終わりですので、いつまでも変わる機会がありません。
セルフマネジメント
目標設定〜目標達成のプロセスをベストな状態にするためにセルフマネジメントは欠かせません。
セルフマネジメントについてはこちらを
▲このページのトップに戻る