こんにちは。100年時代のパートナー資産、ひとりで豊かに生きられる無形資産を育むライフデザイナー・ゲンキポリタン、ミノルさんです。
不器用女子は、なんでも自分の責任にする傾向があります。
責任回避は大人女子がすることではないにしても、ほとんどは勘違いです。
なぜ、自分の責任にしてしまうのか。
どうすれば適切な対応が可能になるのか。
戦場から戻った傷ついた兵士を責める国がないように、
愛着障害の汚名はサバイバルの勲章でしかない。
金メダル女子5つの受賞理由をお話します。
逆転している親子の境界線
親子関係の基本的義務は次の5つのまとめられます。
- 親は子供の肉体的なニーズ(衣食住をはじめ、体の健康に必要としていること)に応えなくてはならない。
- 親は子供を、肉体的な危険や害から守らなくてはならない。
- 親は子供の精神的なニーズ(愛情や安心感、常に注目していてやることなど、心の面で必要としていること)に応えなくてはならない。
- 親は子供を、心の面でも危険や害から守らなくてはならない。
- 親は子供に道徳観念と倫理観を教えなくてはならない。
義務を果たさない親が、放棄したもっとも基本的な責任は、この5つだと「ベストセラー「毒になる親」で挙げられている。
さらに、親自身が心の健康が損なわれているので、情緒不安定になって、子供が必要としていることに応えられないばかりか、自分が必要としていることを子供に満たしてもらおうとする有り様だという。
歪められた親子の境界線でサバイバルする戦略
親子の境界線が歪められ、逆転している。
愛着障害が、対人関係のストレスから生じる病であることは知られています。
愛着障害に至る対人関係の悩みは、対人関係のバランスがうまく取れないことに起因しています。
子供だった多くは屈託なく遊んだ経験がないが、そのことを口にすることも、感情表現することもなく、もっともだと思うような理由をつけて振り返る。
しかし、共通していることがある、自己破壊的な行動を繰り返している点です。
つまり愛着障害のもっともな理由は、自己破壊的な行動を繰り返しながら生き延びる戦略ということです。
パートナー資産を育むために
過剰な責任感、自己否定も自己破壊の手段の範疇だ。
自己破壊的な行動をやめる方法は、自分の欲求が不当なものではなく、むしろ親と子供の役割が逆転して、親の役目を引き受けながら育ったこと。を知ることです。
子供であることを許されなかった、悲しみ、寂しさに耐え抜いたことに、金メダルか、銀メダルをあげていいんだと、認めてあげること。
この事実をあなたは自分に責任があると、長い間、誤解している。
つまり、自分が良い子でなかったから愛されなかったと誤認してきたのだ。
だから、自分が事実を認めて、受け入れることは、自分の恥でしかないと無意識レベルで思い込んでいる。
しかし、事実は違う。愛されなかったのではなく、親の愛する能力がなかったのだ。
親もまた愛着障害に悩んできたのだ。
それを認めることも悲しいことだが、親もその親に十分愛されなかった事情があるのだ。
あなたがすることは、赦すことだ。親を赦し、さらにその親を労ることだ。それができたら、自分の行為が単なる我慢ではなく、慈悲だったと知ることだ。
慈悲とは、目上の者が目下の者に与える、上から目線の施しではない。
自分を癒すこと、苦を除き、楽を与えようとする心が、他者に拡大するのだ。
施す者も施される者もない。対等なのだ。
金メダル女子5つの勝利
なにごとも境界線を超えずに、自分の責任か他者の責任か、適切に判断できるようになるには、自分の頑張りを適切に評価して、自己肯定感を適切に高めることです。
その秘訣は「自分を知る」こと。
本来なら親がすることを子供だったあなたが自分を後回しにしてカヴァーしてきたことを高く評価していいことなのです。
サバイバルを続けた金メダル女子5つの勝利宣言
- 親は自分の肉体的なニーズに応えてくれなかったが、自分で守り抜いた。
- 親は自分に、肉体的な危険や害を与えたが、自分の智慧と工夫で回避した。
- 親は自分の愛情や安心感など精神的なニーズに応えてくれなかったが、自分でケアしてきた。
- 親は自分を、心の面でも危険や害を与えるようなことをしたが、自分で守りきった。
- 親は自分に道徳観念と倫理観を過度に強要したが、適度にバランスをとって乗り越えた。
メダルには、「していいことと悪いことを知ること」「適切なコントロール」のルールが記してあること。子供の欲求を満たしていい人との間で、子供の欲求を満たしていいこと。
健全なパートナー資産を育むために、100年ライフのワークシフトをやり遂げるスキルアップ、自分を磨くためです。
まとめ
愛着障害が、対人関係のストレスから生じる病です。
過剰な責任感、自己否定も自己破壊の手段の範疇でしかない。
自己破壊的な行動をやめる方法は、子供であることを許されなかった事実を知ることです。
自分が良い子でなかったから愛されなかったと誤認してきたののは、無理がない。
子供は親から愛されると思い込んでいたからだ。
自分が事実を認めて、受け入れることは、自分の恥でしかないと無意識レベルで思い込んでいる。
しかし真実は子を愛せない親もいる。親もまた愛着障害に悩んできたのだ。
親を赦し、自分を癒すことが、自分を取り戻すはじまりです。
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