心をこめて話しましょうとはいうものの、具体的にどうすればいいのでしょうか?
百戦錬磨のセールスマンならともかく若いあなたには、ムリというものです。
もっとも分かりやすい方法は、目を見て話すことです。
「目は口ほどに」とか、「目は心の窓」と言いますからね、
もし、あなたが「おはようございます」と挨拶をしても、「おはようございます」と視線を合わすこともなく返してこられたらどうでしょうか?
心で「私は元気です。あなたはどうですか」と言っていても、相手の態度がそうだったら、気分が悪いですよね。
そればかりか、自分が何か相手を起らせるようなことをしたのか、気になってしまう場合も少なくありません。
ほとんどのお店では「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」感謝の心を言葉にします。
しかし、心を伝えてようとしていないお店もたくさんあります。
目は他を見たまま、言葉だけ「ありがとうございます」と言っても、口先だけと感じます。不愉快な気分になります。
忙しくて、どうしても、そうしかできない場合もありますが、 そのような態度が習慣化したお店もあります。いいお客さまほど敏感です。もう二度と行かなくなったりします。
このように目は、とっても大事な働きをしています。
「おはようございます」と言われたら、必ず穏やかに相手の目を見て「おはようございます」と返しましょう。
「ありがとうございます」と言う時も同じ。 人と話すときは、必ず穏やかに目を見ながら話すようにしましょう。
最初に穏やかに目を見て挨拶の言葉を言います。
それから顔を下げて、ゆっくり頭を下げます。
次に頭を起こしたときに、もう一度、穏やかに目を見ます。
こうすると相手にとってもていねいな感じを与えます。
どうしても目を見て話すことに抵抗がある場合は、口元やネクタイの結び目を見て話しましょう。
目をそらすと、やましい感じを与えてしまうことも多いので、気をつけましょう。
恥ずかしがらず に、ゆったりした気持ちで実行しましょう。
正社員になる基本の自分づくり
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