●其れすら知りながらあなたの
相槌だけ望んでいるあたしは病気なのでしょう
△孤独を知る毎にあなたの相槌だけ望んでいるあたしは
■翻弄されているということは状態として美しいでしょうか
いいえ綺麗な花は枯れ醜い過程が嘲笑うのです
……何時の日も
翻弄されているということは状態として美しいでしょうか
いいえ綺麗な花は枯れ醜い過程が嘲笑うのです
嘲笑う前に-----
翻弄されている形の向こうにある魂に光りをあてよう
花は枯れても花の心は決して枯れない
人はなぜ依存しなければならないのか?
それほどまでに重い自分はどこからきたのか?
重くされた自分を嘲笑うのは他人に任せて、
その翻弄に「よく耐えてるな」と誉めてやろう。
かまうもんか----
生き続けるために依存しよう
依存しながら依存しないと語るのはやめよう
偽りはアイデンティティを曇らせるだけの仕業しかしない
依存の中に愛が煌めくこともあるのだから
その相槌はやさしいですか
その相槌は守ってくれますか
その相槌は命がけの相槌ですか
命煌めかない相槌ならば
相槌に背を向けて、自分に依存してしまおう
その翻弄の嵐にも飛ばされずにいた強さを考えてみよう
ほんの暫くの間のこと。
そう、「大丈夫」
命煌めいた相槌ならば
その翻弄を楽しめるほどに依存してしまおう
翻弄を遊ぼう、翻弄を食べよう、翻弄を抱きしめよう
至上の愛……何時の日も
林檎の樽に隠された謎
|