<アイ・べグ・オブ・ユー/I Beg Of You>は、<監獄ロック><恋の大穴>のような大爆発のロックンロールとは、ひと味違う<冷たくしないで><恋にしびれて>のようにミデャアム テンポの抑えに抑えた歌い方が楽しいエルヴィス・ロックンロールの十八番。
エルヴイスはまず57年1 月13 日に収録したが、そのパージョンは当時リリースされず、2 月23 日に改めてレコーデインクしたものが<ドントまずいぜ/Don’t>と両A面のシングルとしてファンの前へ登場、TOPIOOでも大ヒットしたほか、R&B、カントリー・チャートでそれぞれ5 位までランク・アップしている。
アイ・べグ・オブ・ユー/I Beg Of You
僕のハート を傷つけないで
たった一つの僕のハートを
だからダーリン、気をつけて
君に首ったけだと知ってるだろ
僕のハートを傷つけないで
どうかお願いだ
涙なんか、流したくない
泣くのは嫌いだと知ってるだろ
でもそうなる事もありえるよ
君にさよなら言われたらだから
さよならなんて言わないで
どうかお願いだ僕の手をとり誓っておくれ
いつも僕を愛すると好きだって
気持ちを衷わして僕が君にするように
もう何がなんだかわからない
ずっと君を愛してる
でもそれを逆手にとらないで
この愛が本物だとわがってるなら
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ
僕の手を取り誓っておくれ
いつも僕を愛すると
好きだって気持ちを表して、
僕が君にすゐように
もう何がなんだかわからない
ずっと君を愛してる
でもそれを逆手にとらないで
この愛が本物だとわがってるなら
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ
だからどうかダーリン僕を愛して
どうかお願いだ
(翻訳:川越由佳氏)
自分は世代的にはビートルズだし、ベンチャーズの影響で、住職の息子が友人だったこともあり、山の中でエレキギターを鳴らしていました。そいつはコニー・フランシスが好きで、二人の共通したアイドルはビーチボーイスだった。自分がエルヴィスにイカれたのはスカッとする怒鳴り声で<ハウンドドッグ>や<広い世界のチャンピオン>で伸びのある声でスカッとさせてくれたことだった。
『ラスベガス万才』の体育館シーンでスウィングする<カモン・エブリバディ>に痺れて一日中映画館に入り浸っていた。イカれたあとにわずかに『アカプルコの海』の<ボサノヴァ・ベビー>でキング・オブ・ロックンローラーの片鱗を見せてくれましたが、エルヴィスはロックンロールとは距離を置きましたね。かなり不満だったけれど、当時、映像で見られた点で、エルヴィスは群を抜いていた気がします。
I Beg Of You
l dan’t want my heart to be broken
Well it’s the only one
I got So darlin’ please be careful
Yau know I care a lot
Darlin’ please don’t break my heart
i beg of you
I dan’t want na tears to fall
You know I hate to cry
But that’s what’s bound to happen
If you will say goodbye
Well darlin’ please don*t say goodbye
l beg of you
Hold my hand and promise
That you’ll always love me too
Make me know you love me
Same way I Iove you
Little girl you got me into a mess
Now l’m in love with you
So please don’t take advantage
‘Cause you know my love is true
Weil darlin please, please love me too
I beg of you
Well darlin’ please, please love me too
l beg of you
Darlin’, please, please love mo too
l beg of you
エルヴィスとは何者だったのか。
エルヴィスの声はセクシーだとみんなが認める。
天性のものだけではない、ひとつひとつの歌に
細かい配慮がなされている。
そんなシンガーは少ない。
それもハートで歌うという表現に内包しているのかも知れないが、
ハートと技術がアクションに束ねられてひとつになる。
エルヴィスは孤独な人の印象が強く、明るい歌を歌っても翳りを感じる反面
暗い歌を歌っても日差しを感じる。
それは大きな魅力だが、それで終わらずに。一曲、一曲に元気づけして、「そら行けよ」と背中を叩いて世の中に送り出しているようでもある。聴く人の心をしっかりノックする。
エルヴィスが影のように登場する映画は、うまく的確にエルヴィスとは何者だったかを描く。
たとえば『グレイスランド』たとえば『トゥルー・ロマンス」
■ Kissin’ Cousins/Clambake/Stay Away Joe [BEST OF] [SOUNDTRACK] [FROM US] [IMPORT]
1.Kissin’ Cousins (No. 2)
2.Smokey Mountain Boy
3.There’s Gold in the Mountains
4.One Boy, Two Little Girls
5.Catchin’ on Fast
6.Tender Feeling
7.Anyone (Could Fall in Love With You)
8.Barefoot Ballad
9.Once Is Enough
10.Kissin’ Cousins
11.Clambake
12.Who Needs Money?
13.House That Has Everything
14.Confidence
15.Hey, Hey, Hey
16.You Don’t Know Me [Original Film Version]
17.Girl I Never Loved
18.How Can You Lose What You Never Had
19.Clambake (Reprise)
20.Stay Away, Joe
21.Dominic
22.All I Needed Was the Rain
23.Goin’ Home
24.Stay Away
<愛しているのに>を収録した映画『ブルー・マイアミ』のDVDボックス。
■ エルヴィス・プレスリー 生誕70周年記念フィルム・コレクション�
2005年1月で生誕70年を迎えたエルヴィス・プレスリーがユナイト映画で主演した3作品を収めたメモリアルボックス
収録内容(全3タイトル)
ブルー・マイアミ
夢の渚
フランキーandジョニー
書籍
■エルヴィスが社会を動かした―ロック・人種・公民権
マイケル・T. バートランド 著
アメリカの差別構造と偏見を破壊したのは、皮肉にも、もっとも人種差別の激しい南部出身の白人青年エルヴィス・プレスリーによるロックンロールだった。エルヴィスの音楽活動と、それを支持した若者を通じて、その社会構造を解き明かす力作。
アメリカに興味のある人、すべてのロックンロール、サブカルチャー、ティーンエイジ、50年代~60年代の社会に関心のある方には、絶対おすすめです。
エルヴィス・プレスリー生誕70周年記念
”歌う青春スター エルヴィス”が日本のファンに向けて「スペシャル・LPレコード仕様BOX」で登場!!
エルヴィス生誕70周年を迎え、CD、DVD、TV他、各メディアでエルヴィスブーム再来!
★ファン待望の初回限定プレミアムBOX!!
★懐かしのLPレコード仕様!!
★LPレコードサイズのスペシャルライナーノーツ[湯川れい子さん/萩原健太さん執筆]、BOXを立て掛けられるスタンドを封入!!
収録内容(全8タイトル)
ガール!ガール!ガール!/アカプルコの海/ハワイアン・パラダイス/
GO!GO!GO!/ゴー・ゴー・ゴーブルー・ハワイ/G.I.ブルース/
闇に響く声/青春カーニバル
エルヴィス主演「恋のK・Oパンチ」のサントラ、アウトテイクを網羅。
■Kid Galahad
デビューからファイナルまで、特選ロックを集約した日本オリジナル企画の価値ありの一枚。
■ロックンロール/エルヴィス・プレスリ-
迫真のステージを感動体験(DVD)
■エルヴィス・オン・ステージ スペシャル・エディションDVD
ナンバー1ヒッツを集めた究極のベストアルバム、世界17カ国でチャートトップ
■ELV1S:30 #1 HITS
ナンバー1ヒッツだけで語れないエルヴィスの第2ベストアルバム
■ELVIS 2nd TO NONE
世界中をとりこにしたメガヒット・シングルを集めた伝説のアルバム
■エルヴィスのゴールデン・レコード第1集
1968年のライブ!不死鳥伝説の凄まじい迫力
■エルヴィスNBC・TVスペシャル [LIMITED EDITION]
60年代前半の映画3作品を集めたサントラ盤、アウトテイクが楽しい
■燃える平原児・嵐の季節・夢の渚
■愛はやさしく
■アイル・ビー・バック/i’ll Be Back
■愛なき女/Woman Without Love
■アイ・ガット・ラッキー/ I Got Lucky
■アイ・ガット・ア・ウーマン / I Got A Woman
■アイ・ウォント・ユー、アイ・ニード・ユー、アイ・ラブ・ユー / I want you, I need you, I love you
■アイ・ベグ・オブ・ユー/I Beg Of You
■愛しているのに
■愛さずにはいられない / I Can’t Stop Loving You
■ア・フール・サッチ・アズ・アイ/ (Now And Then There’s) A Fool Such As I
■アメリカの祈り /An American Trilogy
■アカプルコの海/ FUN IN ACAPULCO
■明日への願い / If I Can Dream
■明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water
■アダムと悪魔/Adam and Evil
■アンチェインド・メロディ/Unchained Melody
■アメイジング・グレイス/Amazing Grace
■イエスのみ許へ/Reach out to Jesus
■偉大なるかな神 / HOW GREAT THOU ART
■イン・ザ・ゲットー / In The Getto
■イージー・クエスチョン /(SUCH AN) EASY QUESTION
■イン・マイ・ウェイ / In My Way
■イズ・イット・ソー・ストレンジ
■内気な打ち明け / Just Tell Her Jim Said Hello
■ウォーク・ア・マイル・イン・マイ・シューズ
■エンジェル(僕の天使)/ ANGEL
■想い出のバラ/Mama Liked The Roses
■お日様なんかでなくてもかまわない/I don’t care if sun don’t shine
■ガールハッピー(フロリダ万才)/GIRL HAPPY
■ザ・ガール・アイ・ネパー・ラブド
■神の手に導かれ/He TouchHed Me
■悲しき悪魔 / (You’re The) Devil In Disguise
■考えなおして/リコンシーダー・ベイビー/Reconsider Baby
■監獄ロック/Jailhouse Rock
■グッドラック・チャーム/ Good Luck Charm
■クリーン・アップ・ユア・オウン・パックヤード/CLEAN UP YOUR OWN BACKYARD
■恋の大穴/A Big Hunk O’Love
■恋のトラブル/T-R-O-B-L-E
■恋にしびれて / All Shook Up
■この愛をいつまでも/ゼアズ・オールウェイズ・ミー/THERE’S ALWAYS ME
■恋の讃歌/Today, Tomorrow And Forever
■心のとどかぬラヴ・レタ- / Return To Sender
■恋のルーレット/THE LOVE MACHINE
■サッチ・ア・ナイト/Such A Night
■サンタが町に来る/ Santa Claus Is Back In Town
■ザッツ・オール・ライト / That’s All Right
■シェイク・ラトル・アンド・ロール/SHAKE, RATTLE AND ROLL
■G.I.ブルース
■ジャスト・プリテンド / Just Pretend
■好きにならずにいられない / Can’t Help Falling in Love
■好きだよベイビー(カモン・エブリバディ/ C’mon Everybody
■その気でいこう/LET YOURSELF GO
■冷たくしないで/ Don’t Be Cruel
■テデイ・ベア/(LET ME BE YOUR) TEDDY BEAR
■テル・ミー・ホワイ
■天の主を信じて/I BELIEVE IN THE MAN IN THF SKY
■トゥ・マッチ/Too Much
■泣きたいほどの淋しさ/I’m So Lonesome I Could Cry
■夏に開いた恋なのに/SUMMER KISSES, WlNTER TEARS
■悩まされて/Paralyzed
■何でもないのに / She Thinks I Still Care
■ハウンド・ドッグ
■激しい恋には深い痛手/Big Love Big Heartache
■はてなきハイウェイ/(It’s a)Long Lonely highway
■バラに降る雪
■ハートブレイク・ホテル / Heartbreak Hotel
■ブルー・ムーン/ Blue Moon
■ブルー・スエード・シューズ / Blue Suede Shoes
■ブルー・クリスマス/blue Christmas
■ホワッド・アイ・セイ/What’d I say
■ボサ・ノヴァ・ベイビー/Bossa Nova Baby
■マイ・ボーイ / My Boy
■マイ・ウェイ/My Way
■マネー・ハニー/Money Honey
■ミステリー・トレイン / Mystery Train
■ミルクカウ・ブルース・ブギー / Milkcow Blues Boogie
■胸に来ちゃった/It’s Hurts Me
■ムーディ・ブルー/Moody Blue
■メス・オブ・ブルース/Ness of Blues
■破れたハートを売り物に/ONE BROKEN HEART FOR SALE
■広い世界のチャンピオン/ King Of The Whole Wide World
■別離の歌 (わかれのうた) / Separate Ways
■僕はあやつり人形/PUPPET ON A STRING
■約束の地/PROMISED LAND
■ユー・ゲイプ・ミー・ア・マウンテン/ You Gave Me A Mountain
■夢の渚/Follow That Dream
■ラスベガス万才/VIVA LASVEGAS
■ラブ・ミー・テンダー / Love Me Tender
■ラヴ・レター / Love Letters
■レット・イット・ビー・ミー
■ロカ・フラ・ベイビー /ROCK-A-HULA-BABY
■ロックン・ロール魂 / Raised On Rock
■ロング・ブラック・リムジン/Long Black Limousine
■私は誰?
■ワン・ナイト / One Night
■ワン・サイデッド・ラヴ・アフェア/ONE SIDED LOVE AFFAIR
■ワンダー・オブ・ユー / Wonder Of You
◎クリスマス特別号
■アイ・ビリーヴ /I Believe
■クリスマスに帰れたら /If I Get Home On Christmas Day
■クリスマスは我が家で /I’ll Be Home For Christmas
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