エルヴィス・プレスリーのワンダー・オブ・ユー

Woo-oo-oo
誰にも分かってもらえず
やることすべてが裏目に出る時
君は希望と安らぎと
生きる力を与えてくれる
いつもそばにいて
僕がやることすべての
力になってくれる
それが君の、君の素晴らしいところ
(君の素晴らしいところ)
君が微笑めば世界は輝き
君がふれると気分は王様
君のロづけは大切な宝物
君の愛は僕のすべて
★きっと一生分からないよ
なぜこんなにも愛してくれるのか
それが君の、君の素晴らしいところ

今回は、まずSさんからいただいたメールからご紹介させていただきます。
続いて愛ピの戯言を・・・。

それでは、みんなが好きな＜ワンダー・オブ・ユー＞

愛ピ様

初めてメールさせていただきます。

エルヴィスの大ファンのSと申します。

先日三千代さんのブログで初めて、愛ピ様のＨＰとメルマガの存在を知りまして、それ以来毎日、ＨＰとメルマガのバックナンバーの一字一句を感動しながら、夢中で読ませていただいております。

本当のエルヴィスを、一人でも多くの人に知ってもらいたいという願いは、実は私にも強くあったのですが、エルヴィスの良さを言葉で伝えるのは本当に難しいですよね。

いろいろな形容詞を並べてみても、どうもピッタリ来る表現が出来ずに、そのうちだんだん面倒になって

「エルヴィスを表現するなんてそもそも無理なんだ」
と何度諦めてしまったことか...。

しかもエルヴィスが既に自分の一部となってしまっているせいでしょうか、

人に勧めるのが妙に気恥ずかしくなったりして...

結局、誰にも上手く伝えられないまま今まで来てしまいました。

それを愛ピさんは、こんなにも全身全霊で、エルヴィスを伝えようとしていらっしゃる。

こんなすごい方が居たのか！と、本当に感動し、頭が下がる思いです！！

その熱い心に躍らされ（＾＾；；；；、いてもたっても居られずに今日は筆を取らせていただきました。

私が最初にエルヴィスを見たのは、母に連れられて行った「エルヴィス・オン・ステージ」なのですが、

あの時のショックは一生忘れません。

素敵とか胸がドキドキとかそんなもんじゃなく、なんせ何が何やらもう自分でも自分が分からないようなショック。

その映画館には、真っ赤な絨毯が敷いてあったのですが、

その真紅の色で頭も心もいっぱいになって、今見たものが一体何だったのか、

夢なのか現実なのか、こみ上げる感情をどう表現していいかも分からず、

ただただ「もう一度見たい」と願ったのを覚えています。

当時小学生でしたが、学校から帰ると電車で映画館に通い、土日は朝から弁当持参で最終回まで見て、結局１００回以上は見ました。＾＾；

エルヴィスが鉛筆でリズムを取る場面では一緒に手拍子し、エルヴィスが出て来ない（そっくりさん大会の）場面は、休憩タイムにして席をはずすといった常連っぽいことをやって悦に入ってました。

だはっ

その後いろいろな音楽を聞き、他に夢中になった歌手も居るけれど、やっぱり戻るところはエルヴィスです。心の故郷って感じでしょうか。

エルヴィスの歌は何千回聴いても飽きない...
いや、飽きないどころかその度に新鮮なんですよね。

メルマガを拝読していても、いかに多くの方々がエルヴィスの歌で救われてきたか分かるのですが、
私も人生の節々でエルヴィスに癒され、助けられてきました。

私がエルヴィスの歌声から受けるのは、「すべて分かってるよ。」という感じでしょうか。

「歯を食いしばって頑張れ！」みたいな励ましでも、
「明日は絶対に良くなる」みたいな慰めでもなく、

ただそばに居て「分かってるよ。」と言ってくれる。

たとえ私が悔しさのあまり暴走して「あんな奴不幸になってしまえ！」と誰かを呪ったとしても、「そんな風に考えちゃいけないよ」なんてことはエルヴィスは言いません。
エルヴィスはただ、「分かってるよ」と、
そして私の気が済むまで何回でも歌ってあげるよと、そういってくれてるように
感じました。
そしてエルヴィスが分かってくれているんだと感じる度に、全ての怒りも悲しみも不安も悔しさも、すーっと消えて行きました。

それで私は、いつの頃からか”Wonder of you”を聴くと、この曲をそのままエルヴィスに捧げたいと思うんです。

きっと多くのファンの方が同じように、感じていらっしゃるんじゃないかと思います。

今回のスペシャルエディションで、 Wonder of Youを歌うエルヴィスの表情を見ていて感じたのですが、きっとエルヴィスはこの歌を歌う時、お母さんのことを思い出しているのではないかなと...。

なんとも崇高な、そしてちょっと悲しそうな顔をしてたから。エルヴィスは人が人生で感じる全ての苦しみも楽しみも、普通の人の百倍くらいの重さで、一人で背負って来たのではないでしょうか。

私達はエルヴィスから何度も癒され救われていますが、エルヴィス自身を癒してくれたものは何だったんだろうか。

私はきっとそれは「歌うこと」だったんじゃないかと思います。

だからこそこれだけ多くの人が世代を越え、時間を越え、癒され続けているのではないかと。

なんちって長々とすみませんでした。m(_ _)m

今後も愛ピさんの熱いＨＰとメルマガ、楽しみにしています。

今後１００曲に何が選ばれていくのか？

そしてその曲に込められる愛ピさんのメッセージはどんなものだろう？

期待でいっぱいです。頑張ってくださいね！！

Sさん、思いのこもったメール、ありがとうございます。

思わず胸が熱くなりました。胸ヤケではありませんよ。

「ただそばに居て「分かってるよ。」と言ってくれる。」というお言葉。

はっきり意識するか、しないかは別にして、似たような思いを潜在的に感じている方は多いはず。

日常の暮らしで、何かあって、少し気分を変えたい時に、

やっぱり聴いてしまうのはエルヴィス。

ボクはこんなメルマガやサイト運営しながら、「自分はエルヴィス・ファンなんだろうか」と常に疑ってしまいます。何か他の方と違う気がするのです。

どこが違うのかというと、みなさんしっかり聴いておられるように思うのですが、ボクの場合、あまり構えて聴くことがないのです。

ただ歌を聴いているだけで、あんまりこだわりがない。

でも、エルヴィスばかり聴いている。ホントにたまにストーンズやビートルズ、オアシス、ビーチ・ボーイズ、クラッシュなど聴くにしても、エルヴィスと比べたら、たまにです。

ですから、ブリトニーだけですね。まあまあ牙城に攻撃かけようとするのは。彼女の声が好きです。声と曲がピタッと、ハマっていて魅力的です。でもそれも続きませんが。

結局エルヴィスばかり聴いている。

無意識ですが、エルヴィス聴いたら安心するんですよね。

この感覚が他のミュージシャンにはない。

それが、Sさんのおっしゃる「ただそばに居て「分かってるよ。」と言ってくれる。」感覚かも知れません。ところで、＜ワンダー・オブ・ユー＞

この曲って、エルヴィス好きな人なら、みんな好きって言い切っていいほど好きな人多いでしょうね。

包み込むような表現に加え、大気中に放出された声と声の間に出来てしまう漂うような美のすごさはたまらない魅力ですよね。

そんなことって計算して歌えないんじゃないかな。嘘のない感情がそうさせている。それはエルヴィスにとって一番気持ちのいい空間。

この歌の

きっと一生分からないよ
なぜこんなにも愛してくれるのか
それが君の、君の素晴らしいところ

そのあたりから、この素晴らしい君ってどんな人かなって考えてみたんです。
愛ピのこの素晴らしい君とは、
私がいなくても頑張れる男が、
私を愛して、私のために汗を流してくれる・・・

こんな男に出会ったら、命がけで応援してやる。
私がいないとダメな男が、私を愛してくれる。
こんな男に出会ったら、命がけで逃げる。

ワンダー・オブ・ユーは、こんな女性です。

ボクはこの世の女性すべてにそう言いたいです。

自分に娘がいたら、エルヴィスのシングル盤添えて遺言状に書きますよ。

女性のためにも、男性のためにも、そうだと思うんですよね。

私がいないとダメな男が、私を愛してくれる。
こんな男に出会ったら、命がけで応援する限り、女も男もダメになります。

不思議な君は、そんな場所から聴こえてきます。

そんな場所からしか聴こえてこない。

それにしてもSさんの＜ワンダー・オブ・ユー＞を、エルヴィス自身に捧げたい気持ちって、その通りですよね。
これほどまでにファンが「ありがとう」って言う、ミュージシャンいないでしょう。

＜ワンダー・オブ・ユー＞と併せて聴きたい

＜スイート・キャロライン＞＜レット・イット・ビー・ミー＞＜ウォーク・ア・マイル・イン・マイ・シューズ＞＜リリース・ミー＞

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