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ELVIS
COUNTRY I Was Born About Ten Thousand Years Ago |
イケてるぜ!キング、もっとやってくれ! そもそもカントリーはマッチョな連中が好んで聴いているカテゴリー。NBC-TV
SPECIALでステージにカムバックする直前にシングル・リリースされたカントリー・ロック<U.S.MAIL>のイントロ部分のナレーションにもあるように「オレはミシシッピーが合衆国になった日に生まれた。だからアメリカの男だ」というような調子こそが、カントリーの基調。Garth
Brooksも同じように「アメリカ男」を強調している。つまりアメリカ人がアメリカ人であるために欠かせないのだ?! 2歳のかわいいエルヴィスが収まったジャケットに包まれた逸品、ナッシュビルで録音された『エルヴィス・カントリー』へ旅立とう!<スノーバード><ホール・ロッタ・シェキン・ゴーイン・オン>の2曲が1970年9月22日の録音。それ以外は6月4〜8日に録音している。 <明日は来ない/Tomorrow Never Comes>はハワイライブの<そして今は>を思わせるようなドラマチックでダイナミックな曲。 その見事さは次の曲で遺憾なく発揮される。 <ザ・フール/TheFool>は、このアルバムの特長でもある伴奏のよさが、光っている。R&Bのブラッキーなムードが混じって快調。 <色あせし恋/Faded
Love>は過ぎ去りし恋を想って淋しさに耐えている痛みを歌った曲、「夜空が★を失ったように---」と秋の空気。ここは饅頭でも食べながら聴くのが一番よさそう。 曲間に切り刻んで詰め込んだ一曲<おいら何でも見ちゃったよ/I Was Born About Ten Thousand Years Ago>は1972年リリースの『ELVIS NOW』に完全な形で再収録された。 秋の夜長は月とカントリー。エルヴィスの声がぴったり決まりすぎて?・ |
1 Snowbird 2:17 2 Tomorrow Never Comes 4:07 3 Little Cabin on the Hill 1:58 4 Whole Lot-Ta Shakin' Goin' On 3:10 5 Funny How Time Slips Away 4:32 6 I Really Don't Want to Know 2:51 7 There Goes My Everything 3:10 8 It's Your Baby, Rock It 3:04 9 The Fool 2:34 10 Faded Love 3:19 11 I Washed My Hands in Muddy Water 3:57 12 Make the World Go Away 3:49 13 It Ain't No Big Thing (But It's Growing) [*] 2:47 14 Hundred Years from Now [*] 1:40 15 If I Were You 3:01 16 Got My Mojo Working/ Keep Your Hands off of It 4:34 17 Where Did They Go, Lord 2:27 18 I Was Born About Ten Thousand Years Ago 3:13 グリーンの文字はアップグレード盤に挿入された曲 |
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