Tennessee Waltz/テネシーワルツ

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エルヴィス・プレスリーがメンフィス・マフィアと呼ばれている仲間と自宅でプライベート録音した音源をRCAビクターが販売したアルバム。おふざけで歌っているものもあったりするが、正式にリリースされた＜サポーズ＞なども混在している。＜サポーズ／Suppose＞は、評判も高く「月影のなぎさ」のシルヴィア・ディーと、コニー・フランシスのヒット曲「カラーに口紅」の作者として知られるジョージ・アンドリユーゴーリングが、1965〜66年ごろに作曲したバラード。エルヴィスは66年にグレースランドで、自らのピアノでプライベー卜・レコーディングしていた。そして、67年3 月から本格的にこのナンパーのレコーディングを始め、同年6 月のテイクが『スピードウェイ』サントラ盤にボーナスソングとして収められている。最初は『スビートウェイ』の挿入款になる予定でもあった。＜When The Saints Go Marching In／聖者の行進＞は映画『フランキー&ジョニー」で正式にレコディングされた。＜What Now My Love／そして今は＞はハワイライブで取り上げられている。

<After Loving You/アフター・ラヴング・ユー＞はアメリカンスタジオでレコーディングしてアルバム『フロム・エルヴィス・イン・メンフィス』に収録されています。

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When The Saints Go Marching In
I Understand Just How You Feel
I Asked The Lord (Alternate)
I’m Beginning To Forget You
Mona Lisa
Hands Off
Make Believe
If I Loved You
What Now My Love
Tumblin’ Tumbleweeds
San Antonio Rose
Tennessee Waltz
Show Me Thy Ways, O Lord
After Loving You
I’ve Been Blue
Mary Lou Brown
It’s No Fun Being Lonely
Suppose
Indescribably Blue
Write To Me From Naples
My Heart Cries For You
Dark Moon

テネシーから生涯離れなかったエルヴィス・プレスリーが、＜Tennessee Waltz／テネシーワルツ＞を歌うのは当然として（エルヴィスが好きなシンガー、ロイ・ハミルトンを真似る様に歌うのがご愛嬌。）エディ・アーノルドなどが歌っていたカントリーウェスタン＜タンブリング・タンブルウィーズ／Tumblin’ Tumbleweeds＞なども楽しい。

テネシー州は決して安全な街ではないが、ソウル・ミュージック、カントリー・ミュージック、ブルース、ロックンロール、ロカビリーなどアメリカのポピュラー音楽の発展に重要な役割を果たしてきた。メンフィス市のビール通りはブルースの発祥の地とみなされており、W・C・ハンディなどのミュージシャンがそこのクラブで1909年には既に演奏していた。パトカーがほぼ常駐しています。

メンフィス市には、エルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、ロイ・オービソン、チャーリー・リッチなどのミュージシャンがレコーディングを始めたサン・レコードもあり、1950年代にはロックンロールが形になり始めた。

LONG SLEEVE STUDIO B PHOTO T-SHIRT

1927年のブリストル市で行われたビクター・レコーディングセッションがカントリーミュージックの始まりとされており、1930年代のラジオ番組「グランド・オール・オプリ」が、ナッシュビルをカントリーミュージック・レコーディング産業の中心にした。

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煉瓦とモルタルで作られた3つの博物館が様々な形態の音楽ジャンルを育てたテネシー州の役割を留めている。

すなわち、メンフィスロックン・ソウル博物館、ナッシュビル市にあるカントリー・ミュージック殿堂博物館およびジャクソン市の国際ロカビリー博物館である。さらにロカビリーの発展を記念するオンラインサイトとして、「ロカビリーの殿堂」がナッシュビル市を本拠地にしている。

今や全米を代表する歌姫であるテイラー・スウィフトは、デビュー前からナッシュビルを活動の拠点とし、カントリーシンガーとしてデビューする事を夢見ていました。
2006年10月24日リリースのデビューアルバム『テイラースウィフト（Taylor Swift）』はポップ調のカントリーミュージッとしてヒットし、最高位5位を記録。
2008年発売のセカンドアルバム『フィアレス Fearless』が、リリース初週で59万枚を超える売上枚数を記録し、初登場1位、通算11週1位を獲得。
このアルバムで、2010年にグラミー賞の主要4部門の1つである「最優秀アルバム賞」を史上最年少で受賞。
名実ともに偉大なるミュージシャンの一人となります。
サードアルバム『スピーク・ナウ Speak Now』(2010年)は初週に104万枚以上の売上枚数で、セカンドアルバム同様に初登場1位。
この3枚のアルバムの驚異的なヒットによりセレブとなったテイラー・スウィフトは、2012年に「カントリー・ミュージック殿堂博物館」に400万ドルを寄付し、自らのルーツがカントリーミュージックである事を証明しました。
4枚目のアルバム『レッド Red』(2012年)、5枚目のアルバム『1989』(2014年)も全米1位に輝いています。

（資料協力：ミシシッピ･リバー･カントリーUSA,Link-USA

こうした豊かな音楽文化を背景に、州では全米最多となる12曲もの公式な州歌を制定している^[54]。代表的な楽曲は1911年に発表され1925年に最初の州歌として制定された“My Homeland, Tennessee”だが、一般的に有名なのは州公式ワルツの＜Tennessee Waltz＞である。