会社に行きたくない憂鬱な日
車の運転でもそうですが、免許取り立ての頃は不安いっぱい。それがスパイスになって愉しくもあります。しかし
少し慣れてくると、ワクワクも薄れます。どこからともなく憂鬱な風が身体と脳に吹き込みます。
会社勤めにも同じことが言えます。慣れるにしたがって 出社するのがイヤになることがあります。「五月病」と言われるように、特にコレといった理由もないのに、会社に行きたくない憂鬱な時があります。
その多くの場合は、仕事が単調だったり、簡単だったり、逆に難易度が高いと感じたのが憂鬱の原因のようです。
どちらも原因は同じで、誰でも 自分の存在価値が感じられないときに、気分が滅入るものです。
仕事に慣れてきた頃は、難しい時期なのです。
当人は単調な仕事に慣れたつもりですが、上司から観ると、まだ不慣れで、何かを任せるには早いと感じている時期かも知れません。
憂鬱を感じないようにするには。適度な緊張があればいいのかも知れません。しかし心配いりません。仕事は動いているので、言ってる間にステップアップが求められるようになります。
つまり確実な準備をしておく時期なのです。イヤイヤ仕事をしていると、仕事の本当の良さも楽しさも分からないので、準備もできないまま、ステップアップの時期を迎えるので応えられなくなります。
小学校時代を思い出してください。
低学年初期のときは、みんなそこそこいい点数がとれたものです。ところが徐々に成績がダウンしてきます。実は低学年初期では、すでに知っていることを学んでいるのです。進むにつれて知らないことを学んでいきますが、勉強を怠っているといつも間にか分からなくなり、ついていけなくなります。落ちこぼれてしまうのは知らないまま授業を受けるからです。
このことからも分かるように、いい成績をとるコツは、「予習」にあるのです。先生の話を聞く前に知っておくことが学習のコツなのです。授業中に先生の話を聴いてマスターするのではなく、授業はすでにマスターしたことの再確認なのです。そこで分からないことがあれば訊くのが授業なのです。つまり人生は主体性がすべてなのです。
少々の憂鬱は気分転換が解決します。心と身体をどうしてもいうことが利かない場合は、休むことも必要ですが、病気の人であっても、動かないと鈍くなって疲れてきます。
心と身体がどんどん動いていると生活のメリハリはつきます。心をこめて、手足を動かし、身体と脳を動かしていると、全身の内から、楽しさが感じ取れるようになります。
単調を感じるときは、成長したい気持ちが強くなった知らせです。準備するチャンスを与えてくれていると考えるのが正解です。どんどん慣れる事を楽しみ、準備をします。逆にもっと仕事するのも効果がありします。それになにより自己啓発はどんどん自分で進めないとなりません。
でも、どうしても疲れている場合は、休みを申告して休暇をとり、気分転換しましょう。 どんな状況の自分も自分で受け入れて、自分を認めてあげること。そこが原点です。
正社員になる基本の自分づくり
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