初めてのクリスマス | バラに降る雪 | エルヴィス・プレスリー | クリスマスソング

● 雪の結晶はひとつづつ違う。
　　　初めてのクリスマスの今夜、
　　　　　バラに降った雪を知っているのは、エルヴィスだけ？

また来たと思ってしまいがちですが、それは一回、一回違うんですよね。
暖かい冬もあれば、今年のように寒波で雪が降るこの冬。　

ボクがいなくても、あなたがいなくても、
毎年、クリスマスが来て、正月が来ます。

だからいつでも初めてのクリスマスの気持ちで過ごします。

The first Noel the angel did sing
Was to certain poor shephards In fields as they
lay In fields where they lay keeping their sheep
On a coid winter's night that was sa deep

　* Noel, Noel, Noel, Noel
　Born is the king of Israel
　They looked up and saw ~ star
　Shining in the East beyond them tar
　And to the Earth it gave great light
　And so it continued both day and night

天使が歌った初めてのクリスマスは
草原に横たわる羊飼いたちに
キリストの誕生を報せるため
草原に横たわり羊の番をしていたのは
とある寒い冬の日のこと

　*ノエル、ノエル
　誕生されしはイスラェルの王
　羊飼いたちが見上げると空には星
　遠い東の空に輝いて
　地球を明るく照らすその光は
　昼夜いとわずふリそそぐ

いいですね。初めてのクリスマス。またまた魅了されます。

自身とロックンロールのルーツであるゴスペルを、幼い時から敬虔な宗教心とともに、精神レベルで聴きながら歌ってきたエルヴィス・プレスリーのクリスマスソングや賛美歌。無宗教のボクの魂にすら呼びかけ、届くのは人への想いです。

オリジナルは＜Der Weg Snow is on the Roses＞
ドイツの生んだ世界的なポピュラー音楽の大御所。＜サンタ・マリアの祈り＞や　＜セダクション＞のジェームス・ラストが作曲。
後にカントリーの大御所、ソニー・ジェームスが＜When the Snow Is on the Roses＞のタイトルで、カヴァーして、大ヒットさせたナンバーです。

音質は悪かったのですが、それが気にならない情感のこもったエルヴィスでした。

「雪」とひとことで片付けてしまいますが、
雪の結晶はひとつづつ違うんですよね。

サラリーマン、高齢者、こども、ギャル、こんな言葉でくくっているけれど、これって職業でもなんでもない。

独身の女性も、男性も、関係なく「おかあさん」「おとうさん」って呼びかける人がいます。

赤の他人がその人の事情も知らずに「おかあさん」「おとうさん」と呼びかける態度には敬う気持ちがないですよね。

みんながなんとなく使っているだけのことで、もちろん悪意があるわけではないのです。
　
しかし便利だから、なんとなくで済ませていく態度は考えものですよね。

だってひとりずつ違うんだから。
ひとりずつを敬う心が大切なんだから。

白いクリスマスは、ひとりひとりの小さなこどもには驚きになるのでしょうね。
都会のこどもには嬉しくても、雪で災難にあった地域のこどもには辛いでしょうね。

お母さんの帰りを待っている子どもはどんな気持ちでいるのでしょうか？
お父さんが単身赴任してしまった家庭では、お父さんはどうしてあげようとしているのでしょうか？
ヨソの親子はヨソの親子。
自分の関係は自分の心で創るから楽しみが膨らみます。

自分への関心を忘れて、
反対に、自分を忘れずにいてくれる人を思って
一期一会。
勇気を出して、愛情をふりしぼって過ごせば、
きっと寒い冬も少しは温かくなります。
　
なぜなら不思議なことに幸せが向こうからやってきて、
自分にノックするからです。

＜バラに降る雪＞をエルヴィスはどんな気持ちで歌ったのだろうか？
きっと幸福な瞬間だったのだろうと思います。

自分のショーを観に来てくれた
カントリー界の大物ソニー・ジェームスの気持ちだけを考えた歌声は、
クリスマスに聴くのに、ふさわしい歌声ではないでしょうか？

バラの花が雪の下に埋もれてしまっても
青い鳥が飛び去ってしまっても
僕はいつまでも忘れない
君と過ごした今日の素敵な愛の時を

これはぼくの、父の大好きな曲です。
この曲を歌っている人が、客席にいらっしゃいます。
ジェイムズ、ようこそ。

That's one of . . .
　　and my father's favorite songs,
　　the guy that sings in the audience so
　 I can say hello to James . . .

When the snow is on the roses
When the bluebird's flown away
In my heart I will remember
AII the love we shared today

When the snow is on the roses
When the bluebird's flown away
In my heart we will remember
All the love we shared today

That's one of . . . and my father's favorite songs,
the guy that sings in the audience so I can say
hello to James . . .

あのひとも、このひとも、最初から自分とは違う。
同じ瞬間も、同じクリスマスも2度とない。

ボクたち、みんなには、
いつも新しく、特別な瞬間があるだけです。

切なくも明るいエルヴィスの声が胸に響き渡ります。
聴いていると、とっても気持ちが軽くなるようです。

■「エルヴィス・ライブ・イン・ラスベガス」
「バラに降る雪」「アメリカ・ザ・ビューティフル」など聴いた人のほとんどが絶賛！56年ライヴの音源も含む74年までのステージを集めたセット。身調な写真とともに宝物になるアルバム。

ディスク： 1
1.Blue Suede Shoes
2.I Got A Woman
3.All Shook Up
4.Elvis Welcomes The Audience
5.Love Me Tender
6.Jailhouse Rock/Don't Be Cruel
7.Heartbreak Hotel
8.Hound Dog
9.I Can't Stop Loving You
10.Johnny B. Goode
11.Baby What You Want Me To Do
12.Runaway
13.Are you Lonesome Tonight
14.Yesterday/Hey Jude
15.Introductions
16.In The Ghetto
17.Suspicious Minds
18.What's I Say
19.Can't Help Falling In Love
20.Elvis Talks About His Career

ディスク： 2
1.That's All Right
2.I Got A Woman
3.Hound Dog
4.Love Me Tender
5.There Goes My Everything
6.Just Pretend
7.I Just Can't Help Believin'
8.Something
9.Men With Broken Hearts
10.Walk A Mile In My Shoes
11.You've Lost That Loving Feeling
12.Polk Salad Annie
13.One Night
14.Don't Be Cruel
15.Love Me
16.Instrumental Vamp
17.Heartbreak Hotel
18.Introductions
19.Bridge Over Troubled Waters
20.Suspicious Minds
21.Can't Help Falling In Love
22.When The Snow Is On The Roses

ディスク： 3
1.See See Rider
2.Release Me
3.Sweet Caroline
4.The Wonder Of You
5.Polk Salad Annie
6.Proud Mary
7.Walk A Mile In My Shoes
8.In The Ghetto
9.Let It Be Me
10.Don't Cry Daddy
11.Kentucky Rain
12.Long Tall Rain
13.I Can't Stop Loving You
14.Suspicious Minds
15.Never Been To Spain
16.You Gave Me A Mountain
17.It's Impossible
18.It's Over
19.Hound Dog
20.Little Sister/Get Back
21.A Big Hunk O' Love
22.The Impossible Dream
23.An American Trilogy

ディスク： 4
1.Heartbreak Hotel
2.Long Tall Sally
3.Blue Suede Shoes
4.Money Honey
5.Promised Land
6.JT's Midnight
7.If You Talk In Your Sleep
8.I'm Leavin'
9.Why Me Lord
10.Help Me
11.Softly As I Leave You
12.My Baby Left Me
13.It's Now Or Never
14.Hawaiian Wedding Song
15.Trying To Get To You
16.Green, Green Grass Of Home
17.You're The Reason I'm Leaving
18.Big Boss Man
19.Burning Love
20.My Boy
21.And I Love You So
22.Just Pretend
23.How Great Thou Art
24.America The Beautiful

いっぱいいやなことされて、生きるために笑い、なんでもなさそうにすることで、乗り越えて来た人がいます。

知らない間に憎しみが心の底にたまってしまった人たち。

いっぱい楽しいことがあって、生きることがおもしろく、自分の感情を楽しみ、屈託なく過ごしてきた人がいます。

知らない間に愛情が心の隅々にまでいきわたった人たち。

クリスマスはすべての人たちが、条件なしで愛を分かち合うとき。
　

エルヴィスの＜毎日がクリスマスなら＞は本当にいい曲ですね。

クリスマスに、どの曲を選べばいいのか？

全部が素敵だから、考えるだけ無駄。

何も考えずに、音楽に身を任せれば、自分にとって、なにが一番大切なのか、その答えを出してくれるのが、エルヴィス・プレスリーの音楽ではないでしょうか？

■クリスマス・ピース￣キャロル&ゴスペル・バラード

ディスク： 1
1.ブルー・クリスマス
2.サンタクロースがやって来る
3.ホワイト・クリスマス
4.サンタが彼女を連れて来る
5.クリスマスは我が家で
6.サンタが町に来る
7.ベツレヘムの小さな町で
8.きよしこの夜
9.毎日がクリスマスなら
10.アデステ・フィデレス
11.ファースト・ノエル
12.雪降る聖夜
13.ウィンター・ワンダーランド
14.素晴らしいクリスマス
15.あなたのいないクリスマス
16.故郷のクリスマス
17.クリスマスに帰れたら
18.ひいらぎの葉とクリスマス・ツリー
19.メリー・クリスマス・ベイビー
20.シルヴァー・ベルズ

ディスク： 2
1.谷間の静けさ
2.アイ・ビリーヴ
3.イット・イズ・ノー・シークレット
4.主の御手をわが胸に
5.主のやかたには
6.神様だけが知っている
7.マンション・オーヴァー・ザ・ヒルトップ
8.クライング・イン・ザ・チャペル
9.偉大なるかな神
10.園にて
11.誰もひとりでは立てない所
12.大いなる人
13.神がなければ
14.ウィ・コール・オン・ヒム
15.オンリー・ビリーヴ
16.アメイジング・グレイス
17.夕べの祈り
18.神の手に導かれ
19.淋しき足音(No.2)
20.それが愛でなければ

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■アイル・ビー・バック／i'll Be Back
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■アイ・ガット・ア・ウーマン / I Got A Woman
■アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラブ・ユー / I want you, I need you, I love you
■アイ・ベグ・オブ・ユー/I Beg Of You
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■愛さずにはいられない / I Can't Stop Loving You
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■ロング・ブラック・リムジン/Long Black Limousine
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■ワン・ナイト / One Night
■ワン・サイデッド・ラヴ・アフェア／ONE SIDED LOVE AFFAIR
■ワンダー・オブ・ユー / Wonder Of You

◎クリスマス特別号
■アイ・ビリーヴ /I Believe
■クリスマスに帰れたら /If I Get Home On Christmas Day
■クリスマスは我が家で /I'll Be Home For Christmas

■紙ジャケット・シリーズ

		キーワード:
愛ピのELVIS PRESLEY コレクション＞死ぬまでに聴きたいエルヴィス100曲＞初めてのクリスマス＆バラに降る雪

バラに降る雪 WHEN THE SNOW IS ON THE ROSES

バラに降る雪
WHEN THE SNOW IS ON THE ROSES