MARY IN
THE MORNING
マリー・イン・ザ・モーニング
ブリトニー・スピアーズが4月25日(木)東京ドームにやってくる!ワンナイトだけのコンサートは即日完売。4500万枚のアルバムセールでいまやアメリカでの人気は名実ともナンバーワン。
ペプシコーラの顔になった爽やかなイメージ。一方ではアメリカの雑誌「STUFF」では”2002年度世界で最もセクシーな女性"第1位に選ばれブリトニー・スピアーズ。両方とも間違いなくブリトニーだ。
スクープされるシースルーのファッションは下着がはっきり見えるほとんどナイトウェア状態。
まさしく「勝負服」で公衆の面前に登場するのも、勝負に出てるからこそ。
しかし昨年のラスベガス公演に至るまでの彼女のイメージはペプシにふさわしくもっと可憐。ファン層もローティーンの女性が圧倒的だった。それがいつの間にか、過激に進化。
その激しさを2001年11月18日ラスベガス・MGMグランドホテルのガーデン・アリーナで爆発させた。
ブリトニーの過去の印象しか知らなかった女性すら「ウソ〜、これがブリトニー?!すごい!チョー、ワイルド!」と驚くのは無理もない。全身全霊、20才にして入魂のステージは、ファッションも含めて、女性に「女として生きざまを考えさせられる」と唸らせる。
サーカスまがいに身体を張ったブリトニー、ラスベガスで見せたパフォーマンスは、夢に向かって、ステップアップ、チャレンジしていく人間の姿が煌めいて眩い。
思わず、「頑張れ!ブリトニー」と声援を送りたくなるのだ。
どこからどうみてもエルヴィスを意識したジャンプスーツに身を包んだ超巨大なスチール。昨年MGMグランドホテルの壁面に大々的に飾られ話題を集めた。
そのブリトニー、エルヴィス映画の香りも甘い、主演映画『ノット・ア・ガール』に続いて、今年、再びラスベガスのステージにチャレンジ。全米にTV中継することが決定。そのタイトルはなんと!『THE
KING IS BRITNEY』と来た!遂に、遂に、エルヴィスに真っ向勝負を挑む、心意気や、きっとエルヴィスもエールを送る。
それにしても全米が注目するだろうステージ『THE KING IS BRITNEY』のタイトルには、エルヴィスへの尊厳と、洒落、ブリトニーの心意気、ブリトニーをサポートするプロジェクト、が一体となって熱いものを感じる。ブリトニーのステージに駆け付けるファンの中心は、シャンプスーツのエルヴィスをリアルタイムで観た、聴いたファンの娘、息子たちなのだ。おそらくブリトニーは昨年のステージを自ら塗り替える。
エルヴィスが残したエルヴィスの自然に満ちたラスベガスのステージすらも。そうして永遠のエルヴィス伝説は継承されていく。
中古レコード店に並ぶ『ELVIS~THAT'S
THE WAY IT IS』のジャケット。CDと同じ写真だが、そこからは、CDにない”時の衝撃”の香りが立ちこめる。
『イン・パーソン』『オン・ステージ FEBRUARY 1970』に続いてリリースされたそれは、それまでのものと違い、ジャンプスーツで下半身まで写った始めてのものだった。
モノクロの男っぽいダイナミックさを漂わせたそれは、映画のサントラ盤の印象を残した。その一枚のアルバムの写真は男の人生を全部背負っていた。ここに至るまでのすべてが詰め込まれていた気配がした。
おそらくエルヴィスには、この一枚にそこまで強い思いはなかっただろう、しかし待望していたこちらにはあったのだ。キング降臨---------熱いエルヴィスがぼくには必要だったのだ。
その中でも秀出した美しいバラード。エルヴィスの自然で豊かな感受性によって歌われた生命の美しさと神秘、人間の優しさ。<マリー・イン・ザ・モーニング>。<この胸のときめきを>のB面でシングルカットされたが、B面扱いが勿体無い曲だ。
尚、この曲にはアルバム『バラード2』でも紹介されているが、日本の音楽ファンには聞いて驚く秘話もあるようだ。こちらはテレビ東京「そして音楽が始まる」(毎週日曜10時54分から)5月26日放送分でチェックしてください。
朝のマリーほど
美しいものはない
眠そうな霞んた目て
彼女が隣に寝ているのを見る
まるて夏の花を濡らす
雨のようにやさしく
陽の光のように暖かく
彼女の金髪を輝かせて おお
目を覚ますと
彼女がすぐ隣に横たわっているのが見える
彼女を腕の中に抱きしめたい
痛いほどの切望に圧倒される
朝のマリーほど
美しいものはない
夢のなかて 虹を
はるか彼方まで追いかける
寝返りをうって僕に触れる
彼女の顔に僕はやさしくキスをする
するとマリーは目覚めて
新しい日を愛に生き始める
そしてマリーは
夏の日でも嵐の日ても
少しも苦にせす
善悪など気にせす愛を分かち合う
共に分かち合う
夕方のマリーほど
愛らしいものはない
夜の影の接吻を受けて
星の光が髪を照らす
歩きながら僕は
彼女を抱き寄せる
そして明日という日々を
ずっと二人で共に生きていく
ブリトニーが日本のファンに愛され、幸せな時間を過ごしてもらいたい。いつまでも可憐な笑顔を失うことなく、星の光に照らされながら、他人の夢ではなく、自分の夢に向かって行くことを祈る。
4月25日、木曜日。東京ドームにエルヴィスの末裔が降臨する。
Nothing's quite as prettv
As Marv in the morning
When through a sleepv haze
l see hBr lving there
Soft as the ra'n
That falls on summer flowers
Warm as the sunlight shining
On her golden hair, oh
When I awake
l see her there so close beside me
l want to take her in my arms
The ache is there so deep inside me, oh
Nothing's quite as pretty
As Mary in the morning
Chasing the rainbow
In her dreams so far away
And when she turns to touch me
I kiss her face so softly
And then my Mary wakes
To love another dav, oh
And Mary's there
In summer days or stormy weather
She doesn't care
But right or wrong the love we share
We share together, oh
Nothing's quite as pretty
As Marv in the evening
Kissed by the shades of night
And starlight in her hair
And as we walk
I hold her close beside me
All our tomorrows
For a lifetime we'll share oh