アイ・べグ・オブ・ユー/I Beg Of You:1958

エルヴィスがいた。

<アイ・べグ・オブ・ユー/I Beg Of You>は、<監獄ロック><恋の大穴>のような大爆発のロックンロールとは、ひと味違う<冷たくしないで><恋にしびれて>のようにミデャアム テンポの抑えに抑えた歌い方が楽しいエルヴィス・ロックンロールの十八番。

エルヴイスはまず57年1 月13 日に収録したが、そのパージョは当時リリースされず、2 月23 日に改めてレコーデインクしたものが<ドントまずいぜ/Don’t>と両A面のシングルとしてファンの前へ登場、TOPIOOでも大ヒットしたほか、R&Bカントリー・チャートでそれぞれ5 位までランク・アップしている。

アイ・べグ・オブ・ユー/I Beg Of You

僕のハート を傷つけないで
たった一つの僕のハートを
だからダーリン、気をつけて
君に首ったけだと知ってるだろ
僕のハートを傷つけないで
どうかお願いだ
涙なんか、流したくない
泣くのは嫌いだと知ってるだろ
でもそうなる事もありえるよ
君にさよなら言われたらだから
さよならなんて言わないで
どうかお願いだ僕の手をとり誓っておくれ
いつも僕を愛すると好きだって
気持ちを衷わして僕が君にするように
もう何がなんだかわからない
ずっと君を愛してる
でもそれを逆手にとらないで
この愛が本物だとわがってるなら
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ
僕の手を取り誓っておくれ
いつも僕を愛すると
好きだって気持ちを表して、
僕が君にすゐように
もう何がなんだかわからない
ずっと君を愛してる
でもそれを逆手にとらないで
この愛が本物だとわがってるなら
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ

(翻訳:川越由佳氏)

自分は世代的にはビートルズだし、ベンチャーズの影響で、住職の息子が友人だったこともあり、山の中でエレキギターを鳴らしていました。そいつはコニー・フランシスが好きで、二人の共通したアイドルはビーチボーイスだった。自分がエルヴィスにイカれたのはスカッとする怒鳴り声で<ハウンドドッグ>や<広い世界のチャンピオン>で伸びのある声でスカッとさせてくれたことだった。

『ラスベガス万才』の体育館シーンでスウィングする<カモン・エブリバディ>に痺れて一日中映画館に入り浸っていた。イカれたあとにわずかに『アカプルコの海』の<ボサノヴァ・ベビー>でキング・オブ・ロックンローラーの片鱗を見せてくれましたが、エルヴィスはロックンロールとは距離を置きましたね。かなり不満だったけれど、当時、映像で見られた点で、エルヴィスは群を抜いていた気がします。

I Beg Of You

l dan’t want my heart to be broken
Well it’s the only one
I got So darlin’ please be careful
Yau know I care a lot
Darlin’ please don’t break my heart
i beg of you

I dan’t want na tears to fall
You know I hate to cry
But that’s what’s bound to happen
If you will say goodbye
Well darlin’ please don*t say goodbye
l beg of you

Hold my hand and promise
That you’ll always love me too
Make me know you love me
Same way I Iove you
Little girl you got me into a mess
Now l’m in love with you
So please don’t take advantage
‘Cause you know my love is true
Weil darlin please, please love me too
I beg of you
Well darlin’ please, please love me too
l beg of you
Darlin’, please, please love mo too
l beg of you

エルヴィスとは何者だったのか。

エルヴィスの声はセクシーだとみんなが認める。
天性のものだけではない、ひとつひとつの歌に
細かい配慮がなされている。
そんなシンガーは少ない。

それもハートで歌うという表現に内包しているのかも知れないが、
ハートと技術がアクションに束ねられてひとつになる。

エルヴィスは孤独な人の印象が強く、明るい歌を歌っても翳りを感じる反面
暗い歌を歌っても日差しを感じる。
それは大きな魅力だが、それで終わらずに。一曲、一曲に元気づけして、「そら行けよ」と背中を叩いて世の中に送り出しているようでもある。聴く人の心をしっかりノックする。

エルヴィスが影のように登場する映画は、うまく的確にエルヴィスとは何者だったかを描く。
たとえば『グレイスランド』たとえば『トゥルー・ロマンス」

 

■ Kissin’ Cousins/Clambake/Stay Away Joe [BEST OF] [SOUNDTRACK] [FROM US] [IMPORT]

1.Kissin’ Cousins (No. 2)
2.Smokey Mountain Boy
3.There’s Gold in the Mountains
4.One Boy, Two Little Girls
5.Catchin’ on Fast
6.Tender Feeling
7.Anyone (Could Fall in Love With You)
8.Barefoot Ballad
9.Once Is Enough
10.Kissin’ Cousins
11.Clambake
12.Who Needs Money?
13.House That Has Everything
14.Confidence
15.Hey, Hey, Hey
16.You Don’t Know Me [Original Film Version]
17.Girl I Never Loved
18.How Can You Lose What You Never Had
19.Clambake (Reprise)
20.Stay Away, Joe
21.Dominic
22.All I Needed Was the Rain
23.Goin’ Home
24.Stay Away


<愛しているのに>を収録した映画『ブルー・マイアミ』のDVDボックス。


 
エルヴィス・プレスリー 生誕70周年記念フィルム・コレクション�

2005年1月で生誕70年を迎えたエルヴィス・プレスリーがユナイト映画で主演した3作品を収めたメモリアルボックス

収録内容(全3タイトル)
ブルー・マイアミ
夢の渚
フランキーandジョニー


書籍
エルヴィスが社会を動かした―ロック・人種・公民権
マイケル・T. バートランド 著

アメリカの差別構造と偏見を破壊したのは、皮肉にも、もっとも人種差別の激しい南部出身の白人青年エルヴィス・プレスリーによるロックンロールだった。エルヴィスの音楽活動と、それを支持した若者を通じて、その社会構造を解き明かす力作
アメリカに興味のある人、すべてのロックンロール、サブカルチャー、ティーンエイジ、50年代~60年代の社会に関心のある方には、絶対おすすめです。

エルヴィス・メモリアル・ボックス (初回限定生産)�

エルヴィス・プレスリー生誕70周年記念
”歌う青春スター エルヴィス”が日本のファンに向けて「スペシャル・LPレコード仕様BOX」で登場!!
エルヴィス生誕70周年を迎え、CD、DVD、TV他、各メディアでエルヴィスブーム再来!
★ファン待望の初回限定プレミアムBOX!!
★懐かしのLPレコード仕様!!
★LPレコードサイズのスペシャルライナーノーツ[湯川れい子さん/萩原健太さん執筆]、BOXを立て掛けられるスタンドを封入!!

収録内容(全8タイトル)
ガール!ガール!ガール!/アカプルコの海/ハワイアン・パラダイス/
GO!GO!GO!/ゴー・ゴー・ゴーブルー・ハワイ/G.I.ブルース/
闇に響く声/青春カーニバル

限定品につき、数に限りがございます


 

エルヴィス主演「恋のK・Oパンチ」のサントラ、アウトテイクを網羅。
Kid Galahad

デビューからファイナルまで、特選ロックを集約した日本オリジナル企画の価値ありの一枚。
ロックンロール/エルヴィス・プレスリ-

迫真のステージを感動体験(DVD)
エルヴィス・オン・ステージ スペシャル・エディションDVD

ナンバー1ヒッツを集めた究極のベストアルバム、世界17カ国でチャートトップ
ELV1S:30 #1 HITS

ナンバー1ヒッツだけで語れないエルヴィスの第2ベストアルバム
ELVIS 2nd TO NONE

世界中をとりこにしたメガヒット・シングルを集めた伝説のアルバム

エルヴィスのゴールデン・レコード第1集

1968年のライブ!不死鳥伝説の凄まじい迫力
エルヴィスNBC・TVスペシャル [LIMITED EDITION]

60年代前半の映画3作品を集めたサントラ盤、アウトテイクが楽しい
燃える平原児・嵐の季節・夢の渚

愛はやさしく
アイル・ビー・バック/i’ll Be Back
愛なき女/Woman Without Love
アイ・ガット・ラッキー/ I Got Lucky
アイ・ガット・ア・ウーマン / I Got A Woman
アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラブ・ユー / I want you, I need you, I love you
アイ・ベグ・オブ・ユー/I Beg Of You
愛しているのに
愛さずにはいられない / I Can’t Stop Loving You
ア・フール・サッチ・アズ・アイ/ (Now And Then There’s) A Fool Such As I
アメリカの祈り /An American Trilogy
アカプルコの海/ FUN IN ACAPULCO
明日への願い / If I Can Dream
明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water
アダムと悪魔/Adam and Evil
アンチェインド・メロディ/Unchained Melody
アメイジング・グレイス/Amazing Grace
イエスのみ許へ/Reach out to Jesus
偉大なるかな神 / HOW GREAT THOU ART
イン・ザ・ゲットー / In The Getto
イージー・クエスチョン /(SUCH AN) EASY QUESTION
イン・マイ・ウェイ / In My Way
イズ・イット・ソー・ストレンジ
内気な打ち明け / Just Tell Her Jim Said Hello
ウォーク・ア・マイル・イン・マイ・シューズ
エンジェル(僕の天使)/ ANGEL
想い出のバラ/Mama Liked The Roses
お日様なんかでなくてもかまわない/I don’t care if sun don’t shine
ガールハッピー(フロリダ万才)/GIRL HAPPY
ザ・ガール・アイ・ネパー・ラブド
神の手に導かれ/He TouchHed Me
悲しき悪魔 / (You’re The) Devil In Disguise
考えなおして/リコンシーダー・ベイビー/Reconsider Baby
監獄ロック/Jailhouse Rock
グッドラック・チャーム/ Good Luck Charm
クリーン・アップ・ユア・オウン・パックヤード/CLEAN UP YOUR OWN BACKYARD
恋の大穴/A Big Hunk O’Love
恋のトラブル/T-R-O-B-L-E
恋にしびれて / All Shook Up
この愛をいつまでも/ゼアズ・オールウェイズ・ミー/THERE’S ALWAYS ME
恋の讃歌/Today, Tomorrow And Forever
心のとどかぬラヴ・レタ- / Return To Sender
恋のルーレット/THE LOVE MACHINE
サッチ・ア・ナイト/Such A Night
サンタが町に来る/ Santa Claus Is Back In Town
ザッツ・オール・ライト / That’s All Right
シェイク・ラトル・アンド・ロール/SHAKE, RATTLE AND ROLL
G.I.ブルース
ジャスト・プリテンド / Just Pretend
好きにならずにいられない / Can’t Help Falling in Love
好きだよベイビー(カモン・エブリバディ/ C’mon Everybody
その気でいこう/LET YOURSELF GO
冷たくしないで/ Don’t Be Cruel
テデイ・ベア/(LET ME BE YOUR) TEDDY BEAR
テル・ミー・ホワイ
天の主を信じて/I BELIEVE IN THE MAN IN THF SKY
トゥ・マッチ/Too Much
泣きたいほどの淋しさ/I’m So Lonesome I Could Cry
夏に開いた恋なのに/SUMMER KISSES, WlNTER TEARS
悩まされて/Paralyzed
何でもないのに / She Thinks I Still Care
ハウンド・ドッグ
激しい恋には深い痛手/Big Love Big Heartache
はてなきハイウェイ/
(It’s a)Long Lonely highway
バラに降る雪
ハートブレイク・ホテル / Heartbreak Hotel
ブルー・ムーン/ Blue Moon
ブルー・スエード・シューズ / Blue Suede Shoes
ブルー・クリスマス/blue Christmas
ホワッド・アイ・セイ/What’d I say
ボサ・ノヴァ・ベイビー/Bossa Nova Baby
マイ・ボーイ / My Boy
マイ・ウェイ/My Way
マネー・ハニー/Money Honey
ミステリー・トレイン /  Mystery Train
ミルクカウ・ブルース・ブギー / Milkcow Blues Boogie
胸に来ちゃった/It’s Hurts Me
ムーディ・ブルー/Moody Blue
メス・オブ・ブルース/Ness of Blues
破れたハートを売り物に/ONE BROKEN HEART FOR SALE
広い世界のチャンピオン/ King Of The Whole Wide World
別離の歌 (わかれのうた) / Separate Ways
僕はあやつり人形/PUPPET ON A STRING
約束の地/PROMISED LAND
ユー・ゲイプ・ミー・ア・マウンテン/ You Gave Me A Mountain
夢の渚/Follow That Dream
ラスベガス万才/VIVA LASVEGAS
ラブ・ミー・テンダー / Love Me Tender
ラヴ・レター / Love Letters
レット・イット・ビー・ミー
ロカ・フラ・ベイビー /ROCK-A-HULA-BABY
ロックン・ロール魂 / Raised On Rock
ロング・ブラック・リムジン/Long Black Limousine
私は誰?
ワン・ナイト / One Night
ワン・サイデッド・ラヴ・アフェア/ONE SIDED LOVE AFFAIR
ワンダー・オブ・ユー / Wonder Of You

◎クリスマス特別号
アイ・ビリーヴ /I Believe
クリスマスに帰れたら /If I Get Home On Christmas Day
クリスマスは我が家で /I’ll Be Home For Christmas

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