男は自分が幸福にしてやれる女しか愛さない。ってご存知でしたか?
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十二縁起を旅する孤独な旅人にならないで。
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十二縁起という相互依存の連鎖
縁起とは「原因」があって物事が生起することです。
物事に実体はなく、関係性の上であるだけのことです。
だから脳が考えたことを、自分の脳になるスクリーンに映し出しているようなものです。
ブッダは縁起の基礎となる「相互依存の関係」を「十二縁起」という言葉で表現しました。
十二縁起は「無明(むみょう)・行(ぎょう)・識・名色(みょうしき)・六処(六入)・触(そく)・受・愛・取・有・生・老死」のことで、はじまりの無明(むみょう)とは、現代でも「その方面に明るくありません」と言うように、「無知(むち)」ということです。
愛を戦いと錯覚する習慣
「愛は、私たちを幸福にするためにあるのではなく、私たちが悩みと忍耐において、どれほど強くあり得るかを示すためにある。」
ドイツの詩人:ヘッセの言葉です。
愛は、もっと気持ちの良いものです。
『愛する勇気がある者には、かならず苦しむ勇気がある。」イギリスの作家、アントニー・トロローフに至っては、ビョーキです。
確かに不安になったり、嫉妬に苦しむときがあるかも知れませんが、愛の本質は互いに労わり合うので、もっと穏やかなものです。
労わり合うことが少なく試してばかりというのは、「愛されていないと感じているのは、自分だけだ」と思っている人がはびこる原因は子育てにある。
それにしても愛を感じていても、相手に示すこともなく、隠してしまうというのは、家族の病だ。「ありがとう」と言ったら親切にしてもらえなくなる。
だから絶対に言ってはならない」と教育されたようなものなので、従順な子どもほど愛をひた隠しにする。
真摯に愛するとは、ひた隠しにした愛のベールを取っ払う行為にみえるので、敵対心の生贄にされる。
愛を遠ざける仕組み
真摯に生きるとは、苦労することではない。「成功は苦労なしに成し遂げられない」と教えることは、「夫婦とは我慢して暮らすものだ」と教えるのと同じように、簡単だが、結婚したり成功を求めようとしなくなるのは、自然なことだ。
「人生は楽しくやることだ。」「結婚ほど楽しいことはない」と教えるより簡単なことだが、一度だけの人生を愛のある結婚、意欲的な生き方から遠ざける。
辛い別れのひとときは来世での平和な永遠の再会のへの入り口」かも知れないが、来世がある保証はない。あなたがいまを愛し、愛する人に正直に接する姿は、自分と相手だけでなく、お互いの周囲の人を元気づける。
元気付けられた人たちは、もっとよりよく、あるいはもっと強く自分と相手だけでなく、お互いの周囲の人を元気づける方法を考えて実践するだろう。
十二縁起の孤独な旅人
最初はうまくいっても、すぐに欠点が目につく関係は、思い込みという幻想のベールが剥がれるからです。
剥がれた幻想のあとには、リアルな現実しかない。つまり、愛をひた隠しにする習慣しかないからです。馬鹿げているようでも、それが現実だからです。習慣なのです。
依存症であったり、DVであったり、隠すことしか習慣にない。隠すことが興奮だったりするのは、ナルシシズムが生きがいになっているからです、
好きなのは相手ではなく自分の頭に住んでいる幻想。恋愛とはこの現実世界でもっとも大切な人との関係です。でもナルシシズムに生きる人には幻想世界に住んでいる幻想の相手。幻想世界に住む競争相手。つまり幻想世界に生きるために自分は十二縁起の孤独な旅人でなければならないのです。
愛の言葉
愛に対する飢えの方が、パンに対する飢えを取り除くことよりも、はるかに難しい。
(マザー・テレサ)
人は、人を愛していると思い込み、実は自分自身だけしか愛していない場合が多い。
(瀬戸内寂聴)
私は贅沢が大好きです。贅沢とは、お金を持っていることや、けばけばしく飾り立てることではなく、下品でないことをいうのです。下品こそ、もっともみにくい言葉です。私はこれと闘う仕事をしています。
(ココ・シャネル)
美と女らしさは年齢と関係がないものだし、作ろうとして作れるものではないと思うの。そして、魅力は、こんなことを言うと、その専門の人たちは困るでしょうけれど、人為的に作りだせるようなものではないと思うの。
(マリリン・モンロー)
男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。男が女を愛するのは、それがもっとも危険な遊びであるからだ。
(ニーチェ)
誠の恋をするものは、みな一目で恋をする。
(シェイクスピア)
男が誓うと、女は裏切るものだ。
(シェイクスピア)
もっとも永く続く愛は、報われぬ愛である。
(サマセット・モーム)
恋人を選ぶ・・・ なんてウソ。いきなりわが身に降りかかってくるものだ。
(クロード・アネ)
ある男性に想われているかどうか、女性は必ずピンときます。しかも、かなり前もって。はっきりとした徴候が現われるからです。内気な男性はむこう見ずになるし、ちゃらちゃらした男性はまじめくさってくるし、陽気な男性はせつなげになりますね。
(キム・ノヴァク)
愛の戯れは、車の運転に通じます。女は迂回が好きだけど、男は近道が好きだから。
(ジャンヌ・モロー)
たいていの男は、結婚相手とは思わない女といちゃつき、男といちゃつかない女と結婚する。
(ニューヨーク・自由の女神)
まとめ
十二縁起とは、仏教の基本的な考えの一つで、現実の人生の苦悩の根源を断つことで、苦悩を滅する12の因果関係を誕生から老死まで時系列化したもので、恋愛のメカニズムにも通じています。『無知』こそ罪。
心が激している時には人は誤って愛する。本当に愛するには落ちついて愛さなければならない。(ジューベール)
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