ビー・マイ・ベイビー
BE MY BABY/THE RONETTES
完璧なサウンド、ガールズ・サウンドの最高峰!
キャンディーズ、ピンク・レディ、日本にもガール・グループがいた。
『ロネッツ』の<ビー・マイ・ベイビー>はフィル・スペクター太鼓判の最高傑作となった。
いまもって最強,最高のガール・グループ・サウンドだ。1963年のこの作品は当時いくつかの人気のあったガール・グループのひとつ、『ロネッツ』によって送りだされた。
そのリーダー的存在であるヴェロニカのヴィヴラートは必ずしも人気があったとは言えない。
プロデューサーのドン・カーシューナーはフィル・スペクターに預けた。
ヴェロニカの才能を信じていたからだ。
彼女の声にあう楽曲、サウンドに出会えば素晴らしいものが出来る期待があったのだろう。
L.Aでフィル・スペクターと彼のなじみのクルーが付合った。
シェールもいた。(当時はソニー&シェール)
強力なサポートと根気のある熱意に支えられ42のテイクを録った。
そして1つが選ばれた
。シンプルで鋭いリズムで始まる曲は心地よく、その後に続く声は個性的で魅力的だ。
フィル・スペクターはこの曲を「ワーグナーのオペラのような構成になっている」と言い放った。
本当にいい曲は、いいパフォーマンスは、カレンダー山積みにして燃やしても、灰をはらって、また立ち上がる。
嫁さんにしyたら手ごわすぎるぞ、<ビー・マイ・ベイビー>と言われたらどうする?