・みんな面白いこと探していたり、おもしろい生活を望んでいる。
・実際、事実は小説より奇なり。小説や映画以上にエキサイティングでおもしろい。
・人はみんな自分のドラマを持っています。
なのに、毎日を他の人と、同じように同じ色で塗りつぶすなんてもったいない。
・大事なことは自分のドラマを最高のものに仕上げること。
・自分のスタイルこそがナチュラルなくらし。
・人生はいくら心配しても思うようにならないことが多い。
自分のドラマを他人と同じようにして、自分の存在を消し込み、群衆ドラマに変化させることではない。
暮らしに 自分の色をどんどんつけたり、自分のスタイルを持つことは社会への反論ではない。
他人の色にあわせて他人の限界を自分の限界にしては、本当の自分がかわいそう。
花嫁の白は相手の色にあわせることではない。
どんなにしたっていつか死んでしまうなら、変化に富んでいるほうが楽しい。
変化が嫌いになってしまうのは、自分に他人の色を塗って、他人の限界で考えて、他人の目で見るから。
人生はゲームのようで、いくら心配しても思うようにならないことが多い。だから即興で目の前の現実を即興でのりこえることも少なくない。
だからあんまりシリアスに考えても仕方ないこともある。
・考えても仕方ないことがあることを知るのは悟り。
それはあきらめることではないし、どうにでもなれというものでもない。
やるだけやって後は自分の理性の力と行動力に任せる。それができるように普段から遊び心を持ち続けるようにしたい。
ゲンキポリタンで、販売している「リング」は、僕が単身トルコに行って、全く見知らぬ土地で、宝飾職人を探してまわり、創ったものです。
トルコ・リングと呼ばれたりしたバラバラになる指輪。ヒッピー・カルチャ−全盛の頃、ジョン・レノンなんかがつけていたりして有名になりました。それを作ってもらうために、連日嵐のイスタンブールを探しまわって穴蔵のような怪しげな地下工房で交渉を重ねて創りました。
この指輪をどうしても創ろうと思ったのは、女のコが彼氏に「バラバラになった指輪、組み立てよ」って甘えてほしかったからです。彼氏は災難です。
どうすれば組み立てられるのか、考えないといけないからです。早い人で10分、1ヶ月もザラにいます。女のコのために汗を流してほしいのです。
彼氏にしても、彼女にしても、同じ汗流すなら、働いてもっとすてきなブランドのものを買ってあげたほうがマシと思うかも知れません。そういう暮らしもすてきです。
でもその先には「本来の自分」が発見できないままになる危険があります、
しかし、また違う暮らしもあります。本当の自分を失わない暮らし方です。
知恵をしぼって暮らしていくことのすてきはもっとすてきだと思うのです。
しかもそういうことが単発ではなく、重なって行くほどすてきは揺るぎのないものに、変わって行きます。使い込んだ道具のように生活に根ざして行きます。
友人のオーストラリア人は、ホームセンターで。パーツを買ってきて自分で家を組み立てました。屋根だけクレ−ンが必要だったので、業者や友人に手伝ってもらいました。
なんだが、「北の国から」の黒板五郎さんのよう。
カップルの会話がうわさ話やゴシップなど自分たち以外のことではつまらない。自分を大事にすることと身勝手な利己主義とは全く違うものです。愛する彼女と知恵をしぼって暮らせたら楽しいな。
愛する彼女のために汗を流すって気持ちいいこと。
自分を愛する彼氏を応援するって気持ちいいこと。
そんな思いを形にしたいとこのリングになったわけです。
つまりこのリングは「ふたりのこころ」がデザインなんですよ。
バラバラになった女性の心。本当の自分に戻してあげられるのは、ナニがあっても守り抜くという男の強い気持ちと行動なのです。
柳のようなしなやかさで甘えを聞いてあげながら、風雪に負けずに生き抜く大木のようなたくましさで、安心させてあげてください。
PROJECT #0010 RING
自分のためにクールスタッフ。
PROJECT #0005 COOL STUFF