一途に思うことは素敵ですね。
告白するという手もありますが、彼女がいて順調でという。
あきらめずに頑張れと言うのは簡単ですが、少し無責任な回答だと思うので、
どうしたらいいか、きちんと考えてみましょう。回答について、最初に断っておきますが、あなたにしたら、恋愛って感情なのに、なんか理屈っぽいなって思うことになると思います。
それはきちんと答えてあげたいと思ったからで、面倒くさいなって思うかも知れないけど、
最初分らなくても、いつでもいいので、しっかり考えてくださいね。
では、始めましょう。
もし、あなたが好きでもない人に好かれて「自分のことは嫌いか」とか、「会ってほしい」とか近づいてこられたら、どうでしょうか?
うれしい反面、迷惑だったりしませんか?
自分の世界を守るために気をひきしめたりもしますよね。
好意をもってくれたことに感謝しながらも、傷つけないようにお断りします。
このとき、なにが起こっているのか?
それはひととひとの境界の問題についてのこと。
ここでいう境界とは、心理的、杜会的な境界線ですが、その本質は私たちの所有地、町、州、国のまわりにある物理的な境界線と同じことです。
恋愛の素敵は、ひととひとの間にある境界の向こうで頼みもしないのに、自分のことを思ってくれる点にあります。
支配することもなく、無私の気持ちで想ってくれるから恋愛は尊いです。
これが勝手に境界を乗り越えて自分のことを想ってほしいと言われても、それでは迷惑をします。
さて、あなたが直面している問題は、この目の前にある境界線のことだといえます。
あなたが一途に恋する先輩のことですが、あなたが苦しいのは変わらない境界の手前で、ただずっといるだけではつまらないという悩みなのですよね。
それはあなたが健康な証しです。
もう一度、整理しますね。
あなたが誰かを好きなる。
ひととひとの境界があることを知っていて、境界線の手前で踏みとどまっている。
相手のひとが境界線をゆるめたり変えたりしないので、それ以上相手に近づけない。境界は壁ではないので、変更は自由自在です。
境界線をひく本人が自分の意思で変えます。変えてもいいのです。
壁は変わらない状態ですね。
自分の思い込みが強固なために境界線が壁になってしまったのです。
恋でも、友情でも、近所のおっちゃん、おばちゃんでも、お店のひとでも、
人間関係は境界をゆるめたり、強く張ったりしながら、近づけたり、遠ざけたりします。頼んでもいないのに、自分のことを心配してくれたり、励ましてくれたり、たいしたことでなくても、笑顔とか、元気な声とかでもメッセージできますよね。
想いを発信して受信して、そこで境界線をゆるめたりします。
しかし、どんなに想っても、境界線が変わらないのは、寂しいですよね。
そこで勝手に境界線を越えると、迷惑になるし、自分も気持ち良くない。
さて、解決方法ですが、
あなたがいま苦しんでいる、その声に耳を傾けてあげることが、もっとも大事なのではないでしょうか?
相手のことを想うことは素敵だけど、自分との境界もあります。
あなたがあなたの気持ちを無視すると、あなたは自分との境界線侵犯になりますよ。
もう、それだけがんばったんだから、がんばったあなたをほめてあげて、少しゆったりさせてあげたらどうでしょうか。
それを続けていると、自分を壊してしまうし、
相手が境界をゆるめていないのに、侵入したくもなるでしょう。
きっと、寂しいし、悲しいと思います。
でも感情的な行動はしないでくださいね。
自分の寂しいとか、悲しいとか、感情を認めてあげるのは大事なこと。
抑える必要はありません。
感情的な行動とは、寂しいからこうする、悲しすぎるからこうするというような発展の仕方です。
感情的な行動は自分を破壊する行動だから、しないようにしてほしい。
では、どうするか?
私たちの考えることには、考えても仕方のないことと、考えて仕方のあることがあります。
考えて仕方のないこととは、現実に反映されないことです。
つまり現実を生きないことと、現実を生きると言い方もできます。
恋愛以外にも、そういうことっていっぱいありますが、あなたのいう現実逃避の場合もあります。格好の逃げ場になっていることがありますよね。
たとえば遠距離恋愛ばかりするひとがいます。
いつも好きなひとはいるけれど、いつもひとりぼっち。
たまたまそうなったということはあるだろうけれど、いつもそれって不自然でしょう。
そういう不自然なことっていろいろありますが、それにはそれなりの理由があります。
でも、そういう原因をいくら考えて知ったところで、意味がないと思います。
なぜって、また時間を使いますからね。
人生とは時間との戦いというか、時間そのものなのです。
現実に反映されないこと、考えて仕方のないことに時間を費やしていると、傷つくこともない。
だから安心です。
でも、それってつまらないじゃないですか。
現実にぶつかったら、傷つくかも知れないけれど、バッグだって、服だって、新品より、使い込んで痛んだくらいのほうがカッコいいでしょう。
粗末にして痛めたのはバカですけど、大事にしてるのに、使っているうちに痛んでしまったってすてきじゃないですか。
人間も同じです。
傷つかないように注意しながらも、可能性を開いて懸命になって生きていたら傷つきます。自分の境界侵犯とか、壊してしまうとか、言いましたが、つまり「依存」です。
依存は自分の境界を曖昧にした結果です。
依存する対象に自分を預けるとは、自分を消すようなものです。
そうならないうちに、脱出したほうが、素敵な人生に出会えます。
どうしたらいいのか、一生学習という意味では、自分のスキルアップをしたほうがいいでしょう。
そのいましていることに、次のどれでもいいからテーマを選んで目標にしてほしい。
以下、愛ピが決めた「7つのゴールデンルール」。
●自分と周囲の人を尊重し励ます
●プロセスに注目する
●決めたことは責任をとる
●できるまでやる
●いまこの瞬間に集中する
●理想と現実の差をうめる目標を選ぶ
●感情的な行動をしない
たとえばプロセスに注目する を選んだ場合、結果も大事だけど、プロセスが納得できるものか、どうかにフォーカスする。
以前より、どこが変わったかか、進歩したかという点に注目します。
決めたことは責任をとるを選んだなら、どんなに苦しくても決めたことを実行する。
いま苦しいって言いましたが、ネガティブなイメージがしたかも知れませんが、我慢するってすごく前向きなことなんですよ。自分の目的を達成するためだからね。
えらく恋愛から離れたことを言ってるようだけど、そんなことはない。、
ぜひとも、自分の人生を大事にしてほしい。
考えて仕方のあるlことに集中してほしい。
28才のいま。考えて仕方のあるlことに集中する人生を歩んだら、とんでもなく遠いところまで行ける可能性がある。
それを素敵と想うかどうかは、あなたが決めることだけど、すごい素敵だと思いますよ。
このひとしかいないと想うことはすてきなことだけど、そう言い切れるほど、第一、そんなにそのひとのこと知ってるわけではないと思います。
本当に自分を生きているからこそ、相手のことも分るようになります。
愛情って、愛してもらうことではなく、励ますことです。
だから、このひとしかいないということではない。
あなたを心から励ましてくれるひとが現れたら、大事にしたほうがいい。
でも、その前提として、あなたがなにかに向かって、先にあげたゴールデンルールに取り組んでいないと、励ましようがない。
恋愛の幸せを考えるうえで、知っておいてほしいのは、人間の幸せってなにかということ。だって人間の幸せがなにか分らないで、恋愛の幸せって分らないでしょう。
恋愛は生活の一部だからです。
人間の幸せは、ゴールデンルールに取り組んでいる状態、その時そのものなんですよ。
そんなバカな!それって苦しいだけだって思うかも知れませんね。
そう思うかも知れないけど、それは消費社会に取り込まれているからです。
消費のために働く、働くと疲れるから休息する。そしてリベンジのように消費する。
つjまり、消費と休息こそ自分の生活、人生のよろこびというように位置づけると、働くこと学ぶことは生活の外にある状態になり、仕事や勉強は苦痛になります。
これでは消費と休息のために、いやなことをしなければならないみたいな生き方を続けるので、永遠に幸福になれない。
分りやすい事例をあげると、ヤケ食いとか、ヤケ買いとか、そういうことです。
これって一瞬、快感になるけど、自分を痛めつけているだけでしょう。
つまり、自分を痛めつける暮らし方を幸福に向かっていると思い込んでいたりする。
向かう方向が逆なんですよ。
逆に向かっていると恋愛まで逆になってくる。
この話は、世の中のムードと違うので、なかなかなじめないでしょうけど、実際、うれしいことに、理解してもらった方からは生活が変わった、楽になったって反応をもらっています。
この件は、サイトのあちらこちらに書いているので、またそれを読んでください。
あなたが、7つのゴールデンルールに取り組んでいるときに、出会うすてきなひと、つまり励ましてくれるひとは、多分いまのその方以上にすてきなひとだと思いますよ。
それは太鼓判押してあげるだけの自信があります。
ゲンキポリタンでは、以下のサポート態勢をご用意しています。
■自分をじぶんの味方にするEラーニング