恋におちたらオキシトシン、抱きしめたいのはテストステロン、恋はホルモンカクテル

女と男のゴエス

性欲が高まって肉体的な満足が欲しくなるのは、男性ホルモンと言われる「テストステロン」や女性ホルモンといわれる「エストロゲン」といった性ホルモンの仕業です。

恋をして愛着が高まり性欲も高まるのは、心の問題ではなくホルモンのバランスが、これまでと変わるからです。

恋の力は強くミラクル、失恋は失意のどん底

恋のはじまりは、男女ともにホルモン分泌に異変が生じます。
男性がやさしくなり、女性の性欲が高まるのも、すべてホルモンの所業です。

それほど、恋の力は強く、逆に失恋は絶望の淵に追いやります。

セックスしたい衝動を引き起こすテストステロンは、男性が女性よりより10倍~20倍多いといわれています。
つまり、それしか考えていない?(笑)なので男性ホルモンと呼ばれる由縁です。

男性が毛深く、力が強く、攻撃的で、すぐ発情するのも、テストステロンの原因です。
骨や筋肉、性欲、ポジティブ思考、バイタリティ作用など男性として生きるために不可欠なホルモンです。

やる気ホルモン「テストステロン」

95%が睾丸から分泌される「テストステロン」は男性ホルモンの大部分を占めている重要なホルモン。
「テストステロン」は「やる気ホルモン」「モテホルモン」とも呼ばれています。

「テストステロン」分泌が少ないと性機能の劣化によって性的魅力も乏しくなります。

うつになったり、セックスレスになるなど逆にネガティブな要素を増やしてしまいます。
メタボを促進します。

テストステロンを増やす方法として、もっとも手軽なのは『睡眠の質を高める』ことです。
「睡眠の質が高い男性は、睡眠不足の男性よりもテストステロン値が高かった」というデータが発表されています。

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愛情ホルモン「オキシトシン」

一方、女性に多いのが「愛情ホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」です。

「オキシトシン」には次のような作用があります。

  • 幸せな気分になる
  • ストレスが緩和され、脳・心がリラックスする
  • 不安や恐怖心が減少する
  • 他者への信頼感が強くなる
  • 親密な人間関係を結びたい気持ちが高まる
  • 社交的となり人と関わりたくなる
  • 心臓の機能を上げる
  • 学習意欲と記憶力向上
  • 感染症予防につながる

オキシトシンは「愛情ホルモン」の他「抱きしめホルモン」「恋愛ホルモン」「抱擁ホルモン」「信頼ホルモン」「絆ホルモン」「思いやりホルモン」「癒しホルモン」など、数々の異名を持つ神秘のホルモンです。

愛情が高まってきたときは男女ともにたくさん放出されてます。

男性の乳首を愛撫すれば、オキシトシン

男性もオキシトシンを分泌しています。
分泌が豊富な男性ほど、社交性が高く、職場での人間関係も良好だというデータがあります。

男性の乳首を吸ったり舐めたりすると、オキシトシンが分泌されます。
男性の乳首を愛撫すれば、オキシトシンの分泌が増えて、パートナーに優しくなると考えそうですね。
ところが、そういうわけにもいかないのが自然の厄介なメカニズム。

オキシトシンとテストステロンには相関関係があり、男性は勃起した途端にオキシトシン濃度が急激に下がってしまいます。
なので、愛おしいと強く感じすぎると、勃起不全あるいは射精できない現象に陥ることも珍しくないのです。

逆に愛情がない関係だと性欲の塊みたいになってしまうのもオキシトシンの仕業です。

ホルモンのメカニズムから、男の脳は猿のようにしか働かせないのかも知れません。

女性と男性の性の違いはホルモンの違い

セックスのあと、女性は抱きしめられるのが大好き。
反して男がそそくさとベッドを出るのはオキシトシンが減少するからです。
デリカシーがないようですが、やっぱり男は猿に出来ているようです。

女性は男性の態度に不信感を持つ人が多いのですが、恥ずかしながらホルモンの仕業なのです。
スローセックスを奨励する人は多いですが、ホルモン分泌からすると矛盾があり、難易度が高いといえます。
でも、やるんだ!

愛着の絆を作り育てるオキシトシン

人と人が強い感情で結ぼれるとき、この「オキシトシン」が、愛情ホルモンとして接着剤の役割を果たしています。

おたがいに愛を感じる関係になると、オキシトシン濃度が上昇します。
大好きな人を見るだけで、胸が熱くなるような、何ともいえない切ない気持ちになります。これもオキシトシンの仕業です。

幼児虐待が発生する場合にもオキシトシンが影響しています。
オキシトシン濃度の高低は。愛情たっぷりに育てられたか、貧弱な関係で育ったか、生育環境も影響しています。

でも、やるんだ!

恋におちたらオキシトシン

恋に落ちたとき、男女ともに、オキシトシン濃度は高くなります。
恋に落ちた直後では、男性のテストステロン濃度は低くなり、反対にオキシトシン濃度が上昇することがわかっています。

これは恋人との結びつきをできるだけ早く強固にするためだといいます。
男性はやさしさにあふれ、物腰がやわらかく穏やかになり、おおらかになります。
 

抱きしめたいのはテストステロン

いっぽう女性は恋人ができたと感じた瞬間から、テストステロン濃度が上がってセックスに積極的になります。

そのため男も女も性欲は同じだと誤解されます。

しかし、女性の場合、徐々にテストステロン濃度が下がるので、この状態はせいぜい半年程度で終わります。

女性は、生物学的に、いつまでも男のようにいられないのです。
 

食事も喉が通らないのはセロトニン

好きな人を想って、眠れない、食べられない現象は、体内のセロトニンが減り、反対にオキシトシンが増えているからです。
愛情が豊かになって、相手への想いやきずなが探くなるように働いているのです。

「セロトニン」は幸せホルモンと呼ばれています。
神経を刺激する「ノルアドレナリン」、やる気ホルモン「ドーパミン」と並び、感情や精神など人間の機能に深く関係する三大神経伝達物質のひとつです。

脳は緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、ノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御し、自律神経のバランスを整えようとします。

ノルアドレナリンは怒りや興奮などの感情をコントロールしています。
ドーパミンは意欲や好奇心などの感情をコントロールします。

恋のはじまりは「一目惚れ」から。その瞬間、自然災害的に、あなたの脳に大量のドーパミンとノルアドレナリンが流れこんできます。
もう手遅れです。恋からは逃げられなくなります。
 

セロトニンが減り続けたら「うつ病」

これらの暴走を抑えて、心のバランスを保ち精神を安定させる役割を担っているのがセロトニンです。
恋煩いでセロトニンが減ると、ノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御し、自律神経のバランスを崩してしまいます。

幸せホルモン「セロトニン」ですが、本当は怖い一面もあります。
「セロトニン」が不足すると、何に対してもヤル気が起きなくなったり、無気力になり、他人との関わりを無意識に避けるようになります。

それが進むと「うつ病」になることもあります。
 

恋愛はホルモンのカクテル

一方、セロトニンが減ってオキシトシンが増えていると、夜もろくに眠れない、愛する人の名前を一日に何度も呼ぶなど、とりつかれたような行動が繰り返し目立ちます。

恋愛はホルモンのカクテルを飲んでいるようなものだと言われる由縁です。

八面玲瓏・・・迷ったら白雪姫の歌を聴きましょう
 

まとめ

恋のはじまりは、異変の連続。
一目惚れの瞬間、大量のドーパミンとノルアドレナリンが脳に流れこんできます。
自然災害的に「一目惚れ」という洪水に呑みみ込まれます。

一目惚れした側は、オキシトシン濃度は高くなります。やさしくなり好意を表現します。
こうして恋に落ちると、テストステロン濃度が上がってセックスに積極的になります。

しかし、ここからが男女のホルモン分泌に違いが出ます。

一度のセックスで20年間の拘束を余儀なくされる女性と、
一夜のセックスで終えてしまうことも可能な男性では違って当然です。

この後のお話は次回に続きます。”マイ・スタンダート”

テストステロンを増やす方法として、もっとも手軽なのは『睡眠の質を高める』ことです。

八面玲瓏・・・迷ったら白雪姫の歌を聴きましょう

 

人生とビジネスこよなく愛するオヤジ。恋愛研究家にしてベッド周りと人生の探求家。
人はなぜ同じタイプの人を愛するのか、人はなぜ同じことを繰り返し、同じ失敗を繰り返すのか、その謎と原因を知り尽くした「専門家」、膨大な体験と研究でズバリ安心と幸せをお届けします。特に「まだまだ初心者さん」にやさしい提案を心掛けています。

一般社団法人いきいきゴエス協会理事にして「ビジネスコンサルタント」「整理収納アドバイザー」「ライフスキルコーチ」「ライフデザイナー」「ファイナンシャルプランナー」「スリープアスリート(睡眠マスター)兼「当ブログ管理人」兼「ベッド専門通販ショップ店長」の愛ピ(ミノルさん)です。

 

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