ビーチ・ボーイズが残した歴史に残る名盤。
で、実際に人気はどうかというとよくわからない。
聴いてもなぜこれが名盤なのか、分からないという人も決して少なくないはず。
そのひとつの理由は。どんな気分のときに聴けばいいのか、もうひとつはっきりしない。
が、しかし!
<Sloop JohnB><Caroline No><God Only Knows>等傑作が織りなすこのアルバムは多くのミュージシャンが深い感銘を受け、模範としているものであり、それゆえにロックンロールの世界の金字塔として輝いている。
特に<God Only Knows>の評価は高い。濃密な構成は評価が高く、一体どのようにして録音されたのか、ミュージシャンからも注目され続けている。
つまりこのアルバムは、純粋に音を楽しんだ時に、最高が楽しめるのだ!
ボックスセット盤では録音風景をとらえたものが収録されている。
ブライアン・ウィルソンは「時代を超越するものを創りたかった。 それは実現できた。永遠に愛を伝えることができたらいい」と語っているが、それはその通りになった。
心を洗ってくれる、
ブライアン・ウィルソンの脳起った美しくもはかなく荘厳なポップ・シンフォニーは財布のなかまで洗ってくれる。
まさしく貧乏な僕たちにとってありがたかったシングル盤中心のポップスに終止符を打ったアルバム。
これによってコンセプト・アルバムという概念が打ち立てられた。
つまりそれだけ豊かになったということか?
■ぺット・サウンズ/ビーチ・ボーイズ
1.Wouldn't it be nice
2.You still believe in me
3.That's not me
4.Don't talk
5.I'm waiting for the day
6.Let's go away for a while
7.Sloop John B
8.God only knows
9.I know there's an answer
10.Here today
11.I just wasn't made for these times
12.Pet sounds
13.Caroline no