母の日を過ぎて・・・・・
プレゼントができた人はいい。
理由がなんであれ、したくてもできない人がたくさんいますよね。
そんな人にこそ、聴いたら響きそうなエルヴィスの声がする<想い出のバラ>
ママはバラが好きだった
庭で育てたバラが
でも、毎年冬がやってきて
バラの成長を遅らせた
ママはバラが好きだった
時間がある時にはいつも
バラで居間を飾っていたよ
子供だったボクらのために
日曜の教会の錨が
朝、ひびくのを聞くと
ママの歌声を聞いて
泣いたことを思い出す
ママはバラが好きだった
でも何よりも気にしていたのは
ボクらのこれからの人生や
お祈りをしたかということだった
ママが入れたバラがはさんである
家族の聖書をとってあるんだ
バラはまるで隠れ家を見つけたように
べ一ジの間で押し花になっている
ママはバラが好きだった
心から好きだった
毎年、母の日になるとボクらは
ママのお墓にバラを供えている
ママはバラが好ぎだった
Ooh
ママはバラが好ぎだった
Mhm
ママはバラが好ぎだった
(川越由佳氏 翻訳)
自他を問うまでもなく<想い出のバラ>の歌心のような親子の関係があることは人の世の幸福。
その一方で、親子の間の虐待の現場には、理屈も知識も他人も立ち入ることを拒んで受け付けない壮絶があり、そこには<想い出のバラ>も、やすやすとひきちぎられそうな、また違ったリアリティが存在している。
子は親を選べないという悲劇と、それでも親子の愛を希求して、そこにだけある希望の狭間で、人はどれほど元気なのだろうかと思わせる世の中。
親以上に愛しても見劣りするとしか思われない愛情であっても、愛情は誰からもらっても価値は重い。愛情は愛情なのだから形ではなく質こそ大切なのだ。
だからどんどん愛情は注いであげるのがいい。
おはよう、ありがとう、おいしいね・・・身近なところに愛が宿る場所はあります。気がついてもつかなくても確かに輝くことは決して忘れない。
自分の感情に注目せずに、どんどん愛情を注げば、この世界はもっと過ごしやすくなる。
こどもはそれを見ている、聴いている。
愛の本当に気がつかないわけがない。
人間は深い。深いところで真実を知る。
その深さに届く声が聞こえてきます。
そう思わせるエルヴィスの声が響きます。
<想い出のバラ>はそんな気がする空間を用意してくれます。
<アールウェイズ・オン・マイ・マインド>を提供したジョニー・クリストファーが、エルヴィスのために作ったオリジナル。その人柄を知った上での作品と想像するのは容易い。
最新の音楽世界では、技術を駆使すればどのようにでも調整できるが、このアナログの世界には本物の歌声と心がある。
いつでも、どんなときでも、より人間らしく生きることができるはず。
上品とはそういう志向で暮らしていることだと思います。
下品はその反対で自分のことしか考えない。
人間は、誰でも自分のことしか考えない生き物、
だからこそ、際限なくやってしまうといくらでも下品になりさがる。
<想い出のバラ>は
自分のことより、こどものことを考える親の心を歌って
人が人に向かったときのこころのあり方を教えてくれます。
ママは花が好きだった。
でもそれ以上に食べ物を気にしていた。
おなかいっぱいの食べ物を気にしていた。
なによりボクたちのおなかを心配していた。
ダイエットなんか気にしないのは問題だったけれど、
それが生きる力の源泉だから。
Oh, Mama liked the roses
She'd grown in the yard
But winter a]ways came araund
And made the growin' wait around
Oh, Mama liked the roses
And when she had the time
She'd decorate the living room
For all us kids to see
When I hearthe Sunday bells
Ringing in the morning
l remember crying
When she used to sing
Oh Mama likedthe roses
But most ot all she cared
About the way we learned to live
And if we said our pravers
You know, I kept the familv Bible
With the roses that she saved inside
It's pressed between the pagas
Like it found a place to hitle
Oh, Mama liked the roses In such a special way
We bring them every Mother's Dav
And put them on her graue
Oh, Mama liked the roses
Ooh
Oh, Mama liked the roses
Mhm
Oh, Mama liked the roses
エルヴィス・バラード
[Best of]
1. 好きにならずにいられない
2. この胸のときめきを
3. 別れの時まで
4. ドント・クライ・ダディ
5. 君を信じたい(ライヴ)
6. サポーズ
7. ラヴ・ミー
8. アイ・ウォント・ユー,アイ・ニード・ユー,アイ・ラヴ・ユー
9. 今夜はひとりかい?
10. ワンダー・オブ・ユー(ライヴ)
11. 胸に来ちゃった
12. ゼアズ・オールウェイズ・ミー
13. オールウェイズ・オン・マイ・マインド
14. ラヴ・ミー・テンダー(ステレオ・ヴァージョン)
15. フール
16. アイル・リメンバー・ユー
17. 20昼夜
18. ユール・シンク・オブ・ミー
19. ヤング・アンド・ビューティフル
20. マイ・ボーイ
21. 想い出のバラ
22. 愛しているのに
23. 心の痛手
24. シルヴィア
25. メモリーズ(オリジナル・シングル・ヴァージョン)
26. レット・イット・ビー・ミー(ライヴ)