想い出のバラード/Make The World Go Away:1970

リコンシダ・ベイビー/エルヴィス・イズ・バック エルヴィスがいた。

エルヴィスは自由の国で無邪気な子どものように、天衣無縫に振る舞い、1958年3月 エルヴィスは十字架に磔にされ、軍服を纏い、ドイツに送られた。
この国はWASPが支配する国であり、自由の国ではなかった。

そしてキリスト同様にキング・エルヴィス・プレスリーは1960年3月『Elvis Is Back』を手に復活する。

「愛と光りをあなたにあげる」と天を仰ぎ、堂々と自信に満ちてハリウッドに降臨した。レコードで映画でエルヴィスは<イッツ・ナウ・オア・ネバー><今夜はひとりかい><G.I.ブルース><ブルー・ハワイ>と空前のメガヒットを連発した。エルヴィス・プレスリーの復活祭は実ったのか。

エルヴィス・イースター|エルヴィスの復活祭

エルヴィス・プレスリーの復活祭

エルヴィス・プレスリーとは何者だった

19世紀後半以降、アメリカへ流入するさまざまな民族や宗教から自らを差別化していった「最古のアメリカ人」たちは、文化多元主義が主流となりゆくなか、WASP(ワスプ)はユダヤ系やカトリック、有色人種らに権益を分かつ一方で、WASP右派からの圧力にも対処しなければならなかった。

WASP(ワスプ)とは、ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタントの略称で、白人のアメリカ人プロテスタント、かつイギリス系の上流階級を指す。WASPエリート集団は、北西ヨーロッパに家系のルーツを持ち米国建国の担い手となった集団を意味するが、アメリカ合衆国の歴史の大部分において米国の社会・文化および政治を支配し、婚姻・相続及び縁故主義を通じて諸分野を寡占した。富裕層としてのWASPの社会的影響力は1940年代以降緩やかに減少したが、依然として一部の金融および慈善分野と政治を支配している。

今日では意味が拡大し、多くの人々にとって WASP とはいかなるマイノリティ集団にも属さないほとんどの「白人」を指す語となっている。21世紀では、アメリカ社会における保守勢力であるキリスト教右派において、従来の福音派のみならずカトリック右派の地歩が拡大し、ヨーロッパ系キリスト教徒の中での保守的な価値観の文化層の一体化が進んでおり、アメリカ保守すなわちWASPという構図は過去のものとなりつつある。

このような国にあって、事実上ジョンソン大統領の時代まで「ジム・クロウ法(黒人取締法)」が施行されていた黒人差別が著しい時代。白人社会の底辺からゴスペルをルーツにしてアメリカンドリームを体現したエルヴィス・プレスリーには様々な圧力がかかっていた。

ご存知のようにカントリー音楽と黒人R&Bの掛け合わせで誕生したのがロックンロールだ。もともとヨーロッパの移民がもたらしたカントリー音楽は白人の比較的裕福な層が好んで聴いている音楽のようなイメージがあるがそんなことはない。R&Bがそうであるように、白人の労働者階級のプアホワイトと密接な関係がある。

タキシードは誰が着せたのか

エルヴィスとは何者だったのか

1956年7月1日、タキシード姿で犬に向かって<ハウンドドッグ>を歌った。それはそれで視聴者には受けたようだが、エルヴィスは「人生で最もバカバカしいテレビ出演だった」と語っている。この屈辱的なパフォーマンスにスコティ・ムーアは理解を示しながらも、「お前はミュージシャンなんだ。二度とやるな」とアドバイスしたが、エルヴィスがあるがままにパフォーマンスすると世論は分裂した。若い世代はあるがままのエルヴィスを支援し大人たち特に保守層は眉をひそめた。レコードは焼かれ、音楽は放送禁止、かけたDJはラジオ局に首を切られた。

危機はエルヴィス本人にも迫った。当局に睨まれ、指一本でも身体を動かしたら逮捕すると宣告されて、警官隊が取り囲むなかでパフォーマンスやってのけた。エルヴィスは逮捕され監獄か軍隊かの選択を迫られる。違法であるがマネジャーのトム・パーカー自身がオランダからの密入国者であることを当局は掴んでおり、相殺を条件に黙認を強要された。トム・パーカーは帰ってきたら映画の仕事を用意しておくとエルヴィスに約束する。

ロックンロールが嵐であれば、嵐を抑える凄まじい

猛風はエルヴィスに留まらなかった。

ロックンロール全滅作戦

エルヴィス・プレスリーとは何者だったのか

  • 1958年3月 – エルヴィス・プレスリー陸軍に召集(1960年3月満期除隊)
  • 1958年5月 – イギリスツアーを予定していたジェリー・リー・ルイスの妻が13歳だった事が現地で問題化してツアーはキャンセル、当時の米国では合法であったものの、問題を掘り起こすうちに前妻との離婚が未成立だった事が発覚し重婚罪として本国でも問題化、追放(後に復帰)。
  • 1958年末 – それまで合法的な慣例とされていた「宣伝料を支払ってオン・エアしてもらう」ペイオラが、突如不道徳・反倫理的として糾弾され翌年には非合法化、遡及的にアラン・フリードら人気DJが追放される。
  • 1959年2月 – バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパーが飛行機事故で死亡(「音楽が死んだ日」と呼ばれる)。
  • 1959年12月 – 14歳の少女を不法に州境を越えて連れ回したとしてチャック・ベリーが逮捕される(1962年から2年間服役)。
  • 1960年4月 – イギリスツアー中だったエディ・コクランが移動中の自動車事故で死亡、同乗のジーン・ヴィンセントも重傷を負い重度の後遺症が残る。
  • ペイオラ・スキャンダルで大物DJが大量にマイクの前から消える中、駆出しのDJとして関与していたディック・クラークらは当局やレコード会社との取引によって追放を免れ、これを機に大人からも容認される比較的健全な曲を掛ける方向に転向した。

本国ではほぼロックンロールが消滅する。
映画『アメリカン・グラフティ』にはロックンロールはほぼ登場していない。

日本人はロックンロールを知らない

アメリカン・グラフティ

日本ではロックンロールと勘違いされることが多いポール・アンカ、ニール・セダカ、デル・シャノンや、ジーン・ピットニー、ボビー・ヴィー、コニー・フランシスらも含め、毒気の少ない歌手による毒気が抜かれた白人・黒人のガール・グループ等がロックンロールのように紹介され、未だにそれをロックンロールと思い込んでいる人が大多数いる。

やがて1960年代前半にイギリスで勃興したロックンロールのムーブメントが起こる。
日本ではリバプールサウンドと呼んだが、現地ではマージー・ビート(Merseybeat)、ビート・ミュージック(Beat music)、ブリティッシュビート(British beat)などと呼称された。ロックンロールはイギリスに活動の場を求めたが、本質的に土壌が違った。カントリーもウェスタンも欠落したままだ。日本に於けるロックンロール文化はないに等しい。

WASPであれ、なんであれ、アメリカからロックンロールを追い出したら成功である。
ビートルズが外貨獲得で、女王陛下から勲章をもらおうが知ったことではないのだ。

ゴッ卜・ア・ロット・オブ・リビング/Gotta Lotta Living To Do

エルヴィスは生き方

エルヴイス・ナンバーを16曲作っているアーロン・シュローダーと、34曲も作っているべン・ワイズマンが、映画『さまよう青春/LovingYou』のために共作した。<ゴッ卜・ア・ロット・オブ・リビング>は、この映画の中で三回歌われるアップ・テンポのストレートなロックンロール・ナンバーの快作。とてもとても素晴らしくて、いつ聴いてもハッピーになれる!

エンディング・ナンバーとして登場する際、エルヴィスの両親のパーノン&グラディスが客席に座っているシーンが見られるのもご愛嬌。

アーロン・シュローダーとべン・ワイズマンの二人はバラード<ファースト・イン・ライン/First In Lline>でエルヴィスを悩ませたことでも知られる数少ない「教師」でもある。

『カントリー&ウエスタン』というが、正確にはウエスタンとカントリーは別のカテゴリーであり、それは単に音楽的な違いではなく、生活様式と切り離せない。現代のアメリカではカントリー・ミュージックといってもテイラー・スウィフトに代表されるような例もある。アメリカ・ペンシルベニア州出身で、ここは都市型情報生活が実践されている。一方で、農地、国有林、山岳地帯などの豊かなで多様な地域で構成されており、アーミッシュも居住していることで知られています。

エルヴィスは、父と母、死んだ双子の兄の眠る墓があるアメリカの大地の匂いと綿花畑から吹く風を嗅いで生きて来た少年だった。成人し世界のエルヴィス・プレスリーになってもアメリカの土こそ拠り所であり、エルヴィスの音楽はアメリカの土の中の種子にあった。

エルヴィスは自分のやりたいことを自分の最高でやれたらいいのだ。ほとんどの人が同じ意見だろう。しかし無邪気を骨までしゃぶる人種がいることも確かだ。

時の過ぎるのは早いもの

LOVING YOU(さまよう青春)エルヴィス・プレスリー

映画『さまよう青春』で木の下で<Gotta Lotta Living To Do>を歌うシーンがある。メンフィス・ダウンタウンのスーパーマーケットのパーキングに駐めたトラックの荷台をステージにしたパフォーマンスも普通に起こるのがアメリカである。アメリカの生活の中にどれほどキリスト教的生き方が根強く浸透しているかを思い知らされる。

観客は、何度となく聴き込んだエルヴィスの古い歌と新曲に喝采し、トークに笑い、宗教歌、聖書を題材にしたスピリチュアルな歌に涙して、やがてエンディング・ナンバーに興奮と別れを惜しみ、観客は満ち足りて帰途につく。

土の匂いと労働、束の間の解放、人生を凝縮したカントリー的で、神がかりなショーを提げて、エルヴィスは全米を駆け巡った。ショーの途中で「みんなの顔が見たいんだ。灯りをつけてくれ」と頼み、僕が知っている一番悲しい歌だと言って、<時の過ぎるのは早いもの>を真摯に歌う。「いろいろあるけれど、みんな頑張ってね」・・・プア・ホワイトと呼ばれるブルーカラーや農業従事者の多くがこのカントリー音楽を支持してきた。だから必然、保守的なブルーカラーや農業に従事する人を励ましねぎらう。それはエルヴィスに与えられた役割であり使命だった。
ハーヴェイ・カイテルがエルヴィス役を演じた『グレイスランド』にはエルヴィスの本質が描かれていた。

グレイスランド

ありったけのハートで寄り添うエルヴィス・カントリー

トム・パーカー大佐など心の狭い人間が何をしょうと、なんと言おうとも関係なかった。エルヴィスは自分の宇宙を世界に広げることが使命だと信じていて、ジャンプスーツでアメリカを駆け巡った。

アシュビル、アトランタ、アナーバー、アナハイム、アビリーン、アマリロ、アルバカーキ、アレキサンドリア、インディアナポリス、ウィチタ、ウェスト・パーム・ビーチ、エイムズ、エバンズビル、エル・パソ、オーガスタ、オークランド、オースティン、オーバーン、オーランド、オクラホマ・シティ、オデッサ、オマハ、カーボンデール、カラマズー、カレッジ・パーク、カンザス・シティ、クリーブランド、グリーン・ベイ、グリーンズボロ、コロンバス、コロンビア、サウス・ベンド、サギノー、サバンナ、サン・アントニオ、サン・ディエゴ、サン・バーナディーノ、サン・フランシスコ、シアトル、シカゴ、シャーロット、ジャクソン、ジャクソンビル、シャンペーン、シュリーブポート、ジョンソン・シティ、シラキュース、シンシナティ、スーフォールズ、スプリングフィールド、スポケーン、セント・ピーターズバーグ、セント・ポール、セント・ルイス、ソルト・レイク・シティ、タスカルーサ、ダラス、ダルース、タルサ、タンパ、チャールストン、ツーソン、デイトン、デトロイト、デモイン、テレ・ホート、デンバー、・・・ツアーは続く。

テンピ、トリード、ナイアガラ・フォールズ、ナッシュビル、ニュー・ヘブン、ニュー・ヨーク、ノーフォーク、ノーマン、ノックスビル、ハートフォード、バーミンガム、パイン・ブラッフ、バッファロー、バトン・ルージュ、ハリウッド、ハンツビル、ハンプトン・ローズ、ピッツバーグ、ヒューストン、ビンガムトン、ファイエットビル、フィラデルフィア、フェニックス、フォート・ウエイン、フォート・ワース、ブルーミントン、フレズノ、プロビデンス、ポートランド、ボストン、ホノルル、ボルチモア、ポンティアック、マーフリーズボロ、マイアミ、マコン、マディソン、ミネアポリス、ミルウォーキー、メンフィス、モービル、モントゴメリー、モンロー、ユージーン、ユニオンデール、ラーゴ、ラスベガス、ラピッド・シティ、ラボック、リッチフィールド、リッチモンド、リトル・ロック、リノ、リンカーン、ルイビル、レイク・タオ、レイク・チャールズ、レイクランド、ロアノーク、ロサンゼルス、ロチェスター、ロング・ビーチ・・・・(アイウエオ順

ラスヴェガスのディナーショーに貯金を取りくずし、着飾って来てくれた女性たちにはキスして励まし、ねぎらった。ニューヨーカーにはドサ回りの芸人のように映っただろう。それがどうした!

想い出のバラード/Make The World Go Away

エルヴィス・カントリー

エルヴィス・カントリー

<想い出のバラード/MAKE THE WORlD GO AWAY>は、<リリース・ミー/Release Me>を大ヒットさせたレイ・プライスが続けて大ヒットさせたナンバーをアルバム『エルヴィス・カントリー』のファイナル・チューンにふさわしく、しっとりとしたパラードで締めくくります。
エルヴィスのカントリーへの深い思いが感じられる名曲に仕上がっています。内容はぐっとブルーなもので、大ヒット映画『エルヴィス・オン・ステージ』の映像からカットされた映像集『ロストパフォーマンス』に収録された映像が胸を叩きます。
アルバムに収録されたコーラス/ジ・インベリアル・クワルテットはオーバー・ダブ。

A-Side
1
SNOWBIRD/スノーバード
2 TOMORROW NEVER COMES/明日は来ない
3 LlTTlE CABIN ON THE Hllし/一人lfっちの山小屋
4 WHOlE lOT.TA SHAKIN’ GOIN’ ON/ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン
5 FUNNY HOWT IME SLlPS AWAY/ 1時のたつのは早いもの
6 IR EAllY DON’T WANTT OK NOW/知りたくないの

B-Side
1 THERE GOES MY EVERTHING/淋しき足音(No. 1 )
2 IT’S YOUR BABY, YOU ROCK IT/イッツ・ユア・ベイピ-
3 THE FOOL/ザ・フール
4 FADED lOVE/色あせし恋
5 IW ASHED MYH ANDS IN MUDDYW ATER/泥まみれb手
6 MAKE THE WORlD GO AWAY/想い出のバラード

ナッシュヴイル・レコーディングの12曲による、まさにタイトル通りのカントリー・アルバム。
エルヴィスのカントリーへの思いがぎっしり詰まっているのがわかるジャケットのフロントには、両親と一緒のエルヴィス2 歳当時のフォトが掲載されています。そしてメインのデザインにも2歳のエルヴィス坊やが・・・

アルバムチャートで12位までランク・アップミリオン・セラーを記録。77年12月1 日にRIAA/ゴールド・レコードに認定された。12曲の間にはブリッジとして<おいらは何でも見ちゃったよ>が使用されているのにも、エルヴィスの思いが。<おいらは何でも見ちゃったよ>のフル・パージョンは7 2íf リリースの『エルヴイス・ナウ』に収録されています。

グレイスランド

エルヴィス・プレスリーとは何者だったのか

自分がメンフィスの『エルヴィス・ウィーク』に参列した際、報道関係者以外で、ひと目でニューヨーカーと映った女性はたった一人だった。イマジン碑がセントラルパークにあることを思えば、エルヴィス像が世界のあちらこちらに点在するエルヴィスの立ち位置が判るだろう。彼らがエルヴィスを愛し、カントリー・ミュージックを愛し、そこにアイデンティティを感じるのは、カントリー・ミュージックがあまり変化しないからだ。

自分たちが死守してきた職場、生活環境、習慣、嗜好、人とのつき合い方、思考方法を、どんな形にせよ変化させようとする事態には背を向けるし、時には、その事態を消滅させる努力をする。エルヴィスの五感はバッシングされた当時を記憶していて、変化の底にある不安を知り抜いていてマインドで束ねてゴスペルあるいはカントリーに預けることで、聴衆は安心する。エルヴィスはハートのありったけで寄り添うパフォーマーなのだ。

エルヴィス/約束の地

エルヴィス・プレスリーの16作目の映画『青春カーニバル』では、古き良きドサ回りのカーニバル一座を舞台に描いている。エルヴィスはアイビーリーガー相手に空手とホンダのバイクで戦う。錆び付いたベルト地帯と押し寄せる日本ブーム、アンビバレンスに苦悩するアメリカを昔気質なカーニバルとエルヴィスの身体に閉じ込めた設定が面白い。

エンディングテーマに後年の<アメリカの祈り>につながる南北戦争での北軍の行軍曲『リパブリック賛歌』を替え歌にした<地平線に新しい日が/THERE’S A BRAND NEW DAY ON THE HORIZON>が歌われた。それはエルヴィス坊やがブランコで夢見た地平線だ。しかし、誰もがそうであるようにエルヴィス坊やも夢見ることで傷ついたのだ。ティペロからメンフィスまで走ってみればわかります。どこまでも続くはてしなき地平線。エルヴィスは明日はどうなるのか、生涯のアイデンティティーとなった不安で胸を痛めながら走ったのです。

エルヴィスの復活祭/青春カーニバル・・・LIVE’69

青春カーニバル
エルヴィスらしさがあふれたいかにもアメリカらしいワイルドさ、悪くいえばファストフード的なSFやホラー映画に散見されるチープな映画『青春カーニバル/Roustabout』のサントラはアルバムチャートNO.1を記録、ミリオンセラーにしているが、エルヴィス・プレスリーのベーシックな一面を凝縮している。

NBC:TVスペシャル

青春カーニバル/Roustabout』と『エルヴィス’68スペシャル』を点と点にして線で繋ぐとをリアルな復活祭としてキング・エルヴィスらしくやってのけたのが、『エルヴィスLIVE’69』ではないかと思うのです。そして『エルヴィスLIVE’69』は『エルヴィス・オン・ステージ』として降臨したのです。それは未だに議論の的になる<ラブ・ミー・テンダー>を含んだエルヴィスの復活祭。

Live In Las Vegas (Bookset)

1969年のエルヴィス・プレスリー。伝説のラスヴェガスコンサート11公演を完全収録した50周年記念ボックスセットで登場!

エルヴィス・プレスリーにとって革新的であったラスヴェガス・インターナショナルホテル公演の50周年を記念して、CD11枚組の豪華ボックスセット『ライヴ1969』が8月9日に発売された。

8年ぶりにステージへ復帰を果たしたエルヴィス。インターナショナルホテルでの滞在公演は、1968年にNBCテレビで放映され大成功を収めた『ELVIS』(通称『’68カムバック・スペシャル』)に続くもので、この1969年のラスヴェガス滞在公演は57回のショウがソールドアウトとなり、全米シングルチャート1位を獲得し代表曲となった「Suspicious Minds」が初めてライヴで歌われた(同曲は8月26日に発売50周年を迎える)。公演はファンからも評論家たちからも受け入れられ、輝かしい成功を収めた。

エルヴィスの転換点となったこれらの公演では“キング・オブ・ロックンロール”エルヴィスのもとに、ジ・インペリアルズとザ・スウィート・インスピレーションズの2つのヴォーカルグループ、フル編成のオーケストラ、そしてのちにTCBバンドとして知られるようになったバンドがバックを務めている。

ライヴ1969』は活力に満ち溢れていたエルヴィスの決定版コレクションと言える内容で、1969年8月にラスヴェガスのインターナショナルホテルで行なった11回の公演が史上初めて完全収録される。

これらの公演のうち4回(8/21ミッドナイトショー、8/22ミッドナイトショー、8/24ミッドナイトショー、8/25ディナーショー)は今回が初めての完全版リリースとなり、うち2回(8/22ミッドナイトショー、8/25ディナーショー)は50年の間ほぼ未発表音源として今に至っていたもの。

Elvis Presley – 1969 (Project Trailer)

パッケージにはレアな写真、当時のグッズに加え、ケン・シャープが、エルヴィス、トム・パーカー大佐、ジェリー・シリング、ジェームス・バートン、シシー・ヒューストン、テリー・ブラックウッド、ジョージ・クライン、ファッツ・ドミノらとの歴史的なインタビューからキュレーションを行なった”口述歴史”を収録した52ページのブックレットが封入される。

収録曲

CD1
1969年8月21日:ミッドナイト・ショウ

01. Blue Suede Shoes
02. I Got a Woman
03. All Shook Up
04. Love Me Tender
05. Medley: Jailhouse Rock / Don’t Be Cruel
06. Heartbreak Hotel
07. Hound Dog
08. Memories
09. Mystery Train / Tiger Man
10. Monologue
11. Baby, What You Want Me To Do
12. Runaway
13. Are You Lonesome Tonight?
14. Medley: Yesterday / Hey Jude
15. Band Introductions
16. In the Ghetto
17. Suspicious Minds
18. What’d I Say
19. Can’t Help Falling In Love

CD2
1969年8月22日:ディナー・ショウ

01. Blue Suede Shoes
02. I Got a Woman
03. All Shook Up
04. Love Me Tender
05. Medley: Jailhouse Rock / Don’t Be Cruel
06. Heartbreak Hotel
07. Hound Dog
08. Memories
09. Medley: Mystery Train / Tiger Man
10. Monologue (Lifestory)
11. Baby, What You Want Me to Do
12. Runaway
13. Are You Lonesome Tonight?
14. Medley: Yesterday / Hey Jude
15. Introductions
16. In the Ghetto
17. Suspicious Minds
18. What’d I Say
19. Can’t Help Falling In Love

CD3:1969年8月22日: ミッドナイト・ショウ
01. Blue Suede Shoes
02. I Got a Woman
03. All Shook Up
04. Love Me Tender
05. Medley: Jailhouse Rock / Don’t Be Cruel
06. Heartbreak Hotel
07. Hound Dog
08. Memories
09. My Babe
10. Medley: Mystery Train / Tiger Man
11. Monologue
12. Baby What You Want Me To Do
13. Funny How Time Slips Away
14. Runaway
15. Are You Lonesome Tonight?
16. Medley: Yesterday / Hey Jude
17. Introductions
18. In the Ghetto
19. Suspicious Minds
20. What’d I Say
21. Can’t Help Falling In Love

CD4
1969年8月23日:ディナー・ショウ

01. Blue Suede Shoes
02. I Got a Woman
03. All Shook Up
04. Love Me Tender
05. Medley: Jailhouse Rock / Don’t Be Cruel
06. Heartbreak Hotel
07. Hound Dog
08. Memories
09. Medley: Mystery Train / Tiger Man
10. Monologue
11. Baby, What You Want Me to Do
12. Runaway
13. Are You Lonesome Tonight?
14. Medley: Yesterday / Hey Jude
15. Introductions
16. In the Ghetto
17. Suspicious Minds
18. What’d I Say
19. Can’t Help Falling In Love

CD5
1969年8月23日: ミッドナイト・ショウ

01. Blue Suede Shoes
02. I Got a Woman
03. All Shook Up
04. Love Me Tender
05. Medley: Jailhouse Rock / Don’t Be Cruel
06. Heartbreak Hotel
07. Hound Dog
08. Memories
09. Medley: Mystery Train / Tiger Man
10. Monologue
11. Baby, What You Want Me to Do
12. Runaway
13. Reconsider Baby
14. Are You Lonesome Tonight?
15. Medley: Yesterday / Hey Jude
16. Introductions
17. In the Ghetto
18. Suspicious Minds
19. What’d I Say
20. Can’t Help Falling In Love

エルヴィスLIVE69

LIVE69

1969年ラスヴェガスコンサート
50周年記念ボックスセット
 
 

 

 

 

 

 

 

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