こんにちは。ゲンキポリタンのNaoman-Minoruです。
愛を成就、ライフシフトで真の自由を実現する「お粥プロジェクト」のご紹介です。「お粥プロジェクト」の基礎は愛のあり方を正すことから心身を正し、エンドレスにワンダフルな100年ライフをハッピーにすることが目的です。
人は誰でも多かれ少なかれ心の奥底に傷を持っています。
その傷がうづいて、大事な場面で、「待ってました」と言わんばかりに、自分の顕在意識にそぐわない言動、行動をとらせてしまいます。
あとで「なんであんなことをしたのだろう」「なぜ言ったのだろう」と振り返っても理由が見当たらない。そこには自分でさえ気がつかない古くネガティブな記憶が引き金になっていることが少なくありません。ほとんどの場合、原因になっています。
この不思議な現象の原因と永遠に思考回路と人生脚本を変える決定的な対策をご説明します!
なぜ、場違いな言動や感情が暴走するのか
人は潜在意識に仏教用語でいう「阿頼耶識(あらやしき)」という記憶の蔵を持っています。
そのため、たとえば嬉しいときに、抑圧の蓋が外れて、過去の記憶が鮮明に浮き上がってきて、全く場違いな言動や感情が暴走します。
ある女性は好きな男性と通勤したいために購入したばかりの10万円の定期を捨てて、新しい定期を購入、夜には待ち伏せまでして男性と仲良くなれたのに、暴言を吐き嫌われるようなことして、道で土下座をして謝りました。男性は優しく接していたのですが、ついにはお手上げになり別れを切り出しました。背景には5歳の時に自分と母親を捨てた父親への恨みが未解決なままであり、好きでたまらない男性への別れは父親との別れの再現だったのです。ある意味、男性は再現の道具だったのです。
わたしを嫌って。
毎回楽しいはずのデートのたびに、楽しければ楽しいほど、別れ際に、怒りがこみあげてきて、大事な時間を破壊してしまう人がいます。
顕著な事例を、もうひとつ、ご紹介します。
毎回、男女問わず愛する人と楽しい旅の終わりに相手を挫いてダメージを与える女性がいます。
旅が楽しければ楽しいほど相手に与えるダメージも強く残念な気持ちにさせます。
たとえば富士山頂で隠れ様子を伺う、相手が懸命に探すのを見るだけで声をかけない。
相手は諦めて一人で山を下り、自宅に帰り、心配から友人たちに電話して探します。
隠れた本人に悪気があるわけでなく、自分でも分からず、自分は自分で彼女の動向を探ります。
一連の行動に目的があるわけでなく、すべて隠れたことから起こった出来事です。
彼女に目的はありませんが、本人も知らない隠れた動機があります。
その動機とは、『私を嫌ってくれ』と言うもので、人生そのものに影響し、人生の目的になっていることが少なくありません。
繰り返している場合には、人生の目的であると断言できます。
本来なら喜びを分かち合える場面で、安心できる局面になれば、なるほど、全く場違いな言動や感情で相手を怒らせるのも同じです。
「甘えるのが苦手」を超えた現象は、相手は混乱して、お手上げ状態から、残念な結果を選択することになり、傷つきます。
このとき相手が味うネガティブな感情はもともと本人のもので、結果的にネガティブな人生観を共有していることになります。
未解決な問題が「いま」を苦しめる
いま目の前で起こっていることとは不釣り合いな感情が現実を台無しにしてしまうのは、台無しにすることで、隠れた目的を達成しているからです。
未解決な問題が、隠れた目的の原因を作っています。
未解決な問題の大半は「愛着」の代表されるように、親子の間で主に生育期に生じたもので、記憶になく、貪瞋痴(とんじんち)、仏教でいう執着の三毒の原因にもなっています。
親子と言ってもルーツを遡るとなんとビッグバンに行き着くので解明はできません。
一方、この世の出来事は、全て縁起で生起しています。
「言葉」は生起することのごく一部しか捉えることができていません。
言葉を超えた世界を捉えることができるように自分を高めるライフスタイルを自分のものにしたいものです。
自分の過去が、いかに現在の自分の言動に大きな影響を与えているかを理解できれば、自分の感情をコントロールしていくこともたやすくなります。
マインドフルネスあるいは禅
自分の感情をコントロールを自在にコントロールすることは簡単なことではありません。
問題が生じたら、対処するのが、西洋的な考え方です。
一方、東洋では問題にならないように恒常的に改めます。食べ物に違いがあるように、西洋と東洋では、ライフデザイン、ライフスタイルが根本的に違います。
マインドフルネスは、ライフシフトを円滑に進展させる上で重要なライフデザイン、ライフスタイルに影響を与える基礎になります。
マインドフルネスは、英語ですが、語源は、パーリ語の「sati(サティ)」、サンスクリット語の「smṛti(スムリティ)」とされています。ブッダが入滅前に弟子を講堂に集めて説かれた8つの教え「八正道」の7番目の教え『正念 / 正しい四念処(しねんじゅう))』のことです。
「sati(サティ)」「smṛti(スムリティ)」のどちらも、仏教の禅の考えを表しており一般的に「念」「気づき」と翻訳されているようです。日本では「禅」になります。これが「mindfulness(マインドフルネス)」と英訳され、広く知られるようになりました。
マインドフルネスとは、状態を表すもので、概念ではありません。
分かりやすく言うと、瞑想することで、自身を観察、分析して、対象になりきった状態です。結果として無我状態です。
禅と西洋の瞑想のカタチは同じでも、言葉の違いで違った概念を作り出しています。
西洋的には、マインドフルネスは問題解決の一手法ですが、禅はライフスタイルとして定着させることを望んでいます。朝夕の食事やお風呂に入るように、日常化することが大切なのです。
「精励」「慈悲」という縁
禅の教科書である「十牛図(10枚の絵)」では、自分を見失った主人公が、最後の十枚目の絵では、体裁を構わず自由にコミュニケーションする姿が描かれています。
つまり、さまざまな縁から自分を取り戻した自分は、慈悲を心の柱(縁)として、あるがままに自由に生きているのです。
慈悲とは、『“精励“の縁』、励まし応援する繋がりです。
そのもっとも身近なものが、パートナーに対する応援ではないでしょうか。
つまりベストパートナーになることが、過去からの訣別に他ならないのです。
ベスト・バートナーになるために
「縁起」というように縁があって物事は生起します。
自分を苦しめている原因が、身近な例としては父親や母親にあるのだということを知っても、どう改善してもいいかわからないものです、
『西遊記』でおなじみの唐の僧侶、三蔵法師がインドから持ち帰った経典「唯識」には根本心「阿頼耶識(あらやしき)」が自我執着心「末那識(まなしき)と結びついて生きづらさの原因を生み出していると説きました。
夫婦、恋人などパートナーとの関係を難しくしてしまうのも、これが原因だと判明しています。
パートナーとの優れた関係は無形資産を育む原動力ですが、男性は女性から奉仕されるものだと思い込みがあり、女性はそうするべきものという思い込みと抑圧の間で葛藤があり、スマートなカップルを除き、両者は葛藤に晒され続けています。
スマートなカップルの考え方・生き方
では、スマートなカップルは、どのような関係を結んでいるのでしょう。
ひとは元来「一人一宇宙」で、誰も宇宙から出ることも入ることもできません。
「一人一宇宙」でありながらネットワークで繋がっていて繋がりの結び目には「慈愛」があります。
慈愛とは、常に慈悲の心を注いで愛する心のことです。
慈悲とは弱者へのいたわりのように解釈されますが、正しくは精励を慈しみ励ます心です。
精励とは精力を出して励むことです。
これが現代でいう無形資産を育むことへの共感です。
無形資産を育むことへの共感こそがベストパートナーになるための条件です。無形資産を育んでいるパートナーをどのように支援するのか、そこにパートナーとして、100年を自由に生きる智慧があります。
100年を自由に生きる智慧
上の図は、現代人が迎える100年時代を生きるために必要なスキルを一本の木にしたものです。
- ライフスキル
①コミニュケーション・スキル、②ストレス対処スキル、③自己認識スキル、④意思決定スキル、⑤目標設定スキル、 - ライフデザイン
金融資産、無形資産①生産性資産②変身資産③活力資産④パートナー資産
- ライフスタイル
マインドフルネスなど自分の軸となる哲学、関心ごと、趣味など - ライフプラン
ライフイベント、キャッシュフロー、バランスシートなどのファイナンシャルプラン - ライフシフト(&ワークシフト)
①準備期間(探求期)②1stステージ③2ndステージ④3rdステージ
分かち愛こそ100年を自由を生きる智慧
アメリカの心理学博士ジョン・グレイ氏は著書『女が知っておくべき「分かち愛」のルール『ベスト・バートナーになるために~男は火星から、女は金星からやってきた』で、男性が女性に対して行うべき「98の小さな愛情アプローチ・リスト」にまとめました。
これは潜在意識にあるネガティブな記憶による間違った言動、感情の発露によるトラブルを防止して二人の関係を発展的にするためのものですが、効果は関係性を超えて、ライフシフト(ワークシフト)を円滑に実現して豊かな人生を過ごす秘訣になります。
寿命が延びるほど、お金も必要になります。
昭和の人々のように「60歳定年」で仕事は終わりというわけにはいきません。
お金を稼ぐためには、いまを生き、さらに変わりゆく時代に適したスキルが必要になります。
年齢に関係なく時代に適合する高いスキルを得るには「システム思考」でいう「自己マスタリー」がいつまでも大切なエネルギーになります。自己マスタリーのなによりのエネルギーになるのが「パートナー資産」です。
ジョン・グレイ氏の提案は、パートナー間の円滑な関係づくりのようですが、パートナーに対する慈悲の心があれば仲良く人生を過ごすことができるだけでなく、自分自身を高めることになると説いたのです。つまりパートナーのために実践するように思えますが、実際には自分のためになり、家族全員のスキルアップ、モチベーションアップになるのです。
100年時代の「98の小さな愛情アプローチ・リスト」
『女が知っておくべき「分かち愛」のルール「ベスト・バートナーになるために」~男は火星から、女は金星からやってきた』から、「98の小さな愛情アプローチ・リスト」から30項目をご紹介しておきます。
(「ベスト・バートナーになるために」から)・・・・次に、男性が最愛の女性の愛情タンクを常に満タンに保っておくための「98の小さな愛情アプローチ・リスト」を載せておくことにする。
1.夜、仕事から帰宅したら何よりもまず彼女を抱き、「ただいま」の挨拶をする。
2.あらかじめ彼女のその日のスケジュールをある程度は頭に入れておき、具体的にその日の出来事を聞く。(「病院はどうだった?時間どおりに診察してもらえた?」)
3.できるだけ相手の話を聞くことを心がける。あわせて、なるべく質問もするようにする。
4.彼女が訴えてきた悩みについてコメントしたい気持ちを抑え、その代わりに同情と理解を示すようにする。
5.毎日、自分から二人きりになる時間を20分ほどつくるように心がける。その間は、新聞を読みながらとか、ほかのことをやりながら彼女の相手をするのではなく、ただ彼女との会話に熱中することが大切である。
6 何か特別な事が起こった時など、意外な贈り物として彼女に知らせず、ささやかな花束(一輸の花でもいい)など、必ず小さなプレゼントをする。
7.デートをする場合は、何日か前にあらかじめ予定を立てておくようにする。その日になってから彼女に「何をしたい?」とか「どこへ行きたい?」などと聞かないようにする。
8.彼女が仕事で疲れ切って夕食をつくれないように見えたら「何か手伝おう
か?」と自発的に申し出る。
9.彼女の外見、ファッションなどを絶えずほめるように心がける。
10.彼女が気分を害したり、気持ちを落ち込ませた時には、その感情をないがしろにせず、できるだけ理解し、尊重するようにする。
11.帰宅や約束の時間に遅れる時には、ちゃんと電話を入れる。
12.彼女からアドバイスや救いの手を求められた時は、よけいな説教をせずに「YES」か「N0」を明確に答える。「そんなくだらない質問をするな」などとは、けっして言わないように。
13.彼女の心が深く傷ついている時には「ひどく傷ついたろうね。かわいそうに」という調子のなぐさめの言葉をかける。その後は沈黙して、あなたがいかに彼女の気持ちを察しているかを彼女に実感させる。彼女が傷ついているのは自分のせいではないなどという説明を加えたり、頼まれもしないのに問題の解決策を押しつけるような真似は絶対にしてはならない。
14.あなたがどうしても自分の穴の中に閉じこもる必要があると思った時は、彼女に対して自分にはしばらくの間、ひとりになって考えたいことがあるが、必ず元に戻るということをわからせる。
15.自分の穴の中に閉じこもった結果、頭も心もすっきりして元へ戻った時には、彼女に何がいったい自分を悩ませていたのかを、丁寧にかつやさしい口調で説明する。それによって彼女は最悪のケースを想像せずにすむ。
16.彼女があなたに話しかけてきた時は、目にしている雑誌を置き、テレビのスイッチを切って彼女の話に100パーセント注意力を集中する。
17.もし、普段は食器を洗うのが彼女の仕事と決めてあるのなら、たまには自分から率先して食器洗いをする。とりわけ、彼女が疲れた様子を見せている時は効果的である。
18.彼女が疲れたり気落ちしているのに気がついた時には、彼女に何をしたいか、あるいは何をどうすればいやされるのかを聞く。そして、彼女が望んでいることができるように必要な物を揃えたりして、側面的な手助けをする
19.外出する際は、彼女に何かついでに買ってくる物はないかを聞く。そして、頼まれた物は忘れないように確実に買ってくるように。
20.昼寝をしたいと思ったり、部屋を離れたいと思った時は、その旨を彼女にきちんと伝える。
21.一日四回は、彼女を怪く抱きしめる。
22.職場から電話をかけ、彼女の様子を聞く。その際は必ず「愛しているよ」と愛情確認の言葉もかける。
23.毎日、最低二回は「愛しているよ」と言う。
24.ベッドメーキングや寝室の掃除をする。
25.もし、彼女が靴下を洗おうとしているのなら、彼女の手に渡る前に裏返しに脱ぎ捨てた物を元の状態に引っくり返して戻しておき、彼女がそうする必要のないようにしておく。
26.ゴミ箱がいっぱいになっているのを発見した時は、「僕が捨ててきてあげるよ」と申し出て実行する。
27.出張などで遠出した時には、目的地に着いたところで電話をかけ、連絡先や宿泊先の電話番号を伝え、自分が無事に到着したこととあわせて報せるようにする。
28.彼女の自動車を洗ってあげる。
29.デートの前には、必ずあなたの自動車を洗車し、車内もきれいに掃除、整理整頓をしておく。
30.セックスの前には必ず身体をよく洗い、もし彼女が好むのであれば、お気に入りのコロンをつけておく。
どうでしょう?
自分がパートナーの僕になったように思う方もいると思いますが、よくよく考えると、パートナーが喜んでくれることで応援できると考えると楽しくありませんか。
なぜ、慈悲を育み、自由な人生を設計できるのか
「98の小さな愛情アプローチ・リスト」とは、ブッダが説いてきた「慈悲」に他なりません。
ブッダの研究は「四苦八苦」から自分自身を解放することです。その究極として「慈悲」による解放でした。「慈悲」は難しい概念で「愛」と混同されますが、慈悲は精励することへの励ましです。
「98の小さな愛情アプローチ・リスト」とは、自分とパートナーの精励することへの励ましなのです。
これは生育環境から学んだ負の財産と人生脚本から解放して、自分とパートナーの人生100年時代のライフシフト&ワークシフトへの応援に他なりません。
- ライフスキル
- ライフデザイン
- ライフスタイル
- ライフプラン(ファイナンシャルプラン)
- ライフシフト(&ワークシフト)
ひとことにまとめるなら、ベスト・バートナーになることは『希求する真に豊かで「自由」』への応援です。人生のかけがえのないパートナー資産を大切に育みましょう。
まとめ
ひとは傷を隠しながら、長い人生を生きぬきます。
幸せとななんでしょう。
そのひとつが、誰でも自分をこころから必要とされることではないでしょうか。
ところがある日突然、必要とされなくなります。
この問題について、ジョン・グレン博士はベスト・バートナーになるために」で「男と女は火星と金星の異星人だ」と説きました。
異星人同士の恋は、まるで魔法にでもかけられたような勢いで急速に進展、嬉々として一緒に行動し、楽しみを分かち合うことができて、やがて地球に移住することを決める。新しい天体での生活も、はじめは快適で素晴らしいものだったが、ついにある朝、彼らは目覚めると記憶喪失になったかのように愛は戦いに変化すると言いました。
男も女も両者ともに「当たり前」の基準が違うことに気がつかないまま、ある日、違いの受け入れが困難になり、以来、長い戦いは続くことになります。ある日を境に、やがて二人は単なる同居人になるか、片方が出て行きます。これは長い人生をライフシフトする身にとって巨大なデメリットになります。お互いのライフシフトの樹を枯れさせてしまう原因にさえなりかねないのです。
ライフシフトすることは人生の目的ではありませんが、真に豊かな自由を手に入れる手段です。つまり自由を放棄することになりかねないのです。
現代、そして近未来に於いて、パートナーとの愛情深い生活は自由へのパスポートです。
人生のかけがえのないパートナー資産を大切に育みましょう。
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