エルヴィス・プレスリー

エルヴィスがいた。

悲しき悪魔 /(You’re The) Devil In Disguise:1963

エルヴィスのゴールデンレコード第三集のリリースの3ヶ月前にリリースされたシングル盤は、1963年5月26・27日にナッシュビルで録音した14曲からまず2曲をシングルカットしてリリースされた。 エルヴィスはスタジオ入りするまで<悲しき悪魔>の...
エルヴィスがいた。

ブルー・クリスマス/Elvis Presley Christmas at Graceland

エルヴィス・プレスリー・エンタープライゼズ(EPE)とライブ・ネイションが共同で、故エルヴィス・プレスリーの邸宅だったグレイスランドでのコンサート・ブッキングを強化していくと発表した。 母にプレゼントしたグレイスランドは、米テネシー州メンフ...
エルヴィスがいた。

Angel/エンジェル:62

1962年に全米公開されたエルヴィス・プレスリー、9本目の映画となる『夢の渚(Follow That Dream)』は、エルヴィスがウォルター・ミリッシュ(Walter Mortimer Mirisch)のプロデュースで制作したコメディのひ...
エルヴィスがいた。

ニューオーリンズ/New Orleans:1958

エルヴィス・プレスリーは、1956年1月『ハートブレイク・ホテル』でRCAビクターからメジャーデビューし、チャートを寡占状態にした。 デビューの翌年、最高の人気を博していた1957年末、アメリカ中を驚かせたデビューから2年を待たずして徴集令...
エルヴィスがいた。

ユー・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン/You Gave Me A Mountain:1973

1977年8月16日、エルヴィス・プレスリーが宇宙に帰ってから46年がすぎました。『アロハ・フロム・ハワイ』から50年が過ぎました。早いもので半世紀が過ぎたのです。未だに新たに<ユー・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン/You Gave Me A...
特選ソングス

広い世界のチャンピオン/King Of The Whole Wide World:1962

<広い世界のチャンピオン>は、ビートの効いた軽快なロックン・ロールでエルヴィスの痛快なシャウトが、ブーツ・ランドルフのサックスと絡んで冴えるのが魅力!HOTIOOでもスマッシュ・ヒットを記録している。この曲でエルヴィスの虜になったといっても...
エルヴィスがいた。

アイ・べグ・オブ・ユー/I Beg Of You:1958

<アイ・べグ・オブ・ユー/I Beg Of You>は、<監獄ロック><恋の大穴>のような大爆発のロックンロールとは、ひと味違う<冷たくしないで><恋にしびれて>のようにミデャアム テンポの抑えに抑えた歌い方が楽しいエルヴィス・ロックンロー...
エルヴィスがいた。

ラブ・ミー/Love Me:1957

全米ヒットチャート連続7週トップ! 独特の間の取りかたも冴えまくりバックとも絶妙!エルヴィスの泣き節バラードの大傑作! Elvis Presley スウェット トレーナー 長袖 ラブ・ミー/Love Me 僕をばかにしてもいいさ 冷た<した...
特選ソングス

本命はお前だ/Stuck on You:1960

母親から受け継いだ生への基本姿勢。母を頼りにし、母を愛し、幼い時から母を懸命に守ろうして生まれた情念の凄さ、言葉にできない生への熱い願いと挫折感の激突が、人の胸を抉るように、ロックンロールした。バラードもエルヴィスの姿勢はロックンロールだ。どのような歌もエルヴィス・プレスリーというカテゴリーだ。
ロックンロール100

今夜は快調!/Good Rockin Tonight :1954

Well I heard the news ルイジアナ・ヘイライドの司会者のフランク・ペイジは、ニュースを聞いていなかったようだ。彼はエルヴィスが最初に出演した日、「ここでR&Bを、お届けします」と紹介した。 しかしそれは間違いだった。それ...
エルヴィスがいた。

想い出のバラード/Make The World Go Away:1970

復活祭、あるいはイースターをググっていたら出てくる出てくる。キング・キリストではなく、キング・エルヴィスの画像が。つまりエルヴィスが生きていると信じている人、信じたい人が、それだけ多いということ。エルヴィス・プレスリーはアメリカ地方の心の拠り所。エルヴィスの五感は、大衆の心の底にある不安を知り抜いていて、エルヴィスはありったけのハートで寄り添うパフォーマーなのだ。
エルヴィスがいた。

心の届かぬラヴ・レター / Return to sender:62

11作目になるエルヴィス・プレスリー主演映画『ガール!ガール!ガール!(Girls!Girls!Girls!)』でのチビまる子のようなガールズまで参加したフィナーレの大腰ふり大会?が馬鹿げているって? 「OK牧場の決闘」など決闘三部作、「ヨ...
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ただひとりの男/I Was The One:56

1955年11月、テネシー州メンフィスのサンレコードから、RCAビクターへの移籍が決定したエルヴィス・プレスリーは、翌56年1月10日RCAのナッシュビルスタジオ入り、レコーディングを開始した。 56年2月22日、ビルボードHOT100に6...
特選ソングス

あなたにそっくり/They Remind Me Too Much Of You:1963

シアトルで開催された万博を舞台にした映画『ヤング・ヤング・パレード』が公開されたこの年、1963年11月22日、ケネディ大統領暗殺。マリリン・モンローの死から1年を過ぎての事件だった。エルヴィスも急速に元気に元気がなくなる。エルヴィスはすでにカンターカルチャーからアメリカに欠かせないメインカルチャーそのものだった。大瀧詠一さんのお気に入り<ハッピー・エンディング>は暗転した。
エルヴィスがいた。

プレスリーの内気な打明け / Just Tell Her Jim Said Hello:1962

ジャンルに縛られないエルヴィスの無頓着さが、ブッダ的ですごくいいのだ。キング・オブ・ロックンロールに執着しないあり方に感動する。エルヴィスはラブ&ピースなんて言わない。立っているだけでラブ&ピースが聴こえてくる。わざわざ歌詞にする必要はない。言葉は所詮言葉でしかなく、言葉が束縛し、限界をもたらす。歌は限界をこえるものであらねばならない。エルヴィスの声は楽器だ。楽器は歌詞を超える。