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不器用女子ちゃんは、波乱万丈。
5分ですむことが、1年かかることも珍しくありません。
それだけ奥が深いのかもしれません。
好き避け女子ちゃん(または男子くん)が「不器用」と言われるのには、ある決定的な特徴があります。
これが解ると、好き避けちゃんに振り回される悩みが、全部、解決します。
無器用女子の言葉不足はなぜ起こるか
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「不器用女子ちゃん」は、仕事もきちんとできるし、コミュニケーションもちゃんとできる人がほとんどです。
なのに、「不器用女子」と言われてしまう最大の原因は、心理的に距離が近い人との間で起こる「言葉不足」にあります。
恥ずかしくて、言葉で伝えるのが苦手です。
「言葉不足」は、分かりにくいので、相手に誤解を起こさせます。
好き避けしてるかと思うと、言葉をすっ飛ばして、いきなり大胆な行動をするので、そのギャップにドキドキして、「うっ、なにが起こってる?」と解りません。
行動に真実が潜んでいますが、突然なので、心の準備ができていない男性側が反応しないと、不器用女子に怒りがこみあげてきます。
「えっ、なにか悪いことしたのかな?」
「嫌われたのか」・・・・男性側の思いです。
言葉がないので何が起こったのかわかりません。
甘えていい、助けを求めていいのですが、幼い頃から抑えることに慣れてしまっていて、いざとなると言葉にできないので、我慢する。
我慢が限界に達したときに、いきなり行動になってしまいます。
シンプルな不器用女子の胸の内「決まってるじゃん」
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事象としては、いろいろあるので、複雑になりますが、不器用ちゃんの中は、とてもシンプルです。
”that’s the way it is”・・・”決まってるじゃん”です。
解らない彼の方はついていけないので、彼女の方は「このバカ、なんで解らないの!イラッ!」です。
行き違いの最大の原因は、好き避け不器用女子の中では、好き避けをした段階で、彼はすでに「旦那さん」なんです。
一途(that’s the way)な好き避け不器用女子は、ただひたすら(it is)一途を突き進んでいます。
すでに彼女にしたら「身内」なのに、男性には雲の上の人
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ところが、現象としては、彼は冷たくされまくりなので、遠い他人のままです。
未だ「彼氏」の自覚もありません。
彼にとって彼女は、雲の上の人なのです。
彼女にしたら、すでに「身内」「分身」です。
噛み合いませんよね。
「おまえ、なにしてるの」状態です。
不器用女子にしたら、イライラします。
両者の間には、出会い~恋人~プロポーズ~という段階的なロマンティックな言葉を通じたひとときがないままです。
直感で選んだ不器用女子には、そんな回り道はどうでもいいことです。
好んでしているわけではないけど、やむを得ないのです。
2年間口もきかず、無視している状態なのに、突然、承諾も理由も都合もなし、車に乗り込んでくる。
家に置き換えて想像してみてください。びっくりしますよね。
「振り回してはいないけど、言葉がなく行動がいきなりの行動なので解りにくいのです」
その2年間なんだった!ルール無用になるのは、防衛戦争しているからです。
・・・・マニュアルのような手順はコミック同然です。どうでもいいことは、どうでもいい。
all or nothing
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さっきまで、自分が関わっていた生死の問題ですら、他者が入ってきて自分が関係しなくなった途端、関心がなくなります。
自分に大きく関係するものには徹底的なこだわりを見せますが、そうでないものは、どうでもよくなってしまいます。
その道のプロが入り込んだら、実際、自分にはすることもないので、任せるのがいちばん、後はどうでもいいことです。
とっても合理的です。
仕事への関わり方も同じです。
どうでもいいものに対しては、徹底的にどうでもいい態度を貫きますが、自分に大きく関係するものには徹底的にこだわります。
言い出したら曖昧な結論では済ませません。
つまり、付き合うとか付き合わないとか、恋人とか友達とか、どっちつかずな次元で好きな相手を見ていないのです。
all or nothing
妥協を許さない、イエスかノーか、一か八か、のるかそるか
排出は、心の言葉とズレている
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アプローチに対して、心の回路を駆け巡った思いは、彼の気持ちに応えたくても恥ずかしいので天邪鬼になるしかなく、そのままの言葉で排出されません。
「つきあってください。」VS「好きだから一緒におるやろ!」=排出「無理です」
「好きです」VS「いまさら、バカか」=排出「言われても困ります」
「結婚したい」VS「してるやろ」=排出「そんなことできません」
all or nothingである「不器用女子」の方が何年も先を行ってしまっているので、噛み合いません。
最初に目的地を決めている好き避け不器用女子
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男性の誠意ある行動を見て、不器用女子は、初めに決めます。
初めに道は決まっているのが「一途」の正体です。
どうでもいい人か、人生を共にする人か
決めた時点で「好き避け」はいよいよ本格的になります。
なので、男性は「この前までフツーに喜んでいたのに、なんで急に冷たくなったんだ?なにかしたかな〜」と疑問に思います。
その謎こそ誠実さなのです。
男性側は、女性は「段階的なほのかなプロセスがあって・・・」と期待していると想像しますが、不器用女子にとって、どうでもいいものは、徹底的にどうでもいいので、一切カットされます。
急変についていけず、男性が去っていくと「どうでもいいやつだったんだ」で完結します。
心理的には「押しかけ女房」
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だってそうでしょう。
どんなことでも、「達成できるかな〜」と、曖昧な気持ちでは成就できません。
もうすでになりきった気持ちで日々過ごすから、達成します。
文筆家やアスリートでは必須の心構えです。
それを自然に持てたものが夢を現実にします。
「押しかけ女房」という言葉があります。
『ウィキペディア(Wikipedia)』では、男性ともしくはその家族との合意無しに一方的に女性の意思で女性が男性宅に同居する様と説明があります。
「うる星やつら」「すもももももも 地上最強のヨメ」に登場すると紹介されています。
心理的には「押しかけ女房」状態ですが、現実にはそうなっていないし、そこまで厚かましくなれないのが不器用女子です。
自己否定感が強いので「押しかけ女房」にはなれませんが、気持ちの上では「押しかけ女房」に負けていません。
高まる想いが強いほど強くなる否定感の間で、悶々としていると考えると、好き避け不器用女子の痛みが解ると思います。
中途半端な関係は私の辞書にはない
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なので出てくる言葉・態度・表情は「否定感」の反動形成で、攻撃的。
これにタジタジになりますが、心はすでに「亭主」と「嫁」なので、攻撃的な言葉・態度・表情に狼狽えていると、裏切り行為に感じてしまいます。
怒りがこみ上げてきて、「お前なんか信用できない。お前はダメだ」と烙印を押されます。
烙印を押された側は、「なんでそこまで怒っているの?」
そもそも「なにを怒っているの?」と、わかっていません。
その理由は、物事を曖昧なままにしている事を嫌うことにあります。
段階的な「プロセスが一切ない」のが原因ですが、不器用女子にはどうでもいいことです。
曖昧なプロセス・・・そんな中途半端な関係は私の辞書にはないので、認めない!となるのが、不器用女子、本来の性質です。
好きになった時点で「私の所有物」つまり「私の旦那さま」なのです。
まとめ
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all or nothing
どうでもいい人か、人生を共にするか
赤の他人か、私の旦那さまか。
好き避け不器用女子の誠実を、頭に置いて、過去の出来事を振り返っていただくと、全部きれいに解決されるはずです。
必ず「決断する時間(覚悟を決める)を過ごしていた期間」が不器用女子にあったはずです。
そのタイミングを経過して好き避けがはじまった、激しくなったはずです。
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