「パルプ・フィクション」「ジャッキー・ブラウン
」でおなじみの
クエンティン・タランティーノが、
『レザボア・ドッグス』の資金集めのために泣く泣く売った処女脚本こそ、
エルヴィスを「神」のようにスクリーン登場させた「トゥルー・ロマンス」。
それを見事に映像化したのが
トニー・スコット監督。
トニー・スコット監督
画家として5年間過ごし、リーズ・カレッジ・オブ・アートの大学院卒業後、CM製作会社RSAに就職。カンヌ国際映画祭のテレビ・映画コマーシャル・フェスティバルで金賞と銀賞受賞。ロンドン王立美術学校で講師も経験。
1972年、短編“One of the Missing”で映画界デビュー。
1983年、カトリーヌ・ドヌーヴ、デヴィッド・ボウイ、スーザン・サランドン共演の「ハンガー」で長編監督デビュー、スピーディ、シャープな音楽と映像が特長の作風で、
86年、トム・クルーズ主演「トップガン」の大ヒットを皮切りに「ビバリーヒルズ・コップ2」、「
トゥルー・ロマンス」「
クリムゾン・タイド」
「 スパイゲーム」「
エネミー・オブ・アメリカ」とヒットを連発している人気監督。「キングダム・オブ・ヘブン」のリドリー・スコット監督は兄。
そのトニー・スコット監督の
新作「ドミノ」を観ました。
日本流に言うなら実録もの。
「ラブ・アクチュアリー
」 が最高に
キュートだったキーラ・ナイトレイ扮するドミノ・ハーヴェイの物語。
あの名優ローレンス・ハーヴェイの実娘が賞金稼ぎだったいうだけでも、
ショッキングですが、そのバイオレンス・シーンが絡むとますますショック。
名優ローレンス・ハーヴェイは、シナトラと共演した「影なき狙撃者」が有名ですが、
個人的には「アラモ」のトラビス大佐です。
あのお嬢ちゃんがどうなってしまうのかと、
ラストシーンはハラハラ、ドキドキ。
映像は前作「マイ・ボディガード」によく似ていて好きですね。
トニー・スコット監督の作品って、
バイオレンス・シーンがかなり激しく、映像もスピーディ、
結局最後にホロリとさせられる。
「スパイゲーム」もそうでした。
それがあるせいなのか、繰り返して見たくなります。
まだ寒さが身体に時期。
お家で
トニー・スコット監督作品大会も
いい感じです。
●ハンガー
●ビバリーヒルズ・コップ2
●トップガン
● クリムゾン・タイド
● トゥルー・ロマンス
● スパイゲーム
● エネミー・オブ・アメリカ
● マイ・ボディガード
打ち上げは、カリフォルニアから届いたエルヴィス・ワイン
備中岡山伝統の 備中鴨方女うどんで
・・・いかかですか?