ホームタウンのストレンジャー /Stranger In My Own Home Town:1970
エルヴィス・プレスリーの快作「ホームタウンのストレンジャー」はブルージーなシンキングスタイルにロック的なリズムセクションの独特な展開が聴く者を熱くするR&B。通常盤とX-Rated Blues Jamがある。通常盤ではあらゆる人々にとっての...
ライク・ア・ベイビー/Like A Baby
時は2024年。レコーディングは1960年。エルヴィスが宇宙に帰ったのは42歳の時だった。宇宙に帰ってすでに47年が過ぎた。エルヴィスは依然としてキングである。エルヴィスのヴォーカルが、最高にセクシーで艶やかでヌレヌレのオーラに圧倒される。凄まじい美声は、入隊中の休暇を利用して録音した「ア・フール・サッチ・アズ・アイ」と双璧と言ってよく、とろけてしまいそうになる。それにしてもブルースと言えば決まって同じ表現になる我が国のミュージシャンと違い、常に我が道を征くエルヴィスの潔さがカッコイイ。この潔さこそロックンロールを世に送り出した原動力です。
心のうずく時 /That’s When Your Heartaches Begin
1953年にサンレコードでアセテート盤を自費制作、1957年B面ながらも全米チャートインした<心のうずく時>をご紹介します。夜のアメリカでバンバーがとれかかったトラックの後についていったら、凸凹の道を超えるとスーパーで、なんと銃売り場だった...
Tennessee Waltz/テネシーワルツ:1966
Tennessee Waltz/テネシーワルツ Home Recordings エルヴィス・プレスリーがメンフィス・マフィアと呼ばれている仲間と自宅でプライベート録音した音源をRCAビクターが販売したアルバム。おふざけで歌っているものもあっ...
エニーシング・ザッツ・パート・オブ・ユー/Anything That’s Part Of You:61
1961年10月15日に録音した<エニーシング・ザッツ・パート・オブ・ユー/Anything That's Part Of You>は1962年4月に<グッド・ラック・チャーム>のB面に収録されてヒットした。ミディアムテンポなエモーシュナル...
この愛をいつまでも /There’s Always Me:1961
愛するプリシラをドイツに残して帰国したエルヴィス・プレスリーは、待っていたロックンロールのファンに応えるかのようにアルバム『エルヴィス・イズ・バック』をリリースして大ヒットさせます。エルヴィス・カムバックのメッセージはエルヴィス登場の時と変...
好きだよ、ベイビー/C’mon Everybody:1964
エルヴィスの声のロックな掠れ具合が素敵です。しかも全編通してラフな感じが最高! <ハートブレイク・ホテル>や<ハウンド・ドッグ>に間に合わなかった遅れてきたヒトにエルヴィスが捧げるような熱唱がガソリンとタイヤ棍と共にアメリカらしい音を響かせ...
座って泣きたい/I’m Gonna Sit Right Down And Cry (Over You);1955
ファーストアルバムに収録した「どこても天国」のジョー・トーマスら2人による共作で、 <NeverWalkAlone><UnchainedMelody> などを 50年代から60年代にかけてヒットさせたロイ・ハミルトンが54 年にアル...
サレンダー/Surrender:1960
エルヴィス・プレスリーの<サレンダー>は、60年10月30日に録音、販売は翌年61年2月5日、世界的大ヒットになった、アメリカでは500万枚を記録位した。 <イッツ・ナウ。オア・ネバー>に続くにイタリアン・ソングで、原曲の<帰れソレント>は...
マネー・ハニー/Money Honey:1956
エルヴィスはテキサスで、エルヴィスの熱烈なフォロワーであり、ビートルズが真似をしたバディ・ホリー(クリケット)と一緒に歌っている。 その後、1956年1月10日、21才になったばかりのエルヴィス・プレスリーがナッシュビル・Bスタジオで録音し...
アカプルコの海/Fun in Acapulco:1963
1963年暮れにリリースされたサントラアルバム『アカプルコの海』の映画が公開されたのは、翌年の春休みシーズンで、続いてゴールデンウィークには『ラスベガス万才』が公開されました。それぞれ映画の趣が違い、サントラも全く違った味わいが楽しい傑作揃...
イッツ・ナウ・オア・ネヴァー/It’s Now Or Never:1960
仕事でトルコ/イスタンブールに着いて、荷物をホテルに預けて、行動開始。タクシーに乗り込み、ドアを閉めた途端、ラジオから聴こえてきたのが、<イッツ・ナウ・オア・ネヴァー>のイントロ、シートに身体を埋めるとエルヴィスの声が聴こえ出して!オー!な...
思い出の指輪/Wear My Ring Around Your Neck:1958
ビートのハーモニー、ツボにはまったように腑に落ちて、既成の価値観を木っ端微塵に粉砕、花火のように激しく動き回って輝く歌。<思い出の指輪>ではなく、<思ひ出の指輪>にはさすがに手に負えないけれど、Wear My Ring Around Your Neckが正式名だから気にせずにいこう。<WWear My Ring Around Your Neck>それはどう聴いても人間の声がする人間のための人間のロックンロール。最後のOH!Year!が昭和を飛び超えて、おいら分かったぜと言ってるように聴こえる。
悲しき悪魔 /(You’re The) Devil In Disguise:1963
エルヴィスのゴールデンレコード第三集のリリースの3ヶ月前にリリースされたシングル盤は、1963年5月26・27日にナッシュビルで録音した14曲からまず2曲をシングルカットしてリリースされた。 エルヴィスはスタジオ入りするまで<悲しき悪魔>の...
ブルー・クリスマス/Elvis Presley Christmas at Graceland
エルヴィス・プレスリー・エンタープライゼズ(EPE)とライブ・ネイションが共同で、故エルヴィス・プレスリーの邸宅だったグレイスランドでのコンサート・ブッキングを強化していくと発表した。 母にプレゼントしたグレイスランドは、米テネシー州メンフ...
Angel/エンジェル:62
1962年に全米公開されたエルヴィス・プレスリー、9本目の映画となる『夢の渚(Follow That Dream)』は、エルヴィスがウォルター・ミリッシュ(Walter Mortimer Mirisch)のプロデュースで制作したコメディのひ...
ニューオーリンズ/New Orleans:1958
エルヴィス・プレスリーは、1956年1月『ハートブレイク・ホテル』でRCAビクターからメジャーデビューし、チャートを寡占状態にした。 デビューの翌年、最高の人気を博していた1957年末、アメリカ中を驚かせたデビューから2年を待たずして徴集令...
【SUN】ブラウン・アイド・ハンサム・マン/Brown Eyed Handsome Man:1956
カール・パーキンソンがのちにビートルズがカヴァーした<マッチ・ボックス>の録音をしようとサンスタジオでデモテープを聴いていた時にエルヴィスはガールフレンドを伴いフラリとやってきます。そこでジェリー・リー・ルイス。ジョニー・キャッシュが加わって、はじまったのが伝説の『ミリオン・ダラー・カルテット』。ロックンロールはゴスペル、カントリー、ドゥーワップ、ブルース、ポップ、カウボーイの曲から生まれましたが、そのすべてがここで聴くことができます。大瀧詠一さんのガイドも楽しい!
ユー・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン/You Gave Me A Mountain:1973
1977年8月16日、エルヴィス・プレスリーが宇宙に帰ってから46年がすぎました。『アロハ・フロム・ハワイ』から50年が過ぎました。早いもので半世紀が過ぎたのです。未だに新たに<ユー・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン/You Gave Me A...
広い世界のチャンピオン/King Of The Whole Wide World:1962
<広い世界のチャンピオン>は、ビートの効いた軽快なロックン・ロールでエルヴィスの痛快なシャウトが、ブーツ・ランドルフのサックスと絡んで冴えるのが魅力!HOTIOOでもスマッシュ・ヒットを記録している。この曲でエルヴィスの虜になったといっても...