真剣にやればやっただけ、成果は返ってきます。
手を抜くと抜いた分だけ、でたらめな結果になります。
ごまして手抜き仕事をしていても、それで通用してしまう場合があります。
すると次もそうしたくなります。
だんだん仕事の質が落ちます。
仕事の質が落ちるというのは、自分の質を落としているということです。
ですから、どんどん、自分から生気を抜いていっているようなものです。
怖いことに、質が落ちても、、すぐに悪くならないことです。
少しずつ悪くなりますから、そのことに気がつきません。怖いですね。
タバコを吸ったら」、すぐにガンになるようでしたら、誰も吸わないでしょう。
しかしすぐにならないから、やめなくても大丈夫と考えます。
きちんとやっている人、まじめにやっている人、真剣にやっている人を見て「そこまでやる必要があるか」と違和感を感じたら、相当に危ない状態になっていると思ってください。
きちんとやっている人、「あんなにがんばってエラいな」と思うなら、まだ健全な精神状態が残っている証拠です。
つまり自分を粗末にしている人です。
「自分もやろう」と思う人は、自分を大切にしたいと思っている人です。
仕事は人のためにするのではありません。自分のためにするのです。
仕事が自分を作るからです。趣味だけでは、自分を作れません。
トップのしたいことを実現するために「会社」に集まったのですから、
実現することは、自分の価値を高めたということです。
実現しないということは、自分の価値を弱めたということです。
マネジャーは自分と一緒に仕事する部下に、自分の価値を高めてほしいと願っています。
自分の価値を高めることができるように後押しをしています。
マネジャーは、あなたに、誰かがやるのではなく、自分がやることを求めます。
人が見ていたらするのではなく、誰もみていなくても一生懸命にすることを求めます。
評価されたらやるのではなく、されなくても黙々とやることを求めます。
ある程度まででいいと思うのではなく、最後までやり遂げることを求めます。
あなたのことを大切にしているからです。
自分のことを大切に考えられる人が、他人も大切に考えられます。
だから「いい会社」になっていくのです。
過去、学校とかアルバイトで、自分を粗末にしてきたなら、今後は自分を大切にしてください。あなたはこれからどうしますか?
正社員になる基本の自分づくり
インデックス