ロックンロールの起源については諸説がいろいろあるかも知れないが、やはり1954年のエルヴィス・プレスリ−に尽きます。
アメリカ、テネシ−州メンフィスのスタジオで <ザッツ・オールライト・ママ>が収録されたとき、エルヴィスの相棒だったスコッティ・ムーアの有名な言葉「やれやれ、これでオレたちは町かた追い出されるぜ」がすべてを語り尽くしています。
黒人差別問題がアメリカ全土を覆っていたからです。
ラジオで放送されたとき、誰しもが「黒人だと思った」・・・やがて白人だったと知って、白人若者はエルヴィスを支持しました。
しかし大人たちの一部は怒りました。
大人たちの一部を不安にさせたのは、黒人の力が強くなることでした。
長年にわたって黒人は白人より劣っているという価値観が崩れることを恐れたのです。
やがてエルヴィスのレコードは焼かれ、コンサートは中止が相次いぎます。
警官隊に取り囲まれて、逮捕状を用意された状態でエルヴィスは歌い、若者は熱狂的に支持をします。エルヴィス・プレスリーの登場は「事件」でした。
そして社会を変えたのもエルヴィスの音楽。やがて黒人差別に一応の終止符が打たれたのです。さらには女性差別問題にも影響を与えています。
つまりエルヴィスによる表現の自由の主張は、当時くすぶっていた問題に火をつけ、社会へアサーティブ(自己表現)を認めさせる巨石を投じたことです。
それから50年を超えて・・・世界は変わりました。でもまだ声に出さない思いが世界には溢れています。思い込みや決めつけがあって、率直に声に出さないことを習慣化しているひともいます。
それが自分だけでなく周囲のひとにも好ましくない影響を与えています。
本当の自由は率直、対等、自己責任など良心と良識に裏付けられています。
■アサーション、アサーティブ、アサーティブネスはそれぞれ意味が少し違います。
・アサーション(Assertion)は、遠い関係のものが近づくようにする活動。
・アサーティブ(Assertive)は自他ともにひとを大事にすることです。
・ アサーティブネス(Assertiveness)は、
自他ともに大事にされた実感の持てるWIN-WINな関係性のことを言います。
■アサーティブネス、アサーティブ、アサーションについて
ゲンキポリタン(マートワン)では4つのアプローチをしています。
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