メンバーのひとり、チャズ・チャンドラーがジミ・ヘンドリックスを見い出した。
ジ・アニマルズは伝説のR&Bバンドだった。
ブリテッシュバンドの吹き荒れた60年代、ビートルズ、デイヴ・クラーク・ファイヴなどルックスもきれいなバンドの対極にローリング・ストーンズと肩をならべる格好で異臭をプンプン臭わせていた。
油が皿からこぼれているステーキのような連中の奏でるオルガンに乗ってエリック・バートンの黒いヴォーカルは殺気だっていた。ブルー・アイド・ソウルの原点だ。
選曲はデリケートだっだし、先取性もあった。
何といっても「朝日のあたる家」と「悲しき願い」は大ヒット曲だ。
それにしても昨今のR&Bブーム。いまではすっかり女の子の音楽になってないか?
別にいいけど、ただRもBもないような女性ミュージシャンがR&Bだといって歌うのはヘンでないか?
と、いうか音楽への冒涜のような気がする。
日本人としいぇ恥ずかしくなるような気がするんだけど・・・
<朝日のあたる家>は、どこかの海の家ではなく、売春宿のことだ。
■ベスト・オブ・アニマルズ
1.朝日のあたる家
2.悲しき願い
3.朝日のない街
4.ロードランナー
5.ベイビー・レット・ミー・テイク・ユー・ホーム
6.クラブ・ア・ゴー・ゴー
7.ブーン・ブーン
8.ゴナ・センド・ユー・バック・トゥ・ウォーカー
9.ディンプルズ
10.アイム・クライング
11.トーキン・アバウト・ユー(FULLヴァージョン)
12.アイム・マッド・アゲイン
13.アイ・ビリーヴ・トゥ・マイ・ソウル
14.アイ・エイント・ゴット・ユー
15.悲しき叫び
16.イッツ・マイ・ライフ
17.ブライト・ライツ・ビッグ・シティ
18.アイム・ゴナ・チェンジ・ザ・ワールド
19.炎の恋
20.孤独の叫び