人間は絶対に他者を変えることはできない。
それでも、影響を与えることはできる。
影響力が結果的に人を変える、その素晴らしい事例がロックンロールの軌跡にある。
その代表格のひとりがバディ・ホリーだ。 IT'S
SO EASY
イッツ・ソー・イージー
自動車業界というカテゴリーが正しいのかどうか、「電気自動車」のいまと未来。
音楽の世界に置き換えたら1954年。そんな気がする2010年の幕が明けました。
エルヴィスの年、つまり1956年ですが、2年後となるタイミングには、電気自動車はiPodが誕生したような興奮になっているかも知れません。
「エルヴィスがいなければ、僕たちは何もできなかった。(バディ・ホリー)」
バディ・ホリーは、エルヴィス・プレスリー、その存在が事件になる前の1955年にエルヴィスに会っています。
エルヴィスの影響を受けてロックンロールに傾倒した代表的なミュージシャンですが、1959年には飛行機事故で急死。
映画『アメリカン・グラフィティ』では「バディ・ホリーが死んでロックンロールは終わった」というセリフがあります。
その他のロッカーたちは事故や逮捕などトラブルに見舞われていた。ロックンロールのキング、エルヴィスが兵役に就いていた間のことでした。
ビートルズがバディ・ホリー&ザ・クリケッツの模擬からスタートしたのは有名なこと。
ローリング・ストーンズのキース・リチャーズは「バディは何でも自分でやった天才だった。バディはバンドとしても最初で、最高でだった。」と語っています。
70年代には、バディ・ホリーのヒット曲のひとつ、<イッツ・ソー・イージー>を、リンダ・ロンシュタットがカバーしてヒットさせていましたね。
「エルヴィスがいなければ、僕たちは何もできなかった。」というバディの言葉からは、音楽の問題だけでなく、それ以上に社会的な問題が届いてきます。
キース・リチャーズの「俺たちもやっていいんだ」という言葉もそうですね。
ジョン・レノンの「エルヴィス以前には、なにもなかった」は、音楽的な意味も含めてですね。
人間は絶対に他者を変えることはできないものです。
それでも、ひとりの人間が、世界に与えたインパクトと影響のすごさには驚きます。
1. ザットル・ビー・ザ・デイ
2. オー・ボーイ!
3. ノット・フェイド・アウェイ
4. テル・ミー・ハウ
5. メイビー・ベイビー
6. エヴリデイ
7. ロック・アラウンド・ウィズ・オリー・ヴィー
8. イッツ・ソー・イージー
9. アイム・ルッキン・フォー・サムワン・トゥ・ラヴ
10. ペギー・スー
11. アイム・ゴナ・ラヴ・ユー・トゥー
12. ワーズ・オブ・ラヴ
13. レイヴ・オン
14. ウェル…オール・ライト
15. リッスン・トゥ・ミー
16. シンク・イット・オーヴァー
17. ハートビート
18. リミニシング
19. イット・ダズント・マター・エニモア
20. トゥルー・ラヴ・ウェイズ
バディ・ホリー
アメリカン・グラフィティ
サウンドトラック盤
1. ロック・アラウンド・ザ・クロック(ビル・ヘイリーと彼のコメッツ)
2. シクスティーン・キャンドルズ(クレスツ)
3. 悲しき街角(デル・シャノン)
4. 恋は曲者(フランキー・ライモンとティーネイジャーズ)
5. ザットル・ビー・ザ・デイ(バディ・ホリー)
6. ファニー・メエ(バスター・ブラウン)
7. アット・ザ・ホップ(フラッシュ・キャデラックとコンチネンタル・キッズ)
8. シーズ・ソー・ファイン(フラッシュ・キャデラックとコンチネンタル・キッズ)
9. ストロール(ダイアモンズ)
10. シー・ユー・イン・セプテンバー(テンポズ)
11. サーフィン・サファリ(ビーチ・ボーイズ)
12. ヒーズ・ザ・グレイト・インポスター(フリートウッズ)
13. オールモスト・グロウン(チャック・ベリー)
14. 煙が目にしみる(プラターズ)
15. リトル・ダーリン(ダイアモンズ)
16. ペパーミント・ツイスト(ジョイ・ディーとスターライターズ)
17. バーバラ・アン(リジェンツ)
18. ブック・オブ・ラヴ(モノトーンズ)
19. メイビー・ベイビー(バディ・ホリー)
20. ヤー・ヤー(リー・ドーシー)
21. グレイト・プリテンダー(プラターズ)
1. エイント・ザット・ア・シェイム(ファッツ・ドミノ)
2. ジョニー・ビー・グッド(チャック・ベリー)
3. 瞳は君ゆえに(フラミンゴス)
4. ゲット・ア・ジョブ(シルエッツ)
5. トゥ・ジ・アイル(ファイヴ・サテンズ)
6. 踊ろうよベイビー(ボビー・フリーマン)
7. パーティ・ドール(バディ・ノックス)
8. カム・ゴー・ウィズ・ミー(デル・バイキングス)
9. 夢見る16才(ジョニー・バーネット)
10. 恋の特効薬(クローバーズ)
11. シンス・アイ・ドント・ハブ・ユー(スカイライナーズ)
12. シャンティリー・レース(ビッグ・ボッパー)
13. ティーン・エンジェル(マーク・ダイニング)
14. 涙のチャペル(ソニー・ティルとオリオールズ)
15. サウザンド・マイルズ・アウェイ(ハートビーツ)
16. ハート・アンド・ソウル(クレフトーンズ)
17. グリーン・オニオンズ(ブッカーTとM.G’s)
18. オンリー・ユー(プラターズ)
19. グッドナイト・ウエル・イッツ・タイム・トゥ・ゴー(スパニエルズ)
20. オール・サマー・ロング(ビーチ・ボーイズ)
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