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人には、ぞれぞれにいろんな思い込み、決めつけがあるものです。
思い込みではありませんが、正月の雑煮も地方によって味付けも具材も違います。
つまり、育った環境の独自性で、人によって思い込みがあります。
思い込みが他者にあるように、自分にもあると認識しておくことが、フレキシブルな自分を失わないコツでもあります。
因に、どのような思い込みはあるのか、ピックアップしてみます。
▼ 思い込みの事例
● 失敗してはならない
● 賢くなければならない
● 人を傷つけてはならない
● 上司は〜であるべきだ
● 部下は〜であるべきだ
● 男(女)は〜であるべきだ・・・等等
これらはどれも、人によって違います。
たとえば 上司は〜であるべきだ。と言われても組織の状況や事象によって変わってきます。
結局、「あんたが勝手に思っていることに過ぎない」のです。
このような思い込みは、スイッチチェンジを妨害します。
なぜなら、思い込みは、自己否定的な考え方を背景にしていることが多く、障害があると、アサーティブでない面を強調してじぶん力を弱めようとします。
思い込みは、まるで幼児返りするかのように、無力感を引き出し、他者の責任にする働きを引きf出してしまいます。
思い込みはアサーション権を自ら放棄するような働きをすることで、自律性を破壊します。
皮肉なことにスイッチチェンジは、うまくいかない場合に必要になるものです。
うまくいかないから、あるいはもっとよくするために、モノの見方を変えたり、やり方を変えることを検討するわけです。
モノの見方を変えるとは、心をもっと掘り下げる、もっと拡大することです。
つまり、より成長することを自分に求めるわけで。幼児返りと逆の働きを求めます。
目的、目標を達成するために、自分はすべてを知っているわけではないと謙虚で素直な気持ちになることがスイッチチェンジを可能にします。
思い込みは、進路を邪魔をする大きな岩のようなものです。「これ以上進ませないぞ」と難題と一体になって妨害します。どうあがいても動かない、もと来た道を戻れと退行を求める働きをします。
成長したいあなたは、退行せずに突破しなければなりません。それがスイッチチェンジです。
では、横から通ります、くぐって通ります。というように避けて通ればいくらでも道はあるということなのです。スイッチチェンジを使うとき、
とても自由な自分がそこにいます。
思い込み VS スイッチチェンジ、まるで忍術合戦のようで、楽しいではありませんか、