イージーライダー
エルヴィス・プレスリー、ザ・ビートルズ、ボブ・ディラン、
そしてデニス・ホッパーの低予算ムービー『イージー・ライダー』
・・・・ 存在そのものがロックンロールだった。
そして、ここにはガソリンの匂いとジャック・ケルアックの「路上」の足音がする。
もっとも足音はバイクの爆音とSTEPPENWOLFの叫びにかきけされていたが。
ヒップなさすらい人、キャプテン・アメリカとバディのビリーは南部の野郎の射殺される。
ショッキングなクライマックスは『俺たちに明日はない』『明日に向かって撃て』の主人公たちと同じ運命にある。
アーリー60の明るいアメリカ青春映画やポップスと一線を画したリアリズムはベトナム戦争、学園紛争、人種問題を背景に増殖されていった。
その大きな推進役を担ったのが、ここでは<ワイルドで行こう!>のSTEPPENWOLF、THE BYRDS、THE JIMI HENDRIX
EXPERIENCEのサウンドだった。
音楽も映画も、もう二度と脳天気なアメリカには戻らなかった。
■イージー・ライダー
1.ザ・プッシャー(ステッペンウルフ)
2.ワイルドで行こう(ステッペンウルフ)
3.ザ・ウェイト(スミス)
4.ワズント・ボーン・トゥ・フォロー(ザ・バーズ)
5.イフ・ユー・ウォント・トゥ・ビー・ア・バード(ザ・ホリー・モダル・ラウンダーズ)
6.ドント・ボガート・ミー(フラタニティー・オブ・マン)
7.イフ・シックス・ワズ・ナイン(ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)
8.キリエ・エレイソン(エレクトリック・プルーンズ)
9.イッツ・オールライト・マ(ロジャー・マッギン)
10.イージー・ライダーのバラード(ロジャー・マッギン)
1.THE PUSHER/STEPPENWOLF
2. BORN TO BE WILD/STEPPENWOLF
3. THE WHEIGHT/SMITH
4. WASN'T BORN TO FOLLOW/THE BYRDS
5. IF YOU WANT TO BE A BIRD/THE HOLY MODAL ROUNDERS
6. DON'T BOGART ME/FRATERNITY OF MAN
7. IF SIX WAS NINE/THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE
8. KYRIE ELEISON/MARDO GRAS[WHEN THE SAINTS]/THE ELECTRIC PRUNES
9. IT'S ALRIGHT MA[I'M ONLY BLEEDING]/ROGER McGUINN
10. BALLAD OF EASY RIDER/ROGER McGUINN
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