チャック・ベリーの名作をビートルズがカヴァー
「ビートルズ・フォー・セール」に収録された。ロックンロールへのオマジュ。
ビートルズは日本、アジア各地のライブ・ツアーを契機に変身したと思っている。
ライブ・ツアーを終えて最高傑作「リボルバー』を発表した。
意図したのか偶然なのか、分からないが、ロックンロール・バンドからザ・ビートルズへ変身していく過渡期に遺した アルバムとなった。
このアルバムには収録されていないが<マッチボックス><スローダウン><のっぽのサリー>などロックバンドの実力を発揮。
彼らの原点を聴くことができる。
なかでもポール・マッカートニーは4人のなかでも生粋のロックンローラー。
エルヴィス・プレスリーのデビュー・シングル。
<ザッツ・オールライト>をメンフィスのサン・スタジオで、エルヴィスのバックを勤めていた名手スコティ・ムーアのバックで録音する熱の入れよう。
アルバム「Run
Devil Run」では、ポールが大好きなエルヴィス・プレスリーの<恋にしびれて>のカヴァーは当然だが、<アイ・ガット・スタング><パーティ>など華やかなエルヴィスのキャリアのなかでも地味なナンバーをピックアップしてカヴァー。
ポールのロックへの深い愛情が感じられる。
「Run
Devil Run」もそうだが、このチャック・ベリーの
<ロック・アンド・ロール・ミュージック>は、何度聴いてもうれしくなる。
それは彼らがよろこんで歌っているからに他ならない。
単純だけど、それはとっても素晴らしいことだ。そしてもっとも重要なことだ。
その状態を映像化したDVDがこれです。↓
ライヴ・アット・キャバーン
(泣ける!ライブ!)
1.Party
2.Honey Hush
3.Blue Jean Bop
4.Brown-Eyed Handsome Man
5.Fabulous
6.What It Is
7.Lonesome Town
8.Twenty-Fight Rock
9.No Other Baby
10.Try Not To Cry
11.Shake a Hand
12.All Shook Up
13.I Saw Her Standing There
14.Party
15.Run Devil Run