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OJTが活用されにくいのと同じで、従業員の能力開発や創造的な開発に力を入れるより、値下げする方がコストがかからない場合が少なくありません。
これも「○×○組合」とか「談合」の衣替えバージョンで親切心と合理性の結果といえなくもありません。
競争力の点で、最初は値下げする方がコストも安くつくのでどんどん行きますが、やがて打つ手がなくなることも少なくあります。
競争力で上位にある会社は下位を撃退するために活動しているけれど、同時に業界外部も観ています。開発にも力を入れています。
外部を向いて競争していたら相対的な競争では満足も安堵もできなくなるので、それが絶対的な強みを希求することになり、競争力、成長力、強くなる源泉になります。
下位は上位と業界内の相対的な競争に苦心します。
業界内の競争だから相対的な競争で勝っていたらいいと考えてしまいます。
合理的です。他から参入してこない限り、それでいいと錯覚します。
開発をしてこなかった 下位にいる会社は淘汰されてしまいますが、その原因は相対的な競争に終始するからです。
あれこれ手を出さずに集中するドライ商法であれば、相対的な競争でいいと思うかも知れませんが、どんな業界のユーザもいろんな業種、業界と関わって仕事をして暮らしています。
多様な比較をもとに判断するので、相対的に一番ではいいとは言えません。
気をつけたいのは、 同じ発想が社内のモチベーションにも反映されることです。
日常的に内部、業界内を基準にしてして。しかも地域内限定みたいなことになるので、ますます井の中の蛙になることを”めざすレベル”にしていることに気がつきません。
個々の競争力が不足してくるようになります。
常に会社外、業界外を見つめる習慣を忘れないようにしたいものです。
因に、気になることをメモ書きしただけでも、次のようなことが続々と思い浮かびます。