「ひとに優しくなれないとき、どうしたら優しくなれる?」と質問するあなたはきっと優しいひとなんでしょうね。
他者の痛みに敏感な分だけ、あなた自身が傷つくことも多いのでしょう。
そんなあなたには、いまから言うことはすごく判るはず。
ひとに対して優しくなれないときは、自分に優しくなれない時ではないでしょうか?
その原因が他者から冷たくされたからかも知れません。
どちらにしても、自分が自分を乱暴に扱っている。だから他者にも乱暴にしたくなる。
してもいいと思ってしまうのです。
仮にあなたが他者から優しくないことをされても、あなたが痛みに共感し、自分はそんなふうにしないでおこうと勇気をもって踏みとどまれば、ひとつの連鎖は止めることができます。
ストレスがあったり、寂しかったり、いずれにしても感情的になっているはずです。
感情はひとに潤いを与えるものですが、感情的な行動は自分も周囲のひとを傷つけます。
自分を律するスキルを育むのは大変でも、すてきな自分を育むことを思うと、やりがいのあることです。
自分を律するスキルとは、感情で選択したり、判断しないスキルと言えます。
その分、言葉で表現します。態度や表情で表現するほうが楽なときがあります。
とくに言うのが勇気のいることって、そうですね。
少しずつでいいからなれていくようにします。
うまくできなかっても、自分を責めずに、ただいま奮闘中と考えるといいですよ。
▼「自分をじぶんの味方にするためにアサーティブを学ぶ」も参考にしてください。
http://www.genkipolitan.com/a/index.html