仕事を愉しくする

自分を高める秘訣は、仕事に限らず何事にも目標を持つことです。
仕事ならまず 上司に指示されたことを達成しましょう。

達成する ために自分の不足している能力、技術を、どんどん身につけるようにすることです。

万が一それが何か分からないなら、指示されたことについて、達成する目的と達成方法を考えてみてください。その上で上司に必ず再確認してください。



言われたことしかしていないと、自分の能力の何が欠けているのか、気にしなくなります。指示されて動くことを「自分はロボットじゃない」と思う人がいますが、ロボットに成り下がっているのは自分の行動の結果なのです。

また、指示を自由の剥奪だと思うに至っては、社会人の資質そのものに問題があります。

指示は給料をもらう手段であって、指示がなければ給料をもらうことができません。


そんなことはない。
会社へ自分は出勤しているではないかと反論するに至っては、時間から時間までいたら給料がもらえる発想でしかないことに気がついていないということでしかありません。

指示されたことを期限内に達成してこそ給料がもらえるのです。そのためには達成する技術が不可欠なのです。

例えば、提出物があったとして「明日が締め切りだから、今日残業して仕上げればいいか」なんて考えるようでは、間に合わなくなります。

「今日の４時までに達成する」と目標を持って取り組むと、漫然と取り組むより、はるかにやる気が出てきます。 すると自分でも力が内から湧いてくるのが分かります。

そうなれば４時までに達成できます。

こういうリズムを習慣にすると、自分が変わります。

目標を設定すると、何事でもゲーム感覚で楽しく取り組めます。人に言われてやったのではそうはなりません。

目標がないといつまでもダラダラとやりながら、しかもやり遂げることもできず、
会社に長くいたことが自慢のようになってしまいます。

ある会社では、毎日毎日深夜近くまで働いているので、社長命令で、８時以降は消灯としたところみんなの動きが変わった例もあります。

唯一変わることができなかったのはコンピュータ部門で、命令に反して女性スタッフが遅くまで働いていました。

命令に反するしかなかったのは、現場や営業部門のミスが多かったためです。仕事は必ず誰かとつながっている事例です。

なりゆきでやっていては、気楽かも知れませんが、意欲が出てきません。

意欲は目標があるからです。目標が意欲として継続するには、やり方が分かっていないと、目標が達成できないので、意欲も低下します。


でも、 やり方を見つけると知識がつきます。

それが出来る技術、能力を身につけると目標は達成できます。

だから意欲が湧くのです。意欲を持って行動すればどんどんうまくできるので、興味が高まり、やり方を見つける習慣が身につきます。

好循環が起るので、どんどん自分が高まります。

やり方を見つけようとしない人は、あきらめに支配されているので、動こうとしないのと同じですから、停滞と自堕落しかありません。

これでは成長は望めません。

 

最初、やり方を見つけることに苦労するかも知れません。

しかし見つけてください。

その上で、達成に必要な能力を身につけるようにしましょう。
後はあなたを自然に、いまより高い場所に導いてくれます。

他の大勢の人々の毎日のくらしが少しずつでも、より幸福になっていくことが実感できるのが商業の世界です。
あなたの関わり方でそれが実現できるのです。嘘だと思うかも知れませんが、経営者でなくても、１アルバイターであっても可能なことなのです。それが商業の世界の魅力なのです。
あなたの態度や行動であなたの町が変わることもあります。町には隣町もありますし、あなたの働いている業界は全国にあります。
より幸福にしていくことは、思う以上仁案外簡単なんですよ。

 

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