今回から、アサーション(アサーティブなやり方)を基準にお答えします。
想い出に自分を縛りつけて、新しい一歩をなかなか踏み出そうとしない人がいます。
未練の場合もあれば、会えなくても見守りたい優しさの場合もあります。
人生は、過去、いま、未来の3つしかありませんので、 冷たい言い方をすると、いまこの瞬間を生きていないことになります。
大事にしたい想い出は想い出箱に入れて、あなたの旅に出かけましょう。
さて、この問題をアサーション(アサーティブなやり方)で、 解決するとしたらどうなるでしょうか?
想い出に自分を縛りつけて、いまこの瞬間を生きていこうとしない態度は、 次のどの態度に該当するでしょうか?
1.ノン・アサーティブ(自己主張しないやり方)
2.アサーティブ(自己主張するやり方)
3.アグレッシブ(攻撃的)
4.コントロール(支配的)
終わった恋、あなた自身も気持ちの片隅では、 もう諦めているのではないでしょうか。
そんなことはないと言うかも知れません。 でも、あなたはたまたまいまいる場所にいる訳ではない。
あなたの選択と行動の結果、いまいる場所にいる。
にも、かかわらず、そこから動かないとしたら、
1.ノン・アサーティブ(自己主張しないやり方)
を選んでいることになります。
が、多分に自分に対して操作的です。自分いじめしているみたい。
このコントロールの意味は、自己実現を達成するための健全な抑制、 つまりマネジメントと対になったコントロールではなく、負の支配です。
自分も他者も尊重するのが、健全な姿です。
恋を終わらせる選択を尊重したら、その恋に未来はありません。
それはその恋に未来がないだけで、あなたに未来がないわけではない。
その未来を、自分が自分を閉じるように支配しているのです。
取り返せないものを取り返す、それが自分の気持ちに正直な態度のはず。
だったら率直に取り返せばいいのです。
それが現在の恋人で叶うなら、その恋を大切にするのがいいし、 それが出来ないのなら、別れを選ぶことも大切です。
自分に誠実になることは、周囲のひとにも誠実になることです。
もちろん、別れた人にも誠実な態度なのです。
それを実行してこそ、別れた人とも対等のポジションに立てる。
それが自分を引き受ける責任ある行動。
そしてひとは行動しているときにこそ、輝くのです。
恋の話をしているときに、恋する異性はいません。
いまこの瞬間、なにか作業をしている表情や雰囲気に人は惹かれるのです。
その瞬間って、間違いなく自分を引き受ける責任ある行動しているときです。
そうでないときめきは恋に恋しただけのことで、醒めるのもすぐです。
ノン・アサーティブ&コントロールはやめて
自分を支配するのはやめて、解放してあげてください。
そして世界に向けて、内から輝くあなたをアピールしましょう。
そして、最後にひとこと。
昔の彼に思いを寄せて暮らすもよし、新しい人生を歩むもよし。
自分の人生は自分で引き受けていいのです。
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