フロリダ万才/Girl Happy

i-Podに感謝している、エルヴィスは路上で聴くのが一番いいからだ。できるならフロリダで聴きたい。🎵Girl Happy♪Girl Happy♪Girl Happy

フロリダ万才/GIRL HAPPY

画面の中央で、首を斜めにしたライオンが吠える。

一転して、観客は雪が降り積もった路上に立たされる。

店先の光景から、速やかに店内にカメラは移動する。

そこでは、バンドが弾んだ演奏を展開している。

中央には黄色いジャケットに身を包んだエルヴィス・プレスリーが「ガール・ハッピー」を熱唱している。

エルヴィス・プレスリー主演映画「フロリダ万才」のオープニング。

エルヴィスであることを除くとどこにでもある光景だ。

しかし・・・・そのむかし。

ジャズにおける”ビーバップ”さらに”クール”、ポップスにおけるロックンロールが社会に果たした功績は非常に大きなものでした。

なかでもエルヴィス・プレスリーは決定的でした。
アメリカ南部。南北戦争の南部です。
黒人差別の激しい土地柄から、何食わぬ顔で登場した黒人のフィーリングを持った白人。

最初のレコードが完成した日、バンドのひとり、スコティ・ムーアのひとことがすべてを象徴していました。

「やれやれ、これで俺たちはここに住めなくなるぜ」

しかし、スコティ・ムーアの予言は外れた。

批判は全米に拡大したのだ。大人たちの既成観念に対し

腰を振るのは許して」と弁護したのは、若い女性たちだった。

以来エルヴィス・プレスリーは「ガール・ハッピー」で押し通した。

「ガール・ハッピー」・・・・女好き。女の子がいればごきげん。

日本タイトル「フロリダ万才」は相手役に可憐なシェリー・フェブレーを迎えて、ご機嫌な映画になった。

GIRL HAPPY

GIRL HAPPY
女の子がいればハッピー
そう、女の子がいればハッピー
女の子がいればハッピーさ、わかるだろ
どの娘を見てもかわいいな
なんて楽しい暮らしだろう
僕の人生は何もいらない
キレイな女性以外はね
女の子がいればハッピー
そう、女の子がいれば
ハッピー女の子がいればハッピーさ、わかるだろ
力ワイコちゃんを見るたびに
ハ一トが宇宙の果てまで飛んで行く
女の子が必要なんだ
人生を生きる価値のあるものにずるために
女の子がいればハッピー
そう、女の子がいればハッピー
女の子がいればハッピーさ、わがるだろ
ずっとこうだったんだ
小さな赤ん坊の時からね
初めて看護婦さんがあやしてくれた時は
うれしくて飛ぴ上がりそうになったものさ
お母さんたち、娘さんを隠したほうがいいよ
今夜はロマンチッグな気分だから
僕の人生は何もいらない
キレイな女性以外はね
女の子がいればハッピー
そう、女の子がいればハッピー
女の子がいればハッピーさ、わかるだろ
ずっとこうだったんだ
小さな赤ん坊の時からね
初めて看護婦さんがあやしてくれた時は
うれしくて飛び上がりそうになったものさ
女の子がいればハッピー
そう、女の子がいればハッピー
女の子がいればハッピーさ、わかるだろ
女の子がいればハッピー
そう、女の子がいればハッピー
女の子がいればハッピーさ、わかるだろ

エルヴィス・プレスリー主演「フロリダ万才」ポスター