愛は悩ませる。気づき、育てるために。しかし、その真髄を見つけた者にはシンプルです。愛するヒトの笑顔を見たいから。
キツネは、星に残してきたバラが気がかりな王子との別れが迫るなか、キツネは王子に話します。
「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない。きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ。人間たちはこういう真理を忘れている。
でも、きみは忘れてはいけない。飼いならしたものには、いつだって、きみは責任がある。」
「星の王子さま」の物語を愛するお遍路するFP、三宝院沙門です。愛の法則はひとつです。
「愛情には1つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ」―スタンダールの言葉に集約されます。
国宝より大切なボクの宝物
君の笑顔がいちばんの宝物。
「きみが100歳まで生きるなら、僕は君がなくなる前日まで生きたいな。そうすれば君なしで生きなくて済むんだから」くまのプーさんからの言葉です。
実際に国宝が部屋にあったら、乱雑な取り扱いはしないはずです。
国宝のロボットがいたとして、ゴミ捨てに行かせるなんて絶対しない。
これをしたら、相手にとって良いだろうなと思うことをせずにいられない。
君の笑顔がいちばんの宝物。とは、そういうことです。ゴミ捨て、トイレ掃除、台所への搬入とか、相手が喜んでくれることを喜んで自ら主体的にする。
積極的にするのも気まぐれでなく、習慣化してしまう。
国宝より大切なボクの宝物とは、そういうことなんです。
自分らしさ
愛する人を幸福にするための自分らしさに気づいてみませんか?
自分ならこうするという思いと決断。単純さこそすべて。
「他者と比較しない」は鉄則です。
ルーティン
ルーティンに自分を投げ込め。
投げ込んだら後は楽になります、することはきまっているからです。
楽になった分だけ集中できます。
「愛情には1つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ」―スタンダール
テレパシー
二つの身体。一つの魂。離れていても、時空を超えて、テレパシーで会話できる。
テレパシーで発信・受信できるというと、精神病の一種とみなすドクターもいるようですが、純粋に「ほっとけない」気持ちが高まって妄想が嵩じるのかもしれません。
「あなたは私の全て」です。
▶︎女人は我々男子には正に人生そのものである。即ち諸悪の根源である(芥川龍之介)
▶︎最も長く続く愛は、報われない愛である。(サマセット・モーム)
どちらも本当です。どちらを選択するかは当人の心がけ(認知と行動)次第です。
し合わせづくりとは、何に合わせるかです。200年婚に合わせましょう。
生きる糧
たとえばウクライナで、イスラエルで、両親を失い、自らも傷ついた子供たちが、愛に飢えた癒される日が来るまで、何年かかるだろう。容赦のない攻撃を忘れる日はこないだろうにしても。悲しみを吐いて、生きる力を吸って、般若の呼吸が助ける。
背筋を伸ばした状態で、息を吐いて吸ってと呼吸していたら、般若の呼吸はできます。般若の呼吸を続けていると、自然に身につき習慣になります。
驚くなかれ。無理なく行じていると宇宙と繋がっていると、知識・思考を超えて、頭で判断するわけでなく、生きている面白さを身体が感じると、つまり「もともとのいのち」に触れる暮らしをしていると、(あるヒトの場合)痩せて身長がのびてきます。女子大生四回生になっても異変は起こる。
これが「いのち」そのものとの’出会いなのです。
十二縁起が語る愛への執着
十二縁起(十二因縁)は、仏教でいう「諸法実相」をより理解しやすくするために説かれたもので、ヒトの心と身体に宿るメカニズム(因果関係)のことです。
諸法実相(しょほうじっそう)とは、仏法でいう真理のひとつで、全ての存在のありのままの真実の姿のことです。ただし実体があるわけではなく、状態のことです。
現実の人生で苦悩が生じる原因となる12のポイントを系列化したのが十二縁起(十二因縁)です。人生の苦悩の根源を断つためのヒントとなる仏教で説く基本的な考えです。
不足する愛へのこだわりは、執着となって自分と他者を苦しめ、ヒトをゾンビにします。「無明」のヒトたちが行き交うゾンビ大通りから離れて、気づきが重要な役割を担います。生きるエネルギーとなった気づきは無明を脱することを求めて十二縁起を循環します。十二縁起の支分は、無明、行、識、名色、六処、触、受、愛、取、有、生、老死の12個がありヒトは無明からはじまる12個の支分を転々とすると説いています。
「愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です」―マザー・テレサ
愛を求める者が愛の欠如を他のモノで埋め合わせようとして、他者の愛を奪う。無限地獄は依存という生き方の表れますが、「もともとのいのち」に触れた愛は精励によって依存を断ち切ります。
見えないものでもあるんだよ
ねんねした間になにがある。
お床の上に降り積り、
お目々さませば、ふと消える。誰もみたものないけれど、
誰がうそだといいましょう。
まばたきするまに何がある。
白い天馬が翅のべて、
白羽の矢よりもまだ早く、
青いお空をすぎてゆく。
誰もみたものないけれど、
誰がうそだといえましょう。
( 「見えないもの」 金子みすゞ)
「恋は目ではなく心で見るもの」―ウィリアム・シェイクスピア『真夏の夜の夢』より
あなたの笑顔がいちばんうれしい
支えることは、相手のことが好きだからこそできることです。あなたの笑顔を守り続けるためにそばにいることが果たす役割は大きい。
「愛とは、大勢の中からたった1人の男なり女なりを選び、ほかの人を決して顧みないことなのです」―トルストイ(ロシアの作家、代表作に『戦争と平和』)
好きにならずにいられない
「恋をしても賢くいるなんて、不可能だ」―フランシス・ベーコン(フランスの哲学者)
愛の名曲は愛の真理を語っています。あなたのことを大切に思っていると伝える言葉なので男性から女性に、女性から男性に、いろんなアーティストがカヴァーしています、
ゲンキポリタン大学
「ゲンキポリタン大学」では、「社会人基礎力」をコアに<人生100年時代の曼荼羅>を描くように、ライフシフトをバックアップするさまざまな講座を、さまざまな方を対象に、さまざまな形態で開催しています。ご都合に合わせた形態をお選びください。
「社会人基礎力」(全6回)
- 人生100年時代社会人基礎力3つの能力
- 社会人基礎力①12のの能力要素
- 社会人基礎力②前に出る力を育てる主体性と8つの基準
- 社会人基礎力③考え抜く力を育てる思考法
- 社会人基礎力④チームで働く力
- 社会人基礎力に追加された3つの視点
GTD®勉強会
- 社会人基礎力|GTD①マンダラ思考で情報をゴエスする
- 社会人基礎力|GTD②頭の中の「現実」もすべて把握する
- 社会人基礎力|GTD③アセスメントを設定して「できる」行動をリストにする
- 社会人基礎力|GTD④アセスメントのために見極める
社会人基礎力|GTD⑤マンダラ思考で整理する
社会人基礎力|GTD⑥システムをマンダラ思考で見直す - 決定版「図解」十二縁起
コラム 自我と交流分析
- 100年「し合わせ」な整え日記
- 自他肯定をライフスタイルにする『お粥さんプロジェクト』
- 人生の方程式から外れない<イマジン>3つの自我の使い方
- メンタルモデルを変える5つの心とエゴグラム
- 般若のゴエス|自分を忘れるアサーティブ・コミュニケーション
- 般若のゴエス|アサーション・コミュニケーション|率直について
- ロジカルシンキング
- ラテラルシンキング
- システム思考
関連サイト
ゲンキポリタン大学は(社)いきいきゴエス協会の運営です、
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