個人の時間だから、テレビみようが、マンガ見ようが、音楽聴こうが自分の自由だろうということで、深夜遅くまで楽しむ人がいます。
楽しむことは大いに賛成ですが、毎日の中心を仕事におくのか、プライベートな時間におくのか?
健康力が弱いと いくつか問題が生じてきます。
若いと健康に無関心になりがちですが、実際には少し体調を崩しただけでも、気分は優れないものです。具合が悪い箇所に意識が集中し、さまざまな障害が出てきます
睡眠時間が少なく、ボーッとしていて、午前中は自分の才能が使いものにならない人がいます。疲れていると仕事の質が落ちたりミスをします。
・やる気がなくなる、
・集中力が出てこない
・思考力が鈍る、
・根気が続かない、
・ささいなことで落ち込む、
・不安になる
、ミスが増える
このように気力が低下した状態で、ムリをすると、ますます体調が悪くなります。
疲れを我慢していると、感情的になり、周囲の人に対して当たったり、反発的な態度をとったりします。すると相手は不愉快になり攻撃的になります。
心身ともに悪循環に陥ります。しかも自分だけでなく周囲の人も巻き込んで楽しくな
くなります。
自分が機能しないばかりか、 事故でも起すと、人や財産を傷つけたりします。
日々の暮らしも、仕事も、常に危険と隣あわせにあります。
他人が自分を、あるいは自分が他人を、危険な目にあわすことは、いつ何時起こるかもしれません。
転ばぬ先の杖 、未然に防ぐには、頭と身体をベストなコンディションにして仕事に臨むことです。
逆に、体調がすこぶるいいときは、やる気満々で物事に臨む事ができます。
集中力や持続力を発揮してぐんぐん仕事を進めることができます。
障害があっても、ちょっとやそっとのことでは挫けない、プラス思考ではねのける元気もわいてきます。周囲の人とのコミュニケーションもスムーズになります。
多少ムリをしても心身の元気は保たれ、好循環を生み出してくれるのです。
健康を維持するために、どんなことを心がければいいでしょうか、ポイントは三つです。
・睡眠と食事は健康の基本
・定期的な健康診断を受ける
・気力のある毎日を過ごす
■睡眠と食事は健康の基本
スポーツジムで健康力を増強したり、身体を鍛える人が増えていますが、効果が出る
ルールがあります。
1)早寝早起き
2)バランスのいい食事
3)日常生活での自然な運動
4)そしてジムでの運動
■早寝早起き
ジムでの効果が出るのは一番最後なのです。つまり当たり前の事を当たり前にしてい
ないと、いくら高いお金と時間を費やしても効果は出ないのです。
睡眠不足は不健康な日常のはじまりです。
■バランスのいい食事
バランスのいい食事とは、ぜいたくな食事ではなく、栄養のバランスを優先したもの
で、油、添加剤の少ないものを心がけましょう。不規則、食べ過ぎ、飲み過ぎに注意
します。
■定期的な健康診断を受ける
体調不良を感じていなくても、どこに病気が潜んでいるかわかりません。
自動車に二年に一度の車検が義務付けられているように、人間の体にもメンテナンス
は必要でしょう。それに、万が一"病気の芽"があったなら、早期発見.早期治療に越し
たことはありません。
■気力のある毎日を過ごす
老若男女を問わず「仕事なんてしたくないなあ」「どうにもやる気になれないなあ」といったネガティブな気持ちになったり、ヒマで緊張感のない毎日だったりすると、たちまち病を呼び込んでしまうものです。
目標をもって緊張感のある生活をしていると心と脳と身体を使いますので、張りが出てきます。さらにいまこの瞬間に集中すれば忘我の境地に達します。つまり自我のない状態になりますので、周囲とのコミュニケーションも自然に調和がとれ、ますます活性化」します。
年配の人が相当なムリをしながらも、風邪一つひかず暮らしているのは、次から次へと緊張感を失わずに、スケジュールを埋めなが、喜んで仕事をしているからです。その背景には目的をもっていることが健康の重要なポイントになっています。
仕事は自分の時間だけを切り売りしているわけではありません。
正社員でもフリーターでも同じことです。
そんなことにならないように、万全のコンディションをキープしたいものです。
睡眠時間も仕事の一部なのです。
自分の与えられた役割を正しく果たすことが、自分の義務です。
仕事は内部・外部含めて「チームワーク」でしています。チームワークを損なうようなことをしてはいけないからです。
そのためには、常に良いコンディションで、仕事に臨む事が、義務であり、自分が自由に生きる準備なのです。
でも、暮らしていれば、夜遊びをするときもあります。仕事をしていると、睡眠不足、運動不足、なにかと不健康な日常になりがち。だから仕方がないで終わるようではプロとして失格です。
思うようにならない難しい状態をそれでも、何とかやりくりして健康を維持するのも、能力の一つです。
実際に多くの人は、出張や外食、残業などの多いので、なかなか大変ですが、意識して健康によい生活を心がけています。
朝疲れていてボーッとしている 、そういう時こそ、自己表現の場です。自分の与えられた役割を正しく果たすこと。
ベスト・コンディションであるかのように、ひとつひとつの作業に集中して行動することです。
ひとつひとつの作業に集中しているとコンディションも回復に向かいます。
使命感とそこから得られる喜びがあれば、体は柔軟にムリをきいてくれるものです。
身体は気持ちに左右されることも知って、メンタルタフネス力を忘れないのも健康力
です。
「健康力」はすべての基礎となる中心的な力です。
心身の健康が人生、仕事、自由時間の好循環を生みます。何よりも大切にしたいものです。
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