ミステリー・トレイン/Mystery Train:1955

特選ソングス

誰もが人生のミステリー・トレインに乗っています。

エルヴィス・プレスリーのミステリー・トレイン/MYSTERY TRAINのいいところは、大切なものを奪って去ったミステリー・トレインを追いかけて、追いかけて、ついに追いつき、奪還、Uターンさせて帰ってくるところ、クライマックスにはエルヴィスの楽しんでいるような笑い声が聞こえます。

ミスさえ楽しい1955年から1969年へ14年、あの日のミステリー・トレインは人生の駅に停車します。大切なモノは、自分の外にはなく内にあるのだと気づきはじめます。

私は誰/WHO AM l 

なぜ、神は栄光の国から
私達のような下々の者と
共に苦しむために来られたのだろう
そして、私の代わりに苦しんで下さった
私は、自分自身に問う私は何者なのか?

.私は何者なのか?
神は私のために傷つき、死なれた
私は何者なのか?
神は私のために祈り、
「私の御子は永遠に死なず」と書われた
答えなどきっとわからない
なぜ、私をこんなにも愛して下さり
なぜ、私のために自ら十字架にはりつけられたのか
一体、私は何者なのか?

メンフィス行き最終列車

 

「エルヴィス登場!」のまえがきにこういう一節があります。

「かわいそうに」とローズは言い、そのとき何かがぼくの頭の中で爆発した。それは「エルヴィス・プレスリー」ではなかった。それはメンフィス南部のソーダ売場にたむろしている少年だった。そこらにいる誰とでも同じように、夢想に耽り、ジュークボックスに耳を傾け、ミルクセーキを飲み、いとこの仕事が終わるのを待っている少年だった。「かわいそうな」やつだった。

この気持ちが「エルヴィス登場!」を書く動機になったということですが、そういう意味では「エルヴィス・プレスリー コレクション」によく似ています。

それぞれのミステリートレイン

エルヴィスが何をしたのか。
エルヴィスが残した遺産とななにか。
それらから私達は何を学ぶことができるのか。

人生は諸行無常。誰もがミステリートレインに乗っている。

それぞれの「ぼくのエルヴィス・プレスリーの物語」があっていいと思いますし、その意味ではこのサイトは「ぼくのエルヴィス・プレスリー物語」であり、「エルヴィスに教えてもらったぼくらの物語」なのです。

エルヴィス・プレスリーほどの偉業を成し遂げた人の死を「ドーナツの食い過ぎで死んだ」とか「ドラッグやって死んだ」とかバカな一言で片付けるのは、悲しいことです。

地球の果てまで譲って、もしそれが事実だったとしても、そうなるには理由があります。おもしろおかしく中傷して偉業の裏にある尊い「生」を軽々しく扱うのは、自分の「生」を辱めるのと同じくらいに惨めなことだと思います。

エルヴィス・サン・セッションズ(期間生産限定盤)

誰もがミステリートレインに乗っている。

エルヴィスの場合、その晩年は母グラディスの運命をそのまま歩んでいます。

ひとり息子が人気スターになり、自分の手許から離れていくことで、淋しくなったグラディスはアルコールに手を出し。身体を悪くした上、1958年エルヴィスが入隊中の留守の間に48才の若さで心臓麻痺によってエルヴィスの許から永遠に消え去りました。

エルヴィスは公的には低調な時期があったものの、プリシラと結婚して私的には幸せだったはずの時期がありました。

しかし「いるべき場所」へ復活し、コンサートを続けることで、最愛だったはずのプリシラを遠ざけてしまいました。

エルヴィスは若き日の自分を再現することで、プリシラをグラディスと同じような立場にし、そのために「破局」が訪れ、今度は自分がグラディスの役割を演じることになりました。それはまるでグラディスになるために巧妙に仕組まれたような人生でした。

そして父バーノンが若き日のエルヴィスを演じる羽目になり、エルヴィスの死後2年後に他界。あとにはリサ・マリーが残されました。

プレスリー家族の物語の幹は「母と子の物語」です。
それは松本清張の「砂の噐」の巡礼の父と子の旅路にすら似ているように思えるのです。
誰もがミステリートレインに乗っている。

あとに残ったリサ・マリー、彼女には本当に幸せになってほしいと思います。

MYSTERY TRAIN SUN STUDIO RECORDINGS [LP] (180 GRAM) [12 inch Analog] インポート

常にエルヴィスの看板を持ち歩かねばならないのは苦痛だと思いますが、父エルヴィスが得ようとして得られなかった心の安住を手にしてほしいと思っています。(で、ないとエルヴィスが可哀想すぎるもんね!)

ヒトラーが世界中を恐怖に陥れたのとは逆に、エルヴィスは世界中に熱狂と興奮、そしていまは癒し慰めのメッセージを送っています。それは母グラディスの明るい面が生かされたのです。

相反するふたりを引き合いに出しましたが、これはほとんどの人にあてはまるロジック。

サム・フィリップスのエルヴィス

サム・フィリップス/「エルヴィス登場」の一節

サムは自分が探しだし、吹き込ませた偉大な「ニグロ」・タレントが投影する劣等感(社会、心理、知覚の劣等感)と同一視した。
確信はできないが、エルヴィスには同類意識があるのを感じとったと思った。
黒人音楽に対してだけではなく、黒人文化に対して破壊的とも言えるほどにひきつけられる、人間の平等に向かう初期段階の苦闘と信念にひきつけれる、そういう秘密を自分と共有していると思った。

それが明確にはとてもサムには言い表せないとサムが感じていたことだった。
人間は誰しも自分自身の暗闇に転げ落ちるような運命づけられいる。
あまりにも危険が大きいというだけの理由にしてもである。

エルヴィスに限らず、ロックンロールには「負のエネルギー」が強く作用しています。
そのせいかビッグネームの最期は悲しい場面が多いようです。

エルヴィスを好きだったドアーズのジム・モリソンやジミ・ヘンドリックス、ニルヴァーナのカート・コバーン。ピストルズに至ってはもう最悪です。マービン・ゲイ、サム・クックや古くはブルースのロバート・ジョンソン等ブラック勢は父親や女たちによって殺されてしまいました。
ジョン・レノンにもそういうものを呼び寄せるナニかがありました。

負のエネルギーから発散されていたのは、自分の真の感情を生きようとする反対のエネルギーです、
禁じられた怒りや悔しさから自分を守るためには自分の感情から疎遠にならざるを得ません。しかし人の感情はそうたやすく抑圧できるものではありません。

その摩擦から生じる熱こそがロックンロールの生命力であり、エルヴィスはそれを体現しました。可能な限り高く舞い上がりました。

しかし、それでも負のエネルギーは容赦せずにエルヴィスを苦しめました。
エルヴィスの音楽はそういう音楽であり、「心」「魂」にこだわりはしたものの、決して技巧にたよらなかった。

リリアンのエルヴィス

おばのリリアン/「エルヴィス登場」の一節
おばのリリアンが言っていた。「(略)明かりを消さないと歌いませんでしたよ。暖炉に火がついていたけれど、それだけじゃエルヴィスの顔は見えなかった。あの子は部屋のはるか隅に行ってしまって、それほど内気だったんです。」

みなさん!ちっちゃな気持ちを痛め続けて育ったせいで、下を見て小さな声でどもり気味にしか話せなかった子が世界中をひっくり返したんですよ!
なんと痛快ではありませんか!凄いですよね!(大拍手大喝采お願いします!!!)

そして、そこにアメリカという国家の「良心」を感じるのです。
そしてそれをまたキング牧師は無意識の内に信じたのではないでしょうか?
ロックンロール学というものが社会学と同じような位置付けであってもおかしくないと思っています。)

エルヴィス・プレスリー。
そこにあるのはわれわれの日常的な身近な物語。

ミステリー・トレイン

着いた列車は16両編成
着いた列車は16両編成
あの長く、黒い列車があの娘を乗せて行っちまった
列車だ、列車が来るよ、力一ブを曲がって
列車だ、列車が来るよ、力一ブを曲がって
二度とあの娘を連れて行きはしないだろう
列車だ、列車が来るよ、線路を走って
列車だ、列車が来るよ、線路を走って
あの娘を乗せて戻ってくる
俺のあの娘を、あの娘は俺だけのものさ、
列車だ、列車が来るよ、力一ブを曲がって
列車だ、列車が来るよ、力一ブを曲がって
二度とあの娘を連れてったりしないだろう
列車だ、列車が来るよ、線路を走って
列車だ、列車が来るよ、線路を走って
あの娘を乗せて戻ってくる
俺のあの娘を、あの娘は俺だけのものさ、

エルヴィス・アット・サン

ミステリー・トレインを塗りつぶせ

▼この列車は、何色に聴こえますか?

「エルヴィス・オン・ステージ」のオープニングを飾るのが、 「ミステリー・トレイン」です。

「ミステリー・トレイン」は、エルヴィスがRCAからデビューする前に、テネシー州メンフィスのローカル会社「サンレコード」で録音したものが、エルヴィス・バージョンのオリジナルです。

「タイガー・マン」とメドレー仕立てにした「エルヴィス・オン・ステージ」のものとは、雰囲気が違いますが、両方ともにカッコいい仕上りです。

ライブ盤では、16両編成の鉄の塊が爆走します。

聴く者の感情をきしますような疾走感が、聴き手を歓喜の極みまで、一気に牽引します。
観客の口笛がしきりに聞こえることに嫉妬するパフォーマンスです。
エルヴィスと一体感のあるバックの演奏も、いかにも汽車が走っている様子が表現されていて楽しいものです。

マイ・スタンダードだよ。ミステリー・トレイン

「ミステリー・トレイン」は自分のエルヴィス・ベスト10として欠かせない名曲。

サン・レコード盤の「ミステリー・トレイン」は、エルヴィスの哀愁のある高音が、同じ歌詞の繰り返し、汽車が走るようなサウンドとひとつになって奇妙な空間を作り出します。

ドラムはなし、スコティ・ムーアのギターはいつもよりエコーが効かせ、ビル・ブラックはおなじみの指をウッドベースの弦に叩きつけるスタイルで快調。ミステリー・トレインよろしく両者を牽引するエルヴィスのギターが冴えます。

繰り返される、トレイン~、トレイン~のフレーズに16両編成の列車に彼女を乗せて去った悪霊の不気味さを感じます。

エルヴィスの声から、にらめつける視線で悪霊を手なずけてしまう勢いです。

聴けば聴くほど、聴いているこちらの脳がねじれるような快感に、覆われて、おかしくなりそうです。

サン・レコードで録音したサウンドは、いまのような電気仕掛け隆盛の時代にあっては、馴染みづらいものがあり、エルヴィス・ファンでも馴染めない方も少なくない。

気合の入ったロック・ファンなら、この時代のエルヴィスこそ最高であって、この時代のエルヴィスなしにビートルズの登場もローリング・ストーンズのいまもないと考えている方が多いのも事実です。

サンの録音のなかでも、世界有数のロック・ミュージシャン自身がベスト100に名を連ねる名曲とあげているのが「ミステリー・トレイン」です。

それにしても、ブルースでも、カントリーでも、「トレイン」という単語は頻繁に出てきます。たいてい別れが絡んでいます。

日本の歌謡曲でも昔は列車という言葉が頻繁に使われていたように思いますが、いまでは少なくなったのも交通機関の発展のおかげですね。

「ミステリー・トレイン」も別れが絡んでいますが、この曲は別れでお終いではないところが素敵です。

エルヴィス以前の1953年に、やはりサン・レコードで黒人のリトル・ジュニアズ・ブルー・フレイムズ(ジュニア・パーカー)が録音していますが、エルヴィスとこの曲の出会いによって化学反応を起こしたようにエルヴィスによってこの楽曲はまったく違う性格を帯びました。

そこが信じられないほど素晴らしい変化なのです。

ミステリー・トレイン・・・

あなたならこの列車は、どんな色に聴こえますか?

誰もがミステリートレインに乗っている。

女性には3つのタイプがあり、一番複雑なのが人間を信じられないタイプがあります。
以前「おかあさんに甘えることができなかった人はそうなってしまうんですよ。私もそうです。」と語ってくれた女性がいました。
夜遅くまで、漫画喫茶で漫画読んだり、読書したり、ひとりが好きな専門学校生です。

「東京には兄さんがいるし、親戚もいるので、知り合いのいない大阪より、東京が自然だと思うので、引っ越します。東京に来たら連絡くださいね」と、春に引っ越しました。
で、先日「東京に行くけど、飯でも食べようか」とメールをしたら、
返信メールを見て、どっきり、びっくり仰天。

「いま吉原のソープで働いています。
ネットに写真出ているので、来て下さいね」
・・・「ドタッ!バタ~ン」です。

あまりにもドラマチックというか、なんというか。
なんで素朴なあの娘が・・・。しかしそれが現実。

誰もがミステリートレインに乗っている。

あまり親しい関係でないからこそ、告白?してしまえるのか?
寂しさのせいなのか?そこまで知らせなくてもと、思いながらも、ネットで微笑んでいる姿に愕然としながらも、事態に驚くしかない愛ピです。

こういう内容のメールが、自分の携帯電話の中におさまっていること事態が、衝撃ですが、これが現実の社会と思うほど、逆に、なぜかリアリティーに欠けてしまう自分の感覚。

しかし、それとても、あまりにも容易にハードルを越えてしまう現実に、また触れただけなのです。

人に対する不信ゆえに、親密な関係を作ることができず、本当の意味での親密を拒否しながら、かりそめの親密で自分を癒して暮らす。
とてもミステリーな世界ですが、本人しか分かりえない感情があるのでしょう。

それを本人にしか分かりえないことで、すますのか、すませないのか、複雑な気分。
ただ言える事は「行ったらメールするから、メシ食べよう」

ロックンロール史上、もっとも意味のある奇声

「ミステリー・トレイン」が鳴り響きます。

エルヴィスの「ミステリー・トレイン」は、ボーカルとギターのエルヴィスは仲間のギターのスコティ、ベースのビルと一緒になって、悪魔に連れ去られた恋人の奪還を企みます。

彼女をもとの場所に連れ戻すために疾走します。

トレイン~、トレイン~、爆走する黒い鉄の列車より前に出ようとします。

ビルが弾みをつけ、スコティは激しくギターをかきならし エルヴィスは自らのギターで突進し、
カーブの曲がり角の向こうに消えた列車の前に出ます。

ついに追いつき、エルヴィスは列車に飛び乗り、黒い列車を方向転換させて、彼女を奪い返します。

エルヴィスが好きな色に塗りつぶした列車は彼女のふるさとへ凱旋してきます。

もう二度と彼女を奪われたりしないと決意します。
トレイン~、トレイン~の哀愁のある声が、胸にひっかかりますが、痛みを超えて

ボクは列車の色を想像して楽しみます。

エルヴィスは何色に染めて凱旋したのだろう?
多分ピンク色?もしかしたブルーとイエローのツートンカラー?

彼女とエルヴィスと仲間たちは、
悪霊のブルースの彼方まで行きながら、ブルースの魔の手に染まらなかった。

なんとも素晴らしいことに、
「ミステリー・トレイン」にはエルヴィスの喜びが永遠に封印されています。

聴くたびにエルヴィスとバンド仲間の歓喜がこだまします。

曲の最後を飾るエルヴィスの奇声。
深い孤独と歓びがひとつになった奇声は彼女誘拐事件に決着をつけます。

騒々しく意味のない奇声ではない。

ロックンロール史上、
もっとも
悲しくうれしく
美しい奇声です。

喪失の彼方にある再生ロックンロール全部を聴いたわけではないが、
これを超える奇声はないと言い切ってしまう。

1954年。
まだ誕生したばかりのロックンロールは、
未熟でも、たくましくて
「負けずにいることができるのだよ」ということを
たったひとことの奇声で語り尽くしたのです。

MYSTERY TRAIN

♪ 列車だ、列車が来るよ、線路を走って
あの娘を乗せて戻ってくる
俺のあの娘を、あの娘は俺だけのものさ
俺のあの娘を、あの娘は俺だけのものさ ♪

これはもう、めちゃくちゃにカッコいい”ロックンロール”です。
そうだよ、あの娘は君だけのものさ。

エルヴィス・プレスリーの音楽が他のものと決定的に違うことを語るものです。
ロックは街に溢れています。

だけどこんなに素敵なロックンロールは、どこを探しても見当たらない。
早々に、あきらめて、ごまかすのが得意になった時代に、いまが旬の曲です。
勝つことができなくても、負けずにいることができるのだ。

ミステリー・トレイン」は
ジム・ジャームッシュ 監督によって、映画にもなりました。
ジャームッシュ監督通算4作目にして、初めてのカラー作品。
人間のもつユーモアとやさしさをほのぼのと描き、
89年のカンヌ映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞しています。
永瀬正敏と工藤夕貴も出演。

 

サム・フリップスは、エルヴィスにしてやれた最大は「ミステリートレイン」をプロデユースしてやれたことだと語った。

ing of Rock ‘n’ Roll CD, ボックスセット, インポート

King of Rock ‘n’ Roll CD, ボックスセット, インポート(ディスク5枚組

ディスク:1

  1. My Happiness

  2. That’s All Right

  3. I Love You Because

  4. Harbor Lights

  5. Blue Moon of Kentucky

  6. Blue Moon

  7. Tomorrow Night

  8. I’ll Never Let You Go (Little Darlin’)

  9. I Don’t Care If the Sun Don’t Shine

  10. Just Because

  11. Good Rockin’ Tonight

  12. Milk Cow Blues Boogie

  13. You’re a Heartbreaker

  14. Baby, Let’s Play House

  15. I’m Left, You’re Right, She’s Gone

  16. Mystery Train

  17. I Forgot to Remember to Forget

  18. Trying to Get to You

  19. When It Rains, It Really Pours

  20. I Got a Woman

  21. Heartbreak Hotel

  22. Money Honey

  23. I’m Counting on You

  24. I Was the One

  25. Blue Suede Shoes

  26. My Baby Left Me

  27. One-Sided Love Affair

  28. So Glad You’re Mine

  29. I’m Gonna Sit Right Down and Cry (Over You)

  30. Tutti Frutti

ディスク:2

  1. Lawdy, Miss Clawdy

  2. Shake, Rattle and Roll

  3. I Want You, I Need You, I Love You

  4. Hound Dog

  5. Don’t Be Cruel

  6. Any Way You Want Me (That’s How I Will Be)

  7. We’re Gonna Move

  8. Love Me Tender

  9. Poor Boy

  10. Let Me

  11. Playing for Keeps

  12. Love Me

  13. Paralyzed

  14. How Do You Think I Feel

  15. How’s the World Treating You

  16. When My Blue Moon Turns to Gold Again

  17. Long Tall Sally

  18. Old Shep

  19. Too Much

  20. Anyplace Is Paradise

  21. Ready Teddy

  22. First in Line

  23. Rip It Up

  24. I Believe

  25. Tell Me Why

  26. Got a Lot O’ Livin’ to Do!

  27. All Shook Up

  28. Mean Woman Blues

  29. (There’ll Be) Peace in the Valley (For Me)

ディスク:3

  1. That’s When Your Heartaches Begin

  2. Take My Hand, Precious Lord

  3. It Is No Secret (What God Can Do)

  4. Blueberry Hill

  5. Have I Told You Lately That I Love You

  6. Is It So Strange

  7. (Let’s Have a) Party

  8. Lonesome Cowboy

  9. Hot Dog

  10. One Night of Sin

  11. (Let Me Be Your) Teddy Bear

  12. Don’t Leave Me Now

  13. I Beg of You

  14. One Night

  15. True Love

  16. I Need You So

  17. Loving You

  18. When It Rains, It Really Pours

  19. Jailhouse Rock

  20. Young and Beautiful

  21. I Want to Be Free

  22. (You’re So Square) Baby I Don’t Care

  23. Don’t Leave Me Now

  24. Blue Christmas

  25. White Christmas

  26. Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane)

  27. Medley

  28. O Little Town of Bethlehem

  29. Santa Bring My Baby Back (To Me)

  30. Santa Claus Is Back in Town

  31. I’ll Be Home for Christmas

ディスク:4

  1. Treat Me Nice

  2. My Wish Came True

  3. Don’t

  4. Danny

  5. Hard Headed Woman

  6. Trouble

  7. New Orleans

  8. Crawfish

  9. Dixieland Rock

  10. Lover Doll

  11. Don’t Ask Me Why

  12. As Long As I Have You

  13. King Creole

  14. Young Dreams

  15. Steadfast, Loyal and True

  16. Doncha’ Think It’s Time

  17. Your Cheatin’ Heart

  18. Wear My Ring Around Your Neck

  19. I Need Your Love Tonight

  20. A Big Hunk O’ Love

  21. Ain’t That Loving You Baby

  22. (Now and Then There’s) a Fool Such As I

  23. I Got Stung

  24. Interview with Elvis

ディスク:5

  1. That’s When Your Heartaches Begin

  2. Fool, Fool, Fool

  3. Tweedle Dee

  4. Maybellene

  5. Shake, Rattle and Roll

  6. Blue Moon of Kentucky

  7. Blue Moon

  8. I’m Left, You’re Right She’s Gone

  9. Reconsider Baby

  10. Lawdy, Miss Clawdy

  11. Shake, Rattle and Roll

  12. I Want You, I Need You, I Love You

  13. Introduction and Heartbreak Hotel

  14. Talking and Long Tall Sally

  15. Talking and Blue Suede Shoes

  16. Talking and Money Honey

  17. We’re Gonna Move

  18. Old Shep

  19. I Beg of You

  20. Loving You (Slow)

  21. Loving You (Fast)

  22. Young and Beautiful

  23. I Want to Be Free

  24. King Creole

  25. As Long As I Have You

  26. Ain’t That Loving You Baby

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