サントラ

全映画研究

好きだよ、ベイビー/C’mon Everybody:1964

エルヴィスの声のロックな掠れ具合が素敵です。しかも全編通してラフな感じが最高! <ハートブレイク・ホテル>や<ハウンド・ドッグ>に間に合わなかった遅れてきたヒトにエルヴィスが捧げるような熱唱がガソリンとタイヤ棍と共にアメリカらしい音を響かせ...
エルヴィスがいた。

アカプルコの海/Fun in Acapulco:1963

1963年暮れにリリースされたサントラアルバム『アカプルコの海』の映画が公開されたのは、翌年の春休みシーズンで、続いてゴールデンウィークには『ラスベガス万才』が公開されました。それぞれ映画の趣が違い、サントラも全く違った味わいが楽しい傑作揃...
エルヴィスがいた。

悲しき悪魔 /(You’re The) Devil In Disguise:1963

エルヴィスのゴールデンレコード第三集のリリースの3ヶ月前にリリースされたシングル盤は、1963年5月26・27日にナッシュビルで録音した14曲からまず2曲をシングルカットしてリリースされた。 エルヴィスはスタジオ入りするまで<悲しき悪魔>の...
エルヴィスがいた。

Angel/エンジェル:62

1962年に全米公開されたエルヴィス・プレスリー、9本目の映画となる『夢の渚(Follow That Dream)』は、エルヴィスがウォルター・ミリッシュ(Walter Mortimer Mirisch)のプロデュースで制作したコメディのひ...
エルヴィスがいた。

ニューオーリンズ/New Orleans:1958

エルヴィス・プレスリーは、1956年1月『ハートブレイク・ホテル』でRCAビクターからメジャーデビューし、チャートを寡占状態にした。 デビューの翌年、最高の人気を博していた1957年末、アメリカ中を驚かせたデビューから2年を待たずして徴集令...
特選ソングス

広い世界のチャンピオン/King Of The Whole Wide World:1962

<広い世界のチャンピオン>は、ビートの効いた軽快なロックン・ロールでエルヴィスの痛快なシャウトが、ブーツ・ランドルフのサックスと絡んで冴えるのが魅力!HOTIOOでもスマッシュ・ヒットを記録している。この曲でエルヴィスの虜になったといっても...
特選ソングス

愛はやさしく/Tender Feeling:1964

この小さな曲<愛はやさしく/Tender Feeling>がメンフィスの空から降ってきて、人々の目から涙がこぼれ落ちて、鳴り止むと数万人の人々が持っていたローソクに火が灯り、一斉にエルヴィスのお墓に向かって歩き出した光景が忘れられません。嗚...
特選ソングス

破れたハートを売り物に/One Broken Heart For Sale

M-G-M映画『ヤング・ヤング・パレード(ワールドフェアの出来事)』は、大阪万博の前に1962年にシアトルで開催された万博会場を舞台に医務室勤務の素敵な看護師さん(ジョーン・オブライエン)と繰り広げられるロマンチックなラブ・コメディで、空の...
エルヴィスがいた。

ボサ・ノヴァ・ベビー /Bossa Nova Baby:1963

エルビス映画は最初、ジェームス・ディーンに代表されるタイプの『ティーン映画』だったが、61年の「ブルー・ハワイ」から『ビーチ映画』に舵をとる。その代表作のひとつが、タイトルバックも美しくエルヴィスの歌も艶やかでサイコーの『アカプルコの海』。...
エルヴィスがいた。

ロカ・フラ・ベイビー/Rock-a-hula Baby:1961

エルヴィスの<ロカ・フラ・ベイビー(61年)>は、美空ひばりの<ロカビリー剣法(58年)>に匹敵する。おおらかな時代だった。歴史は正直だ。日本だけがA面にしたけど、アメリカもイギリスも<好きにならずにいられない>をA面にして、<ロカ・フラ・ベイビー>はB面でしたが、ナンバーワン・ヒットを記録しています。
エルヴィスがいた。

ハワイアンドラム・ソング/Drums Of The Islands:1966

<ハワイアンドラム・ソング/Drums Of The Islands>はエルヴィス・プレスリー主演映画21作目の映画『ハワイアンパラダイス』の挿入曲、映画のクライマックスを雄大に締めくくります。シド・テッパー。ロイ・C・ベネットがトンガの曲をベースに映画のために書き下ろした。
エルヴィスがいた。

その気でいこう/Let Your Self Go:1968

<その気でいこう>は、<アメリカ魂><ステイ・アウェイ>、<ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン>の後を承けて<おしゃべりはやめて>、<明日への願い>と繋がる『TVスペシャル』直前のサントラだ。自分を出せばいいだけさ(自分を出して)は自身への、そしてすべての若者への呼びかけのようだ。エルヴィスが来た!
エルヴィスがいた。

青春カーニバル/Roustabout :1964

エルヴィスからやり直そう、自分のやりたいを自分の最高で!サーカスのように若い、ピンク・レモネードのように美しいすてきな世界.。人生はカーニバル、そのつもりで生きよう。君はこの最大のショーの立役者.この世は赤鼻の道化師、虹色の風船、皆の真珠貝。さあ君の真珠をとればいい。すてきなこの世界はエンドレスにワンダフル!
エルヴィスがいた。

スイムで行こう/Do The Clam:1965

『フロリダ万才』は、1965年に公開されたM-G-M映画。大ヒットした『ラスベガス万才』の後を受けてボリス・セイガル監督、エルヴィス・プレスリー主演、シェリー・フエブレーが共演した当時流行していたビーチ映画の一種。ベトナム戦争が激しさを増す前夜の快のサウンドトラックからシングルカットされたヒット曲、
エルヴィスがいた。

ミーン・ウーマン・ブルース/Mean Woman Blues:1957

エルヴィス・プレスリーのロックンロール3大特長のひとつである、ミディアムアップのロックンロールだが、”うーっ””イエー”の掛け声、手拍子で、ライブ感が味わえる映像から、製作陣の当時の良心が伝わってくる。R&Bチャート、カントリーチャートで1位を記録しているので、耳を切り替えて堪能したい。
エルヴィスがいた。

心の届かぬラヴ・レター / Return to sender:62

11作目になるエルヴィス・プレスリー主演映画『ガール!ガール!ガール!(Girls!Girls!Girls!)』でのチビまる子のようなガールズまで参加したフィナーレの大腰ふり大会?が馬鹿げているって? 「OK牧場の決闘」など決闘三部作、「ヨ...
特選ソングス

好きにならずにいられない / Can’t Help Falling in Love:1961

ロマンティックなラブソングだった「好きにならずにいられない」がライブのクロージングに使われた相乗効果で奥行きと広がりを与えた。スクリーンに閉じこもっていたエルヴィス・プレスリーにライブ・パフォーマンスがいのちを吹き込んだようだ。 スクリーン...
特選ソングス

エルヴィス・プレスリーのLove Me Tender☆ラブ・ミー・テンダー

<ハートブレイク・ホテル>にエルヴィスが作曲で参加していたことはあまり知られていません。同じように<ラブ・ミー・テンダー>もそうです。エルヴィスは気にしていなかったようです。 「メンフィスの白人の間じゃR&B は 罪深い音楽 とされていたん...